第18回全道ユース(U-15)サッカー選手権大会 兼
高円宮杯第18回全日本ユース(U−15)サッカー選手権大会北海道大会
平成18年9月16日(土)〜18日(月)
プライバシーポリシー同意書に基づくため,旭川地区以外のチームは個人名を特定できる情報を控えておりますのでご了承ください。 |
コンサドーレ旭川U-15(道北ブロック代表)7−2(3−0)ASC U-15(道央ブロック代表) | |
得点者 | 近藤(3分,27分,50分),鈴木(21分),O・G(38分),藤田(48分),木島(55分)(コ)I(40分),Q(61分)(A) |
コンサ | GK斎藤 DF小山内,内田,京野 MF菅野,菊地,鈴木,佐藤佑 FW藤田,箭原,近藤 交替/GK本池 FP藤村,木島,松原,塚原,佐藤由 |
【戦評/久世(北都)】 昨日敗戦を喫しているだけに,何としても大量得点で勝利を収めたいコンサドーレ旭川U-15は試合開始から攻勢に出る。中盤でのボール奪取から,ASCのDFラインのウラを狙ってFW藤田,箭原が走り込む。コンサFWの動きに対して,ASCのDFラインは下がり,空いたスペースでMF菊地がパスを受けクロスを入れる。1分にはコンサは菊地からのクロスをペナルティエリア前で受けた藤田がDFと競り合いながらシュートを放ちリズムを引き込む。3分,右サイドでパスを受けた鈴木が左サイドのスペースの大きくサイドチェンジ。このロングパスを受けた菊地がゴール前にグラウンダーのクロスを入れる。ゴール前に走りこんだFW近藤は落ち着いてトラップし,ゴール左隅にシュートを決め,コンサが先制する。その後もコンサは中盤でワンタッチでのパスを使ってASC陣内に攻め込む。攻め続けながらも追加点が奪えないコンサであったが,21分右サイドでボールを受けた鈴木がドリブルでASCDFをかわしながら中央へドリブルで切れ込み,ペナルティエリア手前から思い切りよくミドルシュートを放つ。ジャストミートしたボールは,ゴール右上に鋭くたたき込まれ追加点となる。一方ASCはスピードのあるFWIにボールを集め,反撃を試みるが,コンサDFの集中した守備を破ることができない。攻撃の手を緩めないコンサは28分自陣右サイドからDF京野が鈴木に縦パスを送り,ライン際でパスを受けた鈴木が相手DFをかわしてセンタリングする。このボールをASCDFが一旦は跳ね返すが,再び鈴木がセンタリングし,ゴール前で待つ近藤が右足でボレーシュートし,ゴール右隅に決める。 後半はお互い点の奪い合いとなる。38分コンサは相手DFのクリアボールをダイレクトで右サイドのスペースに走り込む鈴木に送る。鈴木はゴール前の近藤へセンタリングする。ASCGKと近藤が競り合い,こぼれたボールを鈴木が再びセンタリングしたところ,ASCDFがスライディングでクリアしようとするが,オウンゴールとなってしまう。一方のASCは40分,カウンターからIがコンサDFを振り切り,シュートを決め1点を返す。ASCの反撃を受けたコンサは48分,後半からボランチに下がっていた藤田が鈴木からの縦パスを受けスピードにのったドリブルでASCDFを振り切り,冷静にGKをかわしゴールを決める。更に50分コンサDF内田がASCDFのウラへ送ったロングパスに近藤が反応し,飛び出したGKの頭越しにループシュートを決める。その後もコンサは後半から入った木島が,ASCはFWQがそれぞれ1点を決める。序盤から素速い動き出しで攻撃し,試合の主導権を握ったコンサドーレ旭川が近藤のハットトリックを含めて7点を奪い勝利を収めた。 |
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旭川市立緑が丘中学校(道北ブロック代表)1−0(0−0)北広島FC DOHTOジュニアユース(道央ブロック代表) | |
得点者 | 成田祐(67分)(緑) |
緑が丘 | GK西川 DF黒沼,猪川,若林,広重 MF成田洋,三浦峻,杉本匠,塚田 FW鷹橋,成田祐 交替/FP岩淵,滝口,轡田 |
【戦評/河村(上富良野)】 2日目第4試合は昨日コンサドーレ札幌を相手に一歩も引かない試合を展開した緑が丘が,北広島DOHTOを迎え撃った。序盤はDOHTOがFWI,Rのポストプレーやサイド攻撃から押し気味に試合を進める。緑が丘は左サイドの杉本の突破から攻撃を組み立てようとする。オープニングシュートは6分の緑が丘。中盤やや前方右からのFKを杉本が直接狙うが,惜しくもゴール左にそれる。緑が丘はDOHTOI,Rのポストプレーに対し,しっかり体を入れ,簡単にボールを出させない。そして,FW成田祐にボールを集め,攻撃の糸口をつかもうとする。DOHTOはFW2枚に加え,サイドからDFが攻撃参加し,積極的にゴールをねらいにくる。これに対し緑が丘はGK西川が前に出てのパンチングなど,体を張ったディフェンスを見せる。どちらもゴール前でのミスが命取りになるような展開が続く。23分DOHTOは右CKを得る。MからのボールをIが頭一枚上に飛び出してヘディングシュート。これは惜しくもバーの上に外れる。前半は一進一退の攻防のままどちらも決めきれず,終了する。 後半最初のシュートはDOHTOが放つ。36分交替で入ったKがFKから出たボールに素速く反応しドリブル。緑が丘のDFが一瞬対応に遅れシュート。しかし,惜しくもボールはゴール右に外れる。緑が丘は39分FKを得る。これをMF三浦峻が素速く蹴ると,これに成田祐が反応しシュートに向かうがGK@が冷静にカットし,シュートを打てない。チャンスは42分,左杉本から出た浮き球に成田祐が反応。これを再度杉本に落とす。杉本は中にいた鷹橋にセンタリング。これをポストプレーから岩淵がヘッドシュートするが惜しくもGK正面でゴールならず。どちらも1点をとるべく体を張った激しい攻防が続く。そんな中DOHTOは2枚目の警告により退場者が出て一人減る。試合は終盤に入り,徐々に緑が丘中盤の三浦峻,成田洋が機能し始める。65分緑が丘は立て続けに,成田祐,鷹橋,若林とシュートを放つがゴールならず。67分ついに緑が丘が先制点をもぎとる。右に開いた成田洋からのセンタリングを成田祐がトラップ。混戦の中,振り向きざまにシュート。これがゴール右隅に決まり待望の1点を取る。その後も一人少ないDOHTOに対し,攻め続ける緑が丘,追加点はならなかったものの1対0で勝利し,他力本願ではあるが明日の結果次第では札幌ラウンド進出への望みをつないだ。 |
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