令和5年度あさひかわ新聞杯 第13回旭川・道北地区カブスリーグU-15





10月7日(土)東光スポーツ公園A
D2T5 F 名寄SC2−0(1−0)富良野合同
得点者 黒澤(14分),福富(38分)(名)
警 告 黒澤(名)
名寄SC GK今井 DF中山,久保,野崎,上ヶ島 MF泉,土谷,鈴木,福富,政木 FW黒澤
富良野 GK北村 DF下村,原口,相田,大野 MF多湖,松山,加門(石野),橋本,菊地 FW塩尻
 10月7日(土)は東光スポーツ公園でディビジョン2の決勝が行われた。序盤は名寄SCがボールを保持し優勢に試合を進める。左サイドを左近,黒澤にオーバーラップした中山が攻撃に加わり攻略を図ります。福富も再三スルーパスで富良野守備陣の背後を狙うスルーパスを狙う。富良野は大野の幅広いカバーリング能力でその攻撃をしのぐ。攻撃では右サイドバックの下村が自由なポジションチェンジからアクセントを加えるが,名寄の連動した守備になかなかバイタルエリアまで進入できない。しかし,次第に中央や,左サイド付近までポジションを変える下村が名寄守備陣のマークの混乱を誘発し,シュートチャンスを得るようになる。名寄SCも久保,上ケ島のCBコンビが落ち着いて対応し,決定機までは至らせない。13分名寄SCは泉のCKを福富がさわり,最後は黒澤がゴール左隅に蹴り込み先制点を奪う。その後富良野はCKから下村が,名寄SCは土谷がミドルシュートでゴールを脅かすが得点にはならず膠着状態となり,前半は名寄SCが1点リードで折り返した。
 後半に入り石野を投入した富良野は下村を高い位置に置き,開始10秒で下村がシュートを放つなど,後半前線から得点を狙って前がかりに出る。しかし名寄SCは38分中盤からの縦パスを土谷がフリック,角度のない位置から福富が左足で強烈なシュートを突き刺し,富良野の出鼻をくじいた。何とか早い時間に1点を返したい富良野は大野のロングフィードから下村が抜け出すが,久保が素早いカバーリングでCKに逃れるなど富良野の反撃を防ぐ。その後も野崎が体を張った守備を見せるなど富良野に得点を与えない。32分には橋本のパスから下村がドリブルで割って入り,一度はGKをかわすものの,反転した今井がサイドセービングで防ぐなど集中を切らせない。終始主導権を握った名寄SCが2対0で勝利し,8年ぶり2度目のディビジョン2優勝を飾った。

9月30日(土)東光スポーツ公園B
D2T1 1R B.N.F.C Rug(A4位)2−1(1−1)明星(A5位)
得点者 石原(2分),應矢(52分)(B)小池(17分)(明)
Rug GK大崎(佐々木) DF須藤,萩野,尾近,阿部(大橋) MF川瀬,應矢,舟根,町田 FW石原,相場(中野)
明 星 GK中川 DF近藤,岩渕,寺下,平野,橘 MF下河原健,小池,高桑,大坪(山神) FW水澤(山本)
D2T2 1R EINS 2nd(A3位)7−0(3−0)中 央(B1位)
得点者 安藤(1分,16分),工藤(8分,51分),西池(34分),森橋(37分),佐藤(43分)(E)
Eins2nd GK宮本 DF西池,鶴田,家入,甲斐(上ケ島) MF安藤(丹治),森,山田,佐藤 FW森橋,工藤
中 央 GK小森 DF中尾,安孫子,高櫃,万年 MF布子,山本,竹上,桑原 FW中山,三橋
 9月30日(土)は,D2の決勝トーナメント1回戦2試合が東光スポーツ公園で行われました。第1試合B.N.F.CRugと明星の対戦は,開始2分應矢の縦パスを受けた石原が蹴り込んで先制します。明星は自陣にブロックを敷いて,0対0での時間帯を長く続ける戦術を取りたかったのですが,この1点でプランは崩れます。それでも自陣に深く引いて守備から小池の左サイドのカウンターを狙います。川瀬を中心に中盤を作るB.N.F.CRugは相場にボールを集め攻撃を組み立てます。明星は17分下川原健の右からのセンタリングに小池がヘッドで合わせて同点に追いつきます。後半は風上に立ったB.N.F.CRugが前半以上に攻め込みます。CB尾近からも再三鋭いボールが前線に入り,チャンスをつかみます。しかし,平野を中心に粘り強く守備する明星は高桑,小池起点にカウンターから近藤,山本がゴールに迫りますが,B.N.F.CGK大崎も好守を見せます。B.N.F.CRugも川瀬の中盤から右サイドを町田,舟根が崩しにかかり石原がゴールに迫ります。52分B.N.F.CRugの川瀬の右CKに應矢が頭で合わせて貴重な勝ち越し点をあげます。準決勝に進むには2点が必要になった明星は必至の反撃を試みますが及ばず,B.N.F.CRugが準決勝に進みました。第2試合は中央とEINS2ndが対戦しました。キックオフ直後EINS2ndは,キックオフのボールを右サイドの工藤に展開。センタリングが逆サイドに流れるところを森が折り返し,最後は安藤が流し込んで1分もたたずに先制点を奪いました。さらに工藤がゴールに迫りますが,中央DF中尾がゴールカバーでしのぎますが,そのCKを西池が中央に送ると工藤が高い打点のヘッドで決めて追加点を奪います。16分には工藤の横パスを受けた安藤がゴール右上に20mのミドルシュートを叩き込み3点のアドバンテージを握ります。その後もEINS2ndは,佐藤,工藤,安藤を軸に中央陣内に深く攻撃します。中央も中尾を中心になんとか耐えますが,右サイドを安藤に何度も突破されます。また三橋に効果的なボールが供給されず,EINS2ndCB西池,家入に抑えられます。前半で3点のアドバンテージを握ったEINS2ndは,33分には西池がゴール前17mのFKを直接左下に決めて4対0とします。37分には佐藤の縦パスを受けた森橋が5点目を奪います。その後も佐藤と工藤が加点しました。中央も終了間際エース三橋がドリブル突破からシュートを放つがGK宮本に阻まれました。試合は,EINS2ndが7対0で大勝し,準決勝へと進みました。
10月1日(日)東光スポーツ公園A
D2T3 SF 富良野(A1位)2−2(2−2)B.N.F.Crug
得点者 大野(22分)、土屋(35分)(富)萩野(30分)、石原(34分)(B)
警 告
富良野 GK下村 DF原口,相田,大野,松山 MF多湖,橋本,菊地、土屋(相場) FW塩尻,石野
Rug GK大崎 DF高橋咲、須藤(相場),萩野,尾近 MF川瀬,應矢,町田、佐藤(高橋颯) FW舟根(大久保)、石原
D2T4 SF 名寄SC(A2位)4−1(3−0)EINS 2nd
得点者 黒澤(5分、26分),土谷(12分)、政木(5分)(名)安藤(56分)(E)
名寄SC GK今井 DF中山,久保,野崎(柳瀬),上ヶ島 MF泉(湯川和),土谷,鈴木,福富,政木 FW黒澤
EINS2nd GK宮本 DF安藤、丹治、西池,家入(上ケ島) MF森、森橋(甲斐)、山田,佐藤、工藤 FW鶴田
10月1日(日)東光スポーツ公園B
AR62 D1 緑が丘2nd2−0(1−0)東 明
得点者 高村(8分)、木下(46分)(緑)
緑2nd GK松村 DF巻口、西谷、木下、菅野 MF長田、村本、高橋蒼 FW久保柊,畠澤,高村(西澤)
東 明 GK奥山悠 DF稲垣,吉本光,土田(砂田),末永 MF鈴木亮(奥山卓),辰見(一瀬),齋藤(高橋),鈴木武(西川) FW橋本(田中),吉本有(畑)
 10月1日(日)はD2の準決勝2試合とD1の最終戦が東光スポーツ公園で行われました。第1試合がリーグ戦1位の富良野がB.N.F.Cと対戦しました。立ち上がり追い風のB.N.F.Cが積極的に裏を狙う展開となります。19分B.N.F.Cの舟根が裏抜けからシュートを放ったのを皮切りに連続でシュートを放ちますが、富良野GK下村がストップする。徐々にボールを持つ時間が増え始めた富良野は最初のCKで塩尻のボールを大野が押し込んで先制します。B.N.F.Cも30分川瀬のCKを佐藤が落としたところを萩野がハーフボレーで決めて同点にします。B.N.F.Cは34分ペナルティエリア外から石原がゴール右上にコントロールショットを決めて逆転に成功します。しかし35分石野のシュートのこぼれ球を土屋が同点とします。後半B.N.F.Cは石原のスピードを生かした仕掛けからチャンスをつかみます。しかし下村が何度もシュートストップし、ドローに持ち込み、規定により富良野が決勝に進みました。第2試合リーグ戦2位の名寄SCとEINS2ndは、名寄SCが福富を起点にゲームを組み立てる。黒澤のポストプレーに土谷、鈴木がかかわり優位に試合を進めます。5分名寄SCは福富のパスから黒澤がDFの裏を抜け出し先制点を決めます。12分には土谷がペナルティエリア左サイドでボールを受けゴール右隅に追加点をあげます。26分にも福富のパスを受けた黒澤がこの日2点目のゴールを決めます。EINS 2ndも56分丹治のCKから安藤が頭で合わせて1点を返しますが、58分名寄SCは政木がミドルシュートを決めて4対1快勝し、決勝へと進みました。
 第4試合はディビジョン1の最後の1試合緑が丘2ndと東明が対戦しました。緑が丘2ndは、久保柊、高村のスピードを生かして右サイドを攻略します。村本も中盤からラストパスを送ってチャンスメイクします。東明は、吉本、土田のCBが堅い守備を見せながら、鈴木亮、辰巳が中盤で粘り強い守備で緑が丘2ndの攻撃を食い止めます。8分緑が丘2ndは久保柊のスルーパスに抜け出した高村がGKもかわして先制点を決めます。その後の互いに攻撃しあう展開となりますが、緑が丘2ndは46分木下がゴール前20mの位置から左足を一閃するとゴール左上に吸い込まれるミドルシュートを決め2対0とします。その後も高村のシュートがゴールバーを叩くなど緑が丘2ndの勢いは止まりません。互いに最後の試合にふさわしい好ゲームは緑が丘2ndが2対0で勝利しました。


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