10月13日(日)東光スポーツ公園 | |||
D2 決勝 | |||
D2_133 | F | 明 星1ー0(0ー0)永山永山南 | |
得点者 | 岩渕(59分)(明) | ||
明 星 | GK中川 DF米盛魁,橘,上林山,武田(大坪) MF近藤隆,下河原,田中,上枝,岩渕 FW平野 | ||
永永南 | GK高橋 DF藤井,西山,野口 MF赤石,斉藤,大野,岩男,植村,金沢(佐藤宝) FW佐藤希(清水) | ||
10月13日(日)は東光スポーツ公園でD2決勝戦が行われました。順当に勝ち上がってきた永永南とD2リーグ1位の神楽を倒し勢いに乗る明星の一戦は,時折強い風が吹く状況の中、明星のキックオフで始まりました。試合序盤は、互いに裏のスペースをシンプルに使って、フォワードを走らせます。永永南は斉藤がキレのあるドリブルでボールをキープし、ゴールをめざします。序盤は永永南がボールを支配し、佐藤希が迫力のあるドリブルで右サイドを攻略していきます。しかし、明星はブロックを組み集中した守備を続け、危ないシーンを作らせません。明星は下河原が中盤でボールをキープし前線へ配給しますが、決定的なチャンスをつくることはできません。10分、永永南は藤井がドリブルでボールを運び、右サイドを駆け上がった斉藤へスルーパス。折り返しを岩男がプッシュし、ファーストシュートを放ちます。永永南は、中盤のルーズボールへの寄せが速く、高い位置でボールを奪って縦に速い攻撃を見せますが、明星は橘、上林山の両CBがDFラインをコントロールし、オフサイドに陥れます。20分、永永南は岩男が裏へ抜け出し大きなチャンスを得ますが、明星GK中川が勇気を持って飛び出してブロックし失点を防ぎます。前半は永永南が押し込み、明星が守備からカウンターを狙う展開となりましたが、互いに決定機は作れず、スコアレスで折り返します。後半は、風上に立った明星が押し込む展開からスタートします。38分、明星は上枝のループパスに平野が反応し、フィジカルを活かして突破してシュートを打ちますが、GK高橋の正面をつきます。明星は両サイドを突破し、立て続けにCKを獲得しますが、永永南も集中した守備を見せ、シュートまで持ち込むことができません。互いに決定的なチャンスを生み出すことができず、膠着状態のまま時計が進みます。引き分けだと準優勝となる明星ですが、永永南の圧力が強く、なかなかゴール前に迫ることができません。逆に永永南は大野、岩男の足が止まらず、最後まで得点を狙いに行きます。引き分けで終わるかと思われた、59分にドラマが待っていました。再三掴んだCKのチャンス。左サイドから下河原が滞空時間の長いボールを蹴り込みます。永永南GK高橋が飛び出し触りますがクリアしきれず、ゴール前で混戦となります。するとボールは明星岩淵の前へ。頭で押し込んだボールがゴールに吸い込まれ、ついに試合が動きます。引き分けでも優勝となる永永南は最後まであきらめません。後半アディショナルタイムにはゴールまで20mの絶好の位置でFKを得ます。藤井が右足で放ったコントロールシュートが枠を捉えますが、明星GK中川がスーパーセーブ。ボールをかきだした直後に試合終了のホイッスル。明星が大逆転の下剋上を達成し、優勝を決めました。惜しくも準優勝となった永永南も、スコアレスでの引き分けを狙わずに、あくまで勝利での完全優勝を目指して、最後の瞬間まで走り切りました。両チームの健闘をたたえます。 | |||
9月29日(日)東光スポーツ公園 | |||
準決勝 | |||
D2_131 | SF | 明 星2−0(1−0)神 楽 | |
得点者 | 上枝(30+1分),岩渕(60+0分)(明) | ||
明 星 | GK中川 DF米盛魁(武田),橘,上林山,大坪(米盛亜) MF近藤隆,下河原,田中(尼川),上枝(米盛由) FW平野,ヤイール(岩渕) | ||
神 楽 | GK田宮 DF松倉(菅原),小野,大野,寺澤 MF岸里,田,紺野,山本 FW冨樫,飛世 | ||
D2_132 | SF | 永永南0−0(0−0)附 属 | |
永永南 | GK高橋 DF藤井,西山,野口 MF赤石,斉藤(清水),大野,植村,金沢,佐藤宝 FW佐藤希 | ||
附 属 | GK木下大 DF渡部,大箸,下内,及川 MF加藤,松田,内山 FW朝日,猿田,宮本(森川) | ||
9月29日(日)は東光スポーツ公園でD2準決勝2試合が行われました。第1試合明星と神楽は,序盤明星が前線からプレスを仕掛け,押し込みます。下河原,大坪で中盤を作り,田中がトップ下の位置でアクセントをつけます。守備ラインでは橘を軸に高いラインで神楽の攻撃に制約をかけます。神楽は基本的に自陣で守備ゾーンを引きながら,縦への速いボールを狙い,飛世,紺野から冨樫にスルーパスを送り,冨樫の縦へのすり抜けを狙います。右サイドの小野からも再三,守備ラインの裏を狙ったボールを送ります。互いに一進一退の試合,神楽にもCKからのチャンスがあり,山本がヘッドで狙いますが,明星橘がゴールライン上でクリアするなど,堅い守備を見せます。無得点かと思われた追加タイム,明星は下河原の左CKがファーに流れるところを,裏から走り込んだ上枝が頭で流し込み,いい時間帯に先制点を奪います。1点のアドバンテージを握った明星は後半も開始早々から押し込みます。岩渕の右サイドのドリブルに上枝もからんで,大坪がミドルシュートを放つなど,リズムをつかみます。しかし,神楽もGK田宮の好セーブで追加点を与えません。神楽もCKから冨樫のヘッドで狙うなどチャンスはありますが,なかなかゴールを奪えません。明星も平野が岩渕,上枝と渡った短いパス交換からシュートを放ちますが,枠を外れます。50分神楽は紺野の斜めのパスから抜け出した山本がゴールに迫りますが,橘が間一髪カバーをしてCKに逃れます。追加タイム明星は近藤隆のラストパスから岩渕が抜け出してゴールに迫ります。岩渕はカットインで相手DFを外すと,左足でゴール左に蹴り込んでダメ押しの2点目を奪い,2対0で決勝へと駒を進めました。準決勝の第2試合はD2A2位永山・永山南とD2B1位の附属が対戦しました。序盤,永山・永山南が附属陣内で優勢にゲームを進めます。永山・永山南はFWの佐藤希がドリブルで切り込み,チャンスをつくりますが,附属のDF陣とGK木下が懸命に守ります。一方,附属は朝日が永山・永山南の隙をつきカウンターを狙いますが,なかなかシュートまでいけません。前半はお互い決定機を決めきれずスコアレスで終えます。後半,永山・永山南はMF佐藤宝が右サイドの齊藤を使うなど,攻撃に変化をつけはじめます。附属もCKを得るなどチャンスがありましたが,宮本のシュートはGKの正面となりました。その後も永山・永山南は附属のDFラインの裏にボールを送りますが,佐藤希の落としたボールをつなぎ,シュートまでもちこめません。さらに永山・永山南は植村がミドルシュートを放ちますが,GK木下が好セーブをみせ,得点を与えません。後半も両チームともに集中した守備により,両チームともに無得点に終わりました。これにより,リーグ戦上位の永山・永山南が決勝戦に駒を進めました。 |
9月28日(土)東光スポーツ公園A | |||
D2_129 | 1R | 附 属1−0(1−0)B.N.F.CRug | |
得点者 | 松田(16分)(附) | ||
Rug | GK佐々木 DF五十嵐(前川),大川,枝國,柴田 MF西川,森川,緒方,千葉(坂本) FW初瀬川(松岡),奥原 | ||
附 属 | GK木下大 DF渡部,大箸(宗形),下内,及川 MF加藤,松田(森川),内山 FW朝日,猿田,宮本(赤松) | ||
D2_130 | 1R | たかとんび1−1(1−0)明 星 | |
得点者 | 菊池(21分)(た)田中(60+1分)(明) | ||
たかとんび | GK澤中 DF砂川,川村,山崎,長谷悠(川上) MF菊池,大谷,中野,長谷央(棟方),早川 FW二口 | ||
明 星 | GK中川 DF米盛魁,橘,上林山,田中 MF近藤隆,下河原,大坪,上枝(武田) FW平野,岩渕 | ||
9月28日(土)は東光スポーツ公園でディビジョン2の決勝トーナメント1回戦が行われました。第1試合B.N.F.CRugと附属は,開始早々の奥原がGKをかわしてのシュートから始まりますが,附属守備陣がブロックして逃れます。附属もペナルティエリア内から宮本がシュートを放ち,両チーム一度ずつのチャンスを得て,試合はスタートします。B.N.F.CRugは,CB大川,MF森川から縦への速いサッカーを志向し,初瀬川,奥原目掛けて長いボールを多用します。右サイドからは緒方が深い位置までの進入を試みます。対する附属は渡部,下内のCBを中心にラインを高く設定し,中盤で加藤が配球,朝日のスピードを生かして攻撃を組み立てます。16分附属は下内の右サイドのFKに松田が頭で合わせて先制点を奪います。その後も枝園などから前線に長いボールを入れますが,附属も大箸が粘り強く対応,GK木下大も好守備を見せB.N.F.Cの攻撃を防ぎます。後半に入ってはB.N.F.Cのがギアを一段階あげ,附属を自陣に押し込めます。森川を軸にゴール前にボールを送りますが,附属は前半同様高いラインコントールでオフサイドを奪い,相手の攻撃を阻みます。逆にカウンターから松田にボールを収まり,B.N.F.CRugゴールを脅かします。しかし,渡部,下内を軸に守り切り,D2Bチームから初めて準決勝に進出しました。第2試合はたかとんびと明星が対戦しました。リーグ戦では1勝1敗の五分の対戦。立ち上がり明星は大坪,下河原で中盤を作りながら,左サイドから岩渕がドリブル突破を図ります。対するたかとんびは,大谷,菊地の中盤から右サイド中野のスピードを生かして攻略にかかります。両チーム一進一退で中盤の攻防が続いた21分,たかとんびは菊地の左CKが直接サイドネットをゆすり先制します。その後はたかとんび砂川,山崎,明星橘のCBがよくしのぎ,前半を折り返します。後半は開始直後に菊地のスルーパスから中野がゴールに迫りますが,GK中川がファインセーブで防ぎます。中盤では早川が相手の攻撃の芽を摘み,たかとんびがそのまま逃げ切るかと思われた追加タイム,明星は左サイド岩淵のセンタリングから混戦となり,最後は田中が値千金の同点ゴールをあげました。土壇場のゴールでドローに持ち込んだ明星がリーグ戦上位チームの規定により,準決勝に進出しました。 |