10月4日（土）士別天塩川
BC40	BC	SSSC 3−0（2−0）名寄SC
		得点者	森岡（８分）、早坂（30分）、杉野（60分）
		警　告	工藤成（Ｓ）
		SSSC	ＧＫ土田　ＤＦ宮崎、佐々木、清水、工藤成　ＭＦ古林(佐藤)、松原(沼田)(工藤蓮)、荒木、��橋(杉野)(安井)　ＦＷ早坂(浅利)、森岡(板橋)
		名寄SC	ＧＫ藤井　ＤＦ小形瞭、井出、千葉、水間(高橋)　ＭＦ馬渕、柳瀬(鷹巣)、三浦　ＦＷ今井、久保、照井
士別天塩川サッカー場で行われたブロックカブスリーグ最終節はSSSCと名寄SCの道北ダービーとなった。前半戦を1-1で折り返している両者の試合は序盤、SSSCが主導権を握る展開が続く。３分、工藤成が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを上げると、中央に走りこんだ森岡がダイレクトでシュートを打つが左ポストに嫌われる。前線からSSSC攻撃陣が激しくチェイスすると、名寄SCのバックパスを見逃さなかった森岡がボールを奪取。そのままGKとの１対１を落ち着いて決め切り、８分にSSSCが先制点をあげる。対する名寄SCは中盤の馬渕と柳瀬が起点となり、得意の短いパスワークでSSSC守備陣を翻弄する。15分には名寄SCがゴール前に迫る攻撃を見せ、こぼれ球に反応した三浦が強烈なミドルシュートを打つが、GK土田が正面でキャッチ。SSSCはエースの早坂の高さを生かしたヘディングや左サイド古林の突破からチャンスを伺うが、名寄DFの小形瞭が献身的な守備で幾度も攻撃の芽を摘み取る活躍を見せる。一進一退の攻防が続く中30分、中盤でボールを運び出したSSSC荒木が絶妙なスルーパスを送ると、受けた早坂がDF、GKをドリブルでかわして得点をあげ2-0とする。前半のビハインドを取り返したい名寄SCは後半開始から怒涛の攻撃を見せる。43分裏に抜けた久保がGKとの１対１、47分にはポケットに侵入した小形瞭がそれぞれシュートを放つが、GK土田やDFの清水、佐々木が体を寄せて得点を許さない。追加点を挙げたいSSSCは60分、コーナーキックを獲得する。後半から出場した杉野がインスイングのカーブをかけたキックを放つと、このボールがそのままゴールへ吸い込まれ３点目とする。３点差となっても諦めずにゴールを目指す名寄SCは久保にボールを集めるが、SSSC荒木、宮崎が広範囲でカバーする。74分には交代で入ったSSSC安井がカットインから右足でシュートを放つがバーを叩く。アディショナルタイムの83分には名寄SC久保がビッグチャンスを迎えるが惜しくも枠の左に逸れる。キャプテンの荒木を中心に豊富な運動量でボールを拾い続けたSSSCが勝利を収め、チャレンジリーグへと望みをつなげる結果となった。
リアルター夢りんご東光スポーツ公園球技場Ｂ
BC53	BC	B.N.F.C13−０（８−０）広　陵
		得点者	阿部快（16分、76分）、��橋奏（24分、34分）、満保（26分）、坂口（31分、37分、40+0分、42分）、中野（32分）、��橋丞（47分）、大橋（63分、76分）（B)
		B.N.F.C	GP佐々木崚(児嶋）　DF大川、種市（阿部結）、枝園　MF満保（��橋丞）、齊藤、中野（坂井）、阿部快　FW坂口（坂本）、��橋奏（大橋）、沖
		広　陵	GK戸島　DF陶山(��橋一)、石川（上杉）、中岡　MF小杉（安藤）、柴原、高桑、中谷(福井)、玉島（��橋幹）　FW中原（加藤、八木橋）、藤澤（谷)
広陵は中岡、陶山を中心として、自陣に深く引き、右MFの柴原も最終ラインに位置を変え、５バックで粘り強く守備をする。B.N.F.Cは齊藤が中盤の底で左右に散らしながら、��橋奏、沖のFWもインサイドに位置し、空いたスペースに種市、阿部快が進出し、トップの坂口へのスルーパスを狙う。広陵は相手陣内でボールをひっかけ、藤澤、高桑がショートカウンターからゴールを目指すが、大川、枝園のトランジッションも速くシュートまでには至らない。16分B.N.F.Cは坂口のポストプレーから沖がスルーパス。右サイド深く入り込んだ阿部快がゴール左隅に決めて先制。広陵も中谷のポストから中原がシュートを放つなどするが、B.N.F.Cは中野、��橋奏の左サイドが活性化。24分中野のドリブルから坂口とのワンツーで抜け出した��橋奏が2点目を上げると、26分には��橋奏の左サイドからの折り返しを満保が合わせて3点目。31分には種市、��橋奏と渡って、フリーの坂口が4対0とすると、32分には阿部快の右からの折り返しに��橋奏がからんで、中野が蹴り込んで5点目。34分には阿部快のラストパスから��橋奏が決めて6対0。37分には中野のラストパスから坂口が決めてと13分間に6ゴールを決める。追加タイムには中野のグラウンダーの折り返しに坂口が身体を投げ出してスライディングシュートを決め前半8点のリードで終える。後半も攻撃の手を緩めないB.N.F.Cは42分種市のクロスに坂口がこの日4点目のゴール。47分には��橋奏がペナルティエリア左でドリブル、最後は��橋丞が決めて二桁得点。63分、71分には、齊藤舜、阿部結のシュートのこぼれ球を大橋が連続得点。最後は坂本のアシストから阿部快が決めて13得点。広陵も後半、高桑、中谷、藤澤がゴールに迫ったが、得点できず。B.N.F.Cが13対0で大勝した。
BC54	BC	EINS FSV２−１（０−１）上富良野
		得点者	河野（63分、68分）（E)後藤（19分）（上）
		EINS	GP阿部　DF東，大西（森下），安西　MF吉田、奥山、音田、遠藤、河野、��橋　FW佐々木
		上富良野	GP高畑　DF松井、加藤、片桐、蓑田　MF谷、金山、菊池　FW後藤、山本、森井（石山）
2位と3位の対戦となった上富良野とEINS FSVの試合は、EINS FSVがボールを握る時間が長く、押し気味に試合を進める。GP阿部も含めて、MF吉田も最終ラインまで落ちてビルアップを図り、中盤では奥山がボックス・ツー・ボックスの幅広い動きで、上富良野守備陣の綻びを生じさせる。トップでは佐々木、��橋優が身体を張ったポストプレーから、2列目に落として展開を図る。上富良野は引き気味にラインからカウンターを狙い、菊地の中盤の組み立てから後藤のキープ力を生かして、攻撃を仕掛ける。守備面では松井を中心に堅い守備を見せ、最後の最後をEINS FSVに決定機を迎えさせない。開始早々遠藤の右CKから音田が頭で合わせた後は、なかなか得点機を迎えられなかった両チーム。上富良野は19分松井のロングパスを起点に後藤がスピードで競り勝って先制点を奪う。しかし、時間の経過とともにEINS FSVは右サイドの遠藤にボールが集まり始め、左サイドの音田とともに、中央突破を見せながらワイドを起点にし出す。前半終了間際には��橋優のミドルシュートがゴールを襲うが、GP高畑がビッグセーブ。このプレーを含めて高畑は守備ラインの裏のカバーを的確に行い、EINS FSVの攻撃を防ぐ。後半に入ると、上富良野は金山がダイナミックに動くようになり盛り返す。その金山のスルーパスから谷が抜け出すなど、ゴールチャンスをつかむ。EINS FSVは松井を中心とした守備に攻撃が停滞しだす。しかし、終盤EINS FSVは左サイドでゲームを作り、右で仕留める方を作り出し、63分森下の自陣左サイドからの斜めのロングフィードに河野が抜け出して右ポストに当てながらゴールを決め同点にすると、68分には音田の左サイドからのドリブルから再び河野がニア上を打ちぬいて逆転に成功。2対1で上富良野を破り有終の美を飾った。
BC55	BC	コンサ2nd６−０（４−０）TRAUM VITA 2nd
		得点者	伊藤（2分）、小林（28分）、森（34分、36分、69分）、葛原（67分）（（コ）
		コンサ2nd	GK佐賀　DF伊藤、小野、川畠、丹野（高山）、山口　MF小林、橋本、矢野　FW葛原、森
		TRAUM V2	GP菅原　DF中島結、西埜（飯沼）、小田、岡村（橋本）　MF岡本、郡谷、餌取、熊谷（吉本）、佐藤琉（大沼）　FW篠原
コンサ2ndは2分伊藤がゴール前20ｍの直接ＦＫを決めて先制する。その後も川畠、山口が守備からリズムを作り、TRAUM VITA にペースを渡さない。28分には小林の右CKが直接ゴールに吸い込まれ追加点をあげる。さらに34分には矢野の左からのクロスに、ゴールまでフリーになっていた森が合わせて3対0とする。36分には葛原の右からのクロスに森が合わせて連続得点する。その後も右サイドから丹野が迫力あるドリブル突破でんアドもチャンスを演出。67分には矢野の右からのグラウンダーのセンタリングに葛原が合わせて5点目。69分にはゴール前の混戦から森がプッシュして6対0とする。TRAUM VITA2ndも途中交代の吉本、大沼を軸に攻めるが、コンサ2ndの守備は崩せず。コンサ2ndが6対0で最終戦を飾った。