令和5年度上川管内中学校体育大会代表決定戦サッカー大会

準決勝 7月7日(金)東川ゆめ公園
緑が丘1−0(0−0)SSSC
得点者 廣田(58分)(緑)
警 告 渡辺
緑が丘 GK宮内 DF今村,佐藤,大槻,木村 MF廣田,伊藤,谷本,庄司 FW福原,渡辺
SSSC GK谷本 DF深澤,宮向,立井,高橋 MF伊藤,黒川,荒木,板橋,清水 FW吉田
 準決勝第1試合は順当にコマを進めてきた緑が丘と名寄PK戦を制し勝ち上がってきたSSSCのシードチーム同士の対戦となった。前半はSSSCのキックオフで試合開始。序盤から互いにプレッシャーをかけ相手のミスを誘う。1分緑が丘DF佐藤に下げたボールにSSSC清水がプレッシャーをかけ,コントロールミス。そのボールをFW吉田が持ち込みクロス。黒川がファーストシュートを放つもクロスバーを越える。3分,緑が丘は伊藤からスルーパスをうけた福原が持ち込みシュート。惜しくもクロスバーを越える。
4分,緑が丘は谷本が中央を突破。シュートを放つもGK谷本がキャッチ。18分,緑が丘は,左サイドからのコーナーキック。ボールは弧を描きながらゴール前に庄司が合わせるもゴール右に逸れる。緑が丘の攻撃は続き22分,伊藤のフリーキックはゴール右へ逸れる。SSSCはDF立井,宮向,GK宮内を中心に体を張って緑が丘の攻撃からゴールを守り抜く。25分,緑が丘は谷本がクロスを入れ,廣田が左足で合わせるもクロスバーに当たり,ゴールを奪えない。27分,緑が丘は渡辺の強烈なミドルシュート。GK宮内が正面でセーブ。SSSCは吉田を起点にボールを収めるが,佐藤の早いプレッシャーで攻撃チャンスを作らせない。その後も緑が丘の攻撃は続くもSSSCのDFラインが体を張って守り抜き,互いに無得点で前半が終了。
後半も緑が丘のキックオフ。開始から緑が丘の攻撃がSSSCを襲う。33分,緑が丘は伊藤が福原への絶妙なスルーパスを出す。福原がキーパーを外し,シュート。ボールはゴール右逸れたところに庄司が右サイドから詰めるもゴール右へ外れる。41分,緑が丘はゴール前からフリーキックを得る。伊藤が蹴ったボールはゴール右へ逸れる。43分,緑が丘は渡辺からのスルーパスを福原が受け,右サイドをドリブル,クロスをあげる。廣田がシュートを放つもゴール左へ逸れ,ゴールを奪えない。45分,緑が丘伊藤の左CK 谷本が合わせるも惜しくもポストに当たる。45分,緑が丘は福原からのパスを廣田がシュート。クロスバーを越える。47分,緑が丘伊藤の左サイドからのコーナーキックに庄司が合わせるも,SSSC深澤がプレッシャーをかけシュートはゴール右に逸れる。50分,ここまで必死に守り抜いてきたSSSCにチャンスが訪れる。高橋のクリアボールを吉田が上手く体をいれ変えDF裏にまわり,ゴールに向かってドリブル。DFのプレッシャーを受けながらもシュートを放つ。惜しくもゴール左へ逸れる。53分,緑が丘は伊藤と谷本のパス交換から最後は谷本がュート ゴール左にそれる。57分,緑が丘の伊藤が右サイドからのコーナーキックをSSSCのDF陣も必死に体を張ってゴールを死守する。58分,緑が丘の福原がドリブルで中に切り込む。右サイドを上がってきた庄司にスルーパス。庄司がクロスを上げる廣田が合わせてシュート。待望の先制点を挙げる。同点に追いつきたいSSSCはアディショナルタイム1分,黒川,吉田とパスを繋ぎ,最後は高橋がシュート。GK 宮内のファインセーブでゴールを奪えない。SSSC最後のコーナーキックも緑が丘が守り抜き,緑が丘が決勝にコマを進めた。
愛 宕10−1(3−0)広 陵
得点者 梅本(3分、38分、45分、50分、51分、55分)、村井(12分、41分)、森(24分)、森谷(30分)(愛)加藤陽(30+1分)(広)
愛 宕 GK/MF佐藤 DF中,山中,丹野,高橋勇(GK長谷川) MF阿部(安田)、森(中野)、村井、森谷(出口友) FW大田、梅本
広 陵 GK秋山 DF佐々木,佐藤拓,平野、中岡(三浦) MF佐藤諒、中山、高橋依(中谷、高桑)、加藤陽 FW水谷、宇佐見(山口)
準決勝第2試合ブロックカブス同士の対戦となった。開始早々から愛宕は丹野が最終ラインで守備の落ち着きを与え、中盤では森、村井が組み立てる。特に村井からは左右のサイドにロングボールでボールを散らし、広陵守備陣にゆさぶりをかける。広陵は守備陣から縦への速いボールで水野を走らせ攻撃を仕掛けようとするが、ボールを奪う位置が低くなかなか効果的なパスが出ない。2分愛宕は村井から左サイドにサイドチェンジ、ボールを受けた阿部が縦へ仕掛けたプレーがファウルを誘いPKを得る。これを梅本がゴール左隅にきっちり決めて愛宕が早々と先制する。12分には丹野がハーフウェー付近右サイドからゴール前に浮き球のパスを送ると2列目から飛び出した村井がワントラップから右に持ち出し落ち着いてGKの肩口を破って追加点を奪う。その後も村井からのスルーパスや縦パスなどから攻撃を仕掛ける愛宕は、阿部の抜け出しや梅本のヘッドなどシュートチャンスをつかむ。なんとか愛宕ゴールに迫りたい広陵だが、積極的に高橋勇、中が前へチャレンジし、その後方は丹野が的確にカバーリングし、広陵にゴール前までボールを運ばせない。24分には丹野のロングフィードを受けた森が反転から右サイドを破り3点目のゴールを奪う。広陵も前半終了間際中山から水野とつないでアタッキングサードにボールを送るも、愛宕守備陣を崩しきれない。しかし追加タイム1分広陵は相手クリアを拾った加藤がバイタルエリアに進入し、左足で鮮やかなミドルシュートをゴール右隅に叩き込み1点を返した。
後半開始直後の37秒、丹野から右サイドに縦パスが出ると、スペースに飛び出した森谷が抜け出てGKの位置を見てゴール右に決め広陵の出鼻をくじく4点目をあげた。広陵も中山の個人技、加藤陽の前線への飛び出しなどから水野、宇佐見がゴールに向かい、前半よりもプレーエリアが前方にあがり、チャンスの回数は増えだす。しかし愛宕も右サイドが前半よりも活性化し、大田と森谷のコンビネーションから崩し出す。38分愛宕は大田から森谷にスルーパス、守備のギャップをついてポケットに進出した森谷のクロスから梅本がヘッド。こぼれたボールを再び梅本が押し込んで5対1とする。さらに41分村井、梅本とつないで、森がからみ、最後は村井が流し込んで6点目を奪う。45分には丹野が右サイドをドリブル、ヒールで残したボールを佐藤がクロスボールを送ると梅本がワンタッチコントロールからハットトリックを完成させるゴールを流し込んだ。50分にもオーバーラップした丹野のアシストから梅本がこの日4点目のゴールを奪った。51分には佐藤のクロスボールから梅本が連続得点を奪う。55分には丹野の5アシスト目で梅本がゴールを決めてダブルハットトリックを達成する。試合は10対1の思わぬ大差で愛宕が決勝へと進んだ。



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