決勝 7月8日(土)東川ゆめ公園 | |
緑が丘3−1(2−0)愛 宕 | |
得点者 | 今村(3分,59分),渡辺(9分)(緑)梅本(60+3分)(愛) |
緑が丘 | GK宮内 DF今村,佐藤,大槻(長田),木村 MF廣田(米澤),伊藤,谷本,庄司(大西凌) FW福原,渡辺 |
愛 宕 | GK/MF佐藤 DF中,山中,丹野,高橋勇 MF阿部,森,村井,森谷 FW大田(GK長谷川),梅本 |
決勝は第1シード7大会連続26度目の決勝進出の緑が丘と,第2シード8年ぶり3度目の決勝進出の愛宕の対戦となった。緑が丘は序盤からDFラインからしっかりとビルドアップしてゲームを組み立てる。大槻,佐藤が右サイドで組み立て福原,渡辺が高い位置に進出してチャンスをねらう。3分緑ヶ丘は佐藤のロングフィードから渡辺が抜け出し,右コーナー付近でFKを得る。このFKを木村がゴール前に送るとGKの頭上を越え,ファーサイドで今村が合わせて先制点を 後半に入り,やや両チーム運動量が落ち始め,中盤にスペースが空き始める。そんな中36分には大槻のクロスボールから庄司がヘッドで合わせ,決定機を迎えるがGK長谷川が鋭い反射でボールをはじき何とか防ぐ。守勢に回っていた分だけ愛宕の消耗が激しく,緑が丘に押し込まれる展開が続く。愛宕も丹野のロングフォードから何とか1点を狙い,12分には丹野,森谷とつないで梅本がシュートチャンスをつかむが,GK宮内に防がれる。残り15分となり愛宕も必死に反撃を試みる。山中が高い位置を取り,前線の梅本に合わせるが,緑が丘も佐藤がカバーリングに入りシュートには至らせない。緑が丘も谷本が疲れを知らずに動き回り,木村が左サイドを高い位置まで進出し,左サイドのポケットの攻略を図る。ゲームは終盤を迎え,互いにリズムを奪い合う一進一退の展開となり,愛宕も56分中央のFKから丹野が狙うがGK長谷川の正面をつく。59分緑が丘は木村の右CKをきっかけに,右サイドにボールが流れたところ,伊藤のクロスボールからゴール前に走り込んだ今村がフリーでゴールに流し込み試合を決定づける3点目を奪った。追加タイム3分愛宕は中盤の底でボールを受けた村井のロングパスから梅本が抜けだして一矢を報いたが,及ばず。緑が丘が3対1で勝利し,3年連続23度目の全道大会出場を決めた。 |