| 決勝 ７月27日（火）花咲球技場 | |
| 愛 宕１−０（１−０）啓 北 | |
| 得点者 | 天池（1分）（愛） |
| 警 告 | 児島，武田（愛） |
| 愛 宕 | ＧＫ鈴木 ＤＦ前川，福井，白石，堀翼 ＭＦ永田（松原），武田，天池，菊地 ＦＷ，堀通，児島（伊藤） |
| 啓 北 | ＧＫ長堀 ＤＦ齋藤健，二階堂，片石，平野 ＭＦ三浦，上口航，西山（武藤），永井 ＦＷ湯川，伊與田 |
| 主審/西川（永山南） 副審/伊藤（東陽），松本（北都） 第4審/山本（聖園） | |
【戦評/則末（永山）】 開始１分愛宕は啓北の一瞬の隙をつき，菊地がＧＫとＤＦの間に絶妙のパス。走り込んだ天池がＧＫの出際をつき，ループシュートで先制点を奪う。フィジカルに勝る啓北は前線の湯川をターゲットに，長めのボールを集め，パワーで打開しようとする。２分には三浦のＦＫから湯川がヘッドで狙うがバーの上を越える。湯川の高さを生かし流したボールを伊與田が周辺で動き回りスピードに乗ってゴールに迫る。１点をリードした愛宕だが，啓北のパワーに押され，前線の菊地，児島に質の高いボールが供給されずなかあかチャンスに結びつけられない。前線に基点ができる啓北は２列目の永井，三浦もこぼれ球を拾いながら，ロビングをゴール前に入れ愛宕を押し込む。13分にはオーバーラップした平野がセンタリング，湯川が触りフラへ流れたところを西山がシュートするが惜しくもバーに当たる。左サイドバックの平野や上口航からのクロスボールや右サイドの西山のドリブルにより、厚みのある攻撃になる。愛宕は最後尾に位置する前川がカバーリングしながら，天池までもが自陣に帰り懸命のディフェンスを行う。26分には上口航とのワンツーで抜け出した平野が逆サイドにパス。ＤＦラインの裏へ飛び出した西山が決定的な場面を迎えるがシュートは左へそれる。前半は開始早々の得点と終了間際の永田のクロス気味の２本のシュートに抑えられながらも，前川，福井を中心にしながら粘り強い守備をしいた愛宕のリードで終えた。 後半は開始早々，永田，菊地の前のスペースを狙ってロングフィードを出すが，片石にに落ち着いて処理される。三浦がより前線に近い地点で受けることができるようになった啓北は，スルーパスからの攻撃も見せ始める。しかし，愛宕ＧＫ鈴木が前への判断よく飛び出し，ＤＦの裏へこぼれたボールを処理する。何とか同点に追いつきたい啓北はＣＫ，ＦＫから三浦の精度の高いボールから得点を狙うが，あと一歩合わずに終わる。しかし，啓北攻撃陣のフィジカルに押され，愛宕は次第にファウルが多くなる。しかし，最後のところで前川，福井らが体を張って防ぐ。47分には伊與田とのパス交換から三浦がシュートを放つがＧＫ鈴木が外へはじき出す。50分には片石のパスをくさびで受けた湯川が落とし，三浦が武藤にラストパスを送るが惜しくもオフサイドに終わる。愛宕は残り９分となりＤＦの枚数を増やし守備堅めに入る。28分にはＣＫのこぼれ球を永井が狙うが惜しくもバーの上に。29分の三浦がゴール前に入れた40ｍのＦＫも合わず，シュート２本ながら粘り強く体を張って守った愛宕が，開始早々の１点を守りきって，第１回の優勝チームとなった。  |
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