第6回道北ブロックカブスリーグU-15 兼 第21回旭川大雪ライオンズクラブ旗争奪ジュニアユース選手権

第12節 9月7日(土)東光スポーツ公園
北 門3−0(1−0)永 山
得点者 石澤(28分,65分,70分+0分)(木田)
北 門 GK中村 DF森,鈴木颯,長岡,三浦 MF鈴木恭,岡,田中,高柳(畑),石澤 FW荒瀬
永 山 GK宮坂 DF工藤駿介,小野田,谷島,宮崎滉 MF吉田直(須合),北川,川勝,鈴木祥 FW板橋,布施
 永山は自陣に引きながらカウンターから攻撃を仕掛ける。北門はポゼッションしながら,石澤,高柳の両サイドから攻撃をしかける。特に石澤へは田中などから配球して,チャンスメークするが,永山も谷島,工藤らが粘り強く守備をする。28分北門は田中のスルーパスを受けた石澤が鋭いステップでDFをかわして,右足インサイドでカーブをかけて先制する。後半に入り,布施,板橋らを中心に永山がシュートチャンスを多く得るが,DF森の粘り強い守備をGK中村の好セーブによりピンチを防ぐ。逆に永山が攻撃に出た裏を突き,65分石澤が相手ボールを奪って追加点をあげると,70分には再び田中のアシストから石澤が落ち着いて決めてハットトリックを完成。3対0で勝利した。
緑が丘0−0(0−0)広 陵
緑が丘 GK青山 DF田村,大倉,西川,渕畑 MF宮本(今多),仁木,三好(大村),堀(大懸), FW村田(伊藤,大久保),鶴羽(風上)
広 陵 GK唐太 DF鈴木,星,小笠原,森田 MF松尾,大曾根,安念,櫻井 FW藤枝,森本
緑が丘は,細かくパスをつなぎながら,鶴羽,村田の2トップにくさびを入れながら攻撃を組み立てる。広陵は守勢に回りながら,安念,森本を軸にカウンターからチャンスをねらう。再三緑が丘は広陵陣内に攻め込み,シュートチャンスを得るが,GK唐太がファインセーブを連発する。鈴木,星のCBも緑が丘の攻撃に粘り強く対応。守備の集中も高く,ゴール前に堅いブロックを作る。今多,西川らが懸命に攻めるが得点できずスコアレスドローに終わった。
稚内南2−1(1−1)コンサ旭川
得点者 坂本(2分),高木直(66分)(稚)清野(7分)(コ)
稚内南 GK高木良 DF大江,相原悠(相原康),北川,成田 MF蝦名,鈴木(高木直),坂本,吉田 FW日詰(辻口),小野寺(高橋)
コンサ GK山田 DF森川,上杉,斉藤高,村岡 MF石澤,福地(伊藤),斉藤竣(大間) FW清野,外館
 コンサは外舘のポストプレーを起点に,鈴木,斉藤竣が中盤を作り,清野が前線にからんで攻撃をしかける。稚内南は成田,大江のCBが集中した守備を見せ,蝦名の中盤の作りから,吉田,日詰がゴールに迫る。2分稚内南は吉田からのパスを受けた坂本がゴール左隅に流し込んで先制する。コンサは7分外舘のスルーパスに清野が同点シュートを決める。その後も右サイドの石澤,左サイドの福地からワイドに攻撃をしかけるが,稚内南GK高木良も好セーブを見せる。ドローかと思われた66分,蝦名のパスを基点に,吉田が右サイドを突破,最後はゴール前で高木直が合わせて決勝点を奪った。
枝 幸2−1(1−0)啓 北
得点者 大友(8分),清水(65分)(枝)鈴木(44分)(啓)
枝 幸 GK戸田 DF佐藤,馬酔木,高橋雅,白取 MF清水,柴田,木村,樋口(和田),能澤亮 FW大友(能澤輝)
啓 北 GK平野充 DF久保田,栗本,平野友,菊地 MF藤原,深見,鈴木,藤原,工藤 FW細川
 枝幸は木村が中盤でボールを拾いながら,短いパスを前線の大友,能澤亮につないで攻める。左サイドからは樋口が小気味よいドリブルで崩しにかかり,エース和田の不在を感じさせない攻撃を見せる。啓北は鈴木をコントロールタワーに,藤原,細川らがスペースに走り込んで攻撃のチャンスを狙う。8分枝幸はインターセプトした高橋から樋口にスルーパスが出て,そのままドリブルで進んだ樋口が落ち着いて決めて先制する。その後もボール支配率で勝る枝幸は,佐藤のオーバーラップや中盤の底での高橋の基点となるプレーなどでリズムをつかむが追加点が奪えなさい。後半枝幸は和田を投入するが,啓北は44分細川の右サイドからのパスに抜け出た鈴木がニアサイドを打ち抜き同点とする。試合の主導権を握っている枝幸は61分,62分と和田のシュートがクロスバーとポストをたたくなど決定的なチャンスを迎えるが,啓北GK平野充も体を張ってセーブする。そして迎えた65分枝幸はスルーパスに抜け出した大友の折り返しを清水がゴール前で押し込んで決勝点を奪い,首位を守った。
第13節 9月13日(土)名寄健康の森
枝 幸2−1(1−1)緑が丘
得点者 和田(35+0分),大友(63分)(枝)鶴羽(22分)(緑)
枝 幸 GK戸田 DF佐藤,馬酔木,高橋雅,白取 MF清水,柴田,樋口,能澤亮,能澤輝(大友) FW和田
緑が丘 GK青山 DF田村,大倉,西川 MF大懸(大久保),仁木,三好(宮本),堀,渕端 FW村田,鶴羽
 両チーム,集中し落ち着いてスタート。枝幸はシンプルに和田の前のスペースを狙う。対する緑ヶ丘は,丁寧につなぐサッカーを展開し10分過ぎからペースをつかむものの中々点を奪えない。22分中央からショートパスをつなぎ緑ヶ丘鶴羽がDFを交わしシュート。枝幸GKの脇を抜けて先制する。緑ヶ丘はペースを上げ追加点を取りに行くが枝幸の粘り強いディフェンスがはじき返す。前半アディショナルタイム,枝幸は右サイドからえぐりセンタリング。樋口がトラップし和田に落とす。和田が落ち着いてシュート。緑ヶ丘GKも手を伸ばすがボールはゴールへ吸い込まれる。前半最後のプレーで枝幸が追いつく。 後半,緑ヶ丘は両サイドを深くえぐりワイドに攻める。やや押され気味の枝幸であるが身体を張ってシュートさせない。緑ヶ丘は多彩な攻撃で攻めるが点を奪えない。63分枝幸は速攻からCKを得る。清水のCKをゴール前ファー気味に飛び込んでフリーとなった大友が頭で押し込み逆転の2点目となる。1点ビハインドの緑ヶ丘は全員で攻撃を仕掛けるがシュートは枠を捉えられず。先制されてもあせらず身体を張って守備をした枝幸が宗谷地区として初めてブロックカブスを制した。
9月14日(日)稚内若葉台 
稚内南0−0(0−0)北 門
警 告 坂本(稚)
稚内南 GK高木良 DF大江,相原悠,北川,高木直 MF成田,蝦名,鈴木(小野寺),坂本 FW日詰,吉田
北 門 GK中村 DF森,鈴木颯,長岡,三浦 MF鈴木恭,岡,田中,高柳,荒瀬 FW石澤(畑)
 序盤稚内南はDFラインから丁寧にポゼッションしかがらボール支配率を高める。北門は森,鈴木颯,稚内南は大江がDFリーダーとなり,ゲームをコンパクトに進め決定機を作らせない。稚内南は20分日詰がスルーパスに反応し,強烈なシュートを放つがクロスバーに嫌われる。後半に入り先制点を目指して攻守が目まぐるしく変わるスピーディーな展開になるが,プレッシングの強さからフィニッシュまで持ち込めない。55分稚内南は成田のFKから吉田がゴール前でフリーになるが決めることができず。運動量が落ちた後半,北門は途中出場の畑を起点にミドルシュートを放つが枠をとらえきれない。両チームとも空いたスペースを使いながらゴールを目指したが,決め手に欠きスコアレスドローに終わった。
9月15日(日)忠和公園
コンサ旭川1−0(0−0)広 陵
得点者 石澤(60分)(コ)
警 告 安念(広)
コンサ GK山田(鴨川) DF森川,上杉,斉藤高,村岡(喜多) MF石澤,福地(伊藤),斉藤竣(大間) FW清野(山内),外館
広 陵 GK唐太 DF鈴木,星,小笠原,森田 MF松尾(渡邊),大曾根,安念,櫻井 FW藤枝(近藤),森本
 コンサはDFラインでビルドアップしながら,細かなパスワークで攻撃を組み立てる。外館,清野の2トップのポストプレーから2列目の選手が前を向き,石澤の右サイドを軸に崩しにかかる。しかし,広陵は星,鈴木を中心にコンサのボールを跳ね返し,粘り強く守備をする。攻撃では藤枝,大曽根のスピードを生かしたカウンター攻撃に活路を見出そうとする。徐々にコンサは右サイドが活性化し,石澤に森川がからんで,決定的な場面が増えだす。しかし,広陵GK唐太が判断よく飛び出し,再三コンサの決定機を防ぎ前半が終了する。後半に入ると,中盤のスペースが空き始め,展開が速くなる。60分コンサは右サイドを起点に森川が石澤にラストパス。ドリブルで相手をかわしながらペナルティエリアに入った石澤が右足でシュートを決め先制点を奪う。その後,攻撃にスピードアップした広陵の攻撃をなんとかかわし1対0の勝利。コンサが2位に浮上した。
永 山7−0(3−0)啓 北
得点者 北川(14分,50分),板橋(27分,30分,68分),O・G(52分),鈴木(60分)(永)
永 山 GK宮坂(渡部) DF工藤駿介(山本),小野田(荒井),谷島,宮崎滉 MF吉田直(松井),北川,川勝(島森),鈴木祥,布施(須合) FW板橋
啓 北 GK平野充 DF久保田,栗本,平野友,菊地 MF藤原,深見,鈴木,大間,工藤 FW細川
 序盤から永山は中盤の小気味よいパスワークから宮崎,工藤らがロングボールをDFラインの裏に入れチャンスをつくる。啓北は藤原が右サイドからのカウンターをしかけ,鈴木の飛び出しを狙って,アーリークロスを入れながらチャンスを狙う。14分ペナルティエリア外で得たFKを北川がゴール左上に直接決めて永山が先制する。トップの板橋を走らせて何度もチャンスを作る永山に対し,啓北も久保田,平野友が体を張って守備をする。しかし,永山は板橋がドリブルから27分,30分と連続ゴールを決め,前半を3点のリードで折り返す。後半啓北はエース鈴木をトップに残してボールを集めようとするが,永山小野田,谷島もよく対応し,シュートを打たせない。50分永山は川勝のクロスを北川が頭でそらせて流し込み4点目をあげる。52分O・Gで追加点を奪った永山は60分鈴木がハーフウェー付近から5,6人をごぼう抜きして6点目をあげると,最後は山本のクロスボールから板橋がハットトリックを完成する7点目を奪い,ゴールラッシュを締めくくった。
第14節 9月21日(日)東光スポーツ公園
北 門3−0(0−1)広 陵
得点者 畑(38分,62分,67分)(北)櫻井(8分)(広)
北 門 GK中村 DF森,鈴木颯,長岡,三浦(畑) MF鈴木恭,岡,田中,高柳,荒瀬 FW石澤
広 陵 GK唐太 DF鈴木,星,小笠原,森田 MF松尾,大曾根,安念,櫻井 FW藤枝,森本
 北門は序盤から田中のスルーパスから高柳,荒瀬を走らせチャンスを作る。しかし,先制点は広陵。8分小笠原がスピードにのって左サイドを突破し,最後は櫻井が見事なミドルシュートを決める。1点を奪われた北門だが,石澤のドリブルから崩しにかかり,何度も決定的なチャンスを作るが,GK唐太のファインセーブや森田のゴールカバーなど粘り強く守備をする広陵ゴールをこじ開けられない。広陵はカウンターから藤枝,森本を走らせ,虎視眈々と追加点のチャンスを探る。後半に入って北門は畑を投入し,リズムを変える。38分石澤からのパスを受けた畑がドリブルでペナルティエリアまで持ち込み,GKの位置をよく見てループシュートをホール左上に決めて北門はついに同点に追いつく。畑が入ったことで攻撃のバリエーションが増えた北門は,長岡,鈴木恭のオーバーラップも増え始め,追加点を奪うのは時間の問題となる。62分北門は左サイド鈴木恭からのクロスボールを畑が絶妙のトラップのあと蹴りこみついに勝ち越す。さらに67分には荒瀬が相手のボールをカットし,最後は畑が蹴りこんでダメ押しの3点目を奪う。広陵のカウンターに苦しみながらも,鈴木颯,森を中心に粘り強く守備をした北門が勝ち点3を奪い,第2試合で敗れたコンサを抜き,道カブス参入戦の権利を獲得した。
枝 幸4−0(2−0)コンサ
得点者 樋口(12分),和田(32分),清水(45分),大友(69分)(枝)
警 告 斉藤高(コ)
コンサ GK山田(鴨川) DF森川(山内),上杉,斉藤高,村岡(喜多) MF鈴木,石澤,福地(伊藤),斉藤竣(大間) FW清野,外館
枝 幸 GK松井 DF佐藤,馬酔木,高橋雅,白取 MF清水,柴田,樋口(大友),能澤亮,能澤輝(柴田) FW和田
 開始早々から枝幸は高い位置からのコンパクトな守備で,木村,能澤亮らがボールを高い位置で奪って,コンサを自陣に押し込める。攻撃では和田にボールを集めながら,左サイドの樋口と右サイドの能澤亮のスピードを生かして攻撃をしかける。12分高橋のクロスボールに裏から抜け出て樋口がGKの前で頭で合わせて先制点を奪う。さらに32分には相手のボールを奪った和田が左足で決めて追加点を奪う。外館,清野らになんとかボールを集めるコンサだが,枝幸CB馬酔木,白取のタイトなマークにあって,攻撃の形を作らせない。枝幸は左サイド佐藤のオーバーラップも効果的でコンサ守備陣を崩しだす。45分枝幸はその佐藤のクロスボールに清水が右足アウトサイドで合わせる技巧的なゴールで3点目を奪う。最後は69分,清水のクロスボールを能澤亮が折り返し,最後は大友がスライディングしながら蹴りこんで,ダメ押しの4点目を奪い,最終節を快勝し,優勝に花を添えた。
啓 北1−1(1−0)稚内南
得点者 鈴木(33分)(啓)小野寺(69分)(稚)
稚内南 GK高木良 DF大江,相原悠(相原康),北川(浅野),高木直 MF成田,蝦名(中野),鈴木(小野寺),坂本(辻口) FW日詰(渡辺),吉田
啓 北 GK平野充(尾崎) DF久保田,栗本(上野),平野友(若田),菊地(松崎) MF藤原(細川,横山),秋葉,鈴木,大間,工藤(大友) FW深見
 稚内南はていねいなつなぎから成田から吉田,日詰に当ててチャンスをうかがう。啓北は右サイド藤原を走らせ攻撃のチャンスをうかがう。啓北鈴木,稚内南は日詰のシュートはバーやポストの上に外れなかなか得点が生まれない。33分啓北はカウンターからチャンスを狙い,左サイドからのスルーパスに反応した鈴木がドリブルでGKをかわして先制点を奪う。後半稚内南は成田,蝦名からDFラインのウラに配球するが,啓北は久保田を中心に対応し,鈴木から深見へのカウンターから追加点を狙う。59分稚内南は中央から成田がミドルシュート,こぼれたボールを小野寺が押し込んで同点に追いつく。終了間際にはお互いロングボールを背後に送り追加点を狙うが,DFが粘り強く対応しドローに終わった。
緑が丘3−0(3−0)永 山
得点者 鶴羽(1分,10分,12分)(緑)
緑が丘 GK青山 DF中島,田村(越田),大倉(上田),西川(大久保) MF大懸(渡部),仁木,三好,堀(金谷) FW村田(大村),鶴羽(伊藤),今多(宮本)
永 山 GK宮坂 DF工藤駿介,小野田,谷島,宮崎滉 MF吉田直(松井),北川,川勝(佐竹),鈴木祥,布施 FW板橋
 開始早々緑が丘は今多のウラに抜けるパスから鶴羽が先制点をあげ1分でリードを奪う。さらに10分,12分にも鶴羽が連続得点し,12分間でハットトリックを完成する。その後も緑が丘は堀,仁木を中心としながらポゼッションし,数多くのチャンスを作るが,永山も谷島を中心に懸命にクリアする。後半に入っても,緑が丘はサイドで細かいパスをつなぎながら,今多,鶴羽がゴールに迫るが,永山GK宮坂も好判断からシュートストップを繰り返す。攻撃では北川,板橋らがゴールに迫ったが中島,GK青山を中心とした守備を崩せず。緑が丘が3対0で勝ち,ブロックカブス残留の4位の最終戦を勝利で飾った。





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