| 第8節−１ ７月20日（土）忠和公園 | |
| 北 門３−０（３−０）啓 北 | |
| 得点者 | 中村宏（6分），伊藤（20分，23分）（北） |
| 北 門 | GK石崎 DF森，中村宏，大西，鈴木恭（鈴木颯） MF田中，伊藤，能代，石澤，荒瀬（兵藤） FW得永 |
| 啓 北 | ＧＫ見角 ＤＦ中里，池田，林，若田直 ＭＦ鈴木，高橋，上野（秋葉一），大友（久保田） ＦＷ工藤秀，横山 |
伊藤，得永が中盤でキープ力を発揮し，攻撃を組み立てる北門は左サイドの能代を中心に啓北陣内に攻め込む。啓北は，最終ラインで池田がカバーリングしながら北門の攻撃をしのぎ，左サイドの鈴木を中心に反撃する。6分北門は得永の左CKをフリーのヘッドで中村宏が決め先制する。その後は一進 一退の攻防となるが，20分得永のスルーパスに抜け出た伊藤が冷静に流し込んで2点目を奪う。この1点で北門に流れは大きく傾く。23分には田中のスルーパスから伊藤がこの日2点目の得点を決める。後半に入り，啓北は中盤のルーズボールを拾い出し，北門陣内での攻撃回数も多くなる。工藤秀，横山にボールが収まり始める。守備面でも中里，林らが出足よくインターセプトし，北門の攻撃をストップする。北門は運動量が落ち始め，中盤でのサポートも薄く，伊藤，得永のキープ力を生かし切れず，前線への人数のかけ方も少なくなる。しかし，中村宏を中心に啓北の攻撃を押さえ3対0で首位を守った。 |
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| 第8節-2 7月21日（日）忠和公園 | |
| コンサ３−１（２−１）永 山 | |
| 得点者 | 阿部（4分，9分，58分）（コ）鈴木佑（6分）（永） |
| コンサ | ＧＫ福澤 ＤＦ枝園，谷口将，板谷智，谷口楓 ＭＦ長田（福地），渡辺友，田中，橋本 ＦＷ阿部，荒川 |
| 永 山 | ＧＫ大沼 ＤＦ堂谷，山崎，鈴木佑，増子 ＭＦ森（木村），北川（布施），幸田，鈴木祥 ＦＷ佐々木，板橋 |
永山は幸田から佐々木へのくさびのボールを中心に左サイドに散らして押し込むが，コンサは枝園を中心として粘り強いアプローチでペナルティエリア内に入らせない。永山が前がかりになったところをコンサは阿部が相手のボールを奪って先制する。直後の増子の右ＣＫか ら永山は高さを生かして，最後は鈴木佑がふわりとふかせて同点とする。その後コンパクトな守りから渡辺友を中心にボールを保持して丁寧に動かすコンサが主導権を握り9分には渡辺友のスルーパスから阿部が決めて再度リードを奪う。その後もコンサの攻撃は，永山ＧＫ大沼も体をはってゴールを死守する。後半永山は左サイド板橋からワイドな攻撃をしかけるが，コンサＧＫ福澤が体を張ってブロックする。圧力をかけ相手陣内でプレーする永山に対し，コンサは集中してプレスをかけ続ける。幸田が高い位置でプレーしようとするが，枝園とＧＫ福澤を中心とする守備で対抗する。58分前がかりの永山の裏をつきカウンターから阿部がとどめの3点目を奪い，初白星をあげた。 |
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| 広 陵７−０（１−０）緑が丘 | |
| 得点者 | 小林（10分，55分，65分，69分），小原（48分，52分），藤原（66分）（広） |
| 広 陵 | ＧＫ越田 ＤＦ坂牛，石橋，星，山中 ＭＦ甲斐（大曽根），小原 ＦＷ井上（藤原，菊川），森本，熊谷，小林 |
| 緑が丘 | ＧＫ安藤 ＤＦ長谷川，仁木，上田（西川），鏡 ＭＦ堀，深野，齋藤 ＦＷ三好，笠井，鶴羽（中島） |
| 西池，藤田をかく広陵だが，序盤からポゼッション率で勝る。小原が中盤の底でボールを収め，小林のポストプレーから井上，熊谷のサイド攻撃をしかける。長谷川を中心になんとかしのぐ緑が丘だが，10分熊谷のクロスを皮切りに小林が最後はヘッドで押し込んで先制する。その後は緑が丘も懸命のディフェンスを見せ，カウンターから斎藤，笠井を中心に広陵ゴールに迫るが広陵ＧＫ越田の好セーブもあるゴールを割らせない。後半に入り48分熊谷のアシストから小原が追加点を奪うと，52分には小林のスルーパスから小原が3点目。55分には山中のクロスから小林が4点目を決める。その後も小原のＣＫから小林が2得点。4得点2アシストの活躍を見せた小林の活躍などで広陵が緑が丘を一蹴した。 | |
| 稚内若葉台 | |
| 稚内南３−２（０−２）忠 和 | |
| 得点者 | 大沼（43分），成田（60分），川崎（69分）（稚）設楽（31分），芳野（34分）（忠） |
| 警 告 | 田中（忠） |
| 稚内南 | ＧＫ李 ＤＦ清水，阿部，辻口（大江），鈴木 ＭＦ大沼，久末（川崎），櫻井，成田 ＦＷ日詰，吉田 |
| 忠 和 | ＧＫ岡本 ＤＦ渋谷，設楽，山田，岩崎 ＭＦ山本，安口，漆畑，芳野 ＦＷ田中，芝崎 |
| 試合開始より互いに相手守備ライン裏スペースを狙う展開。0対0で折り返すかと思われた31分，忠和はＣＫから設楽がゴールを決めて先制する。さらに34分にスルーパスに反応した芳野が追加点をあげ，前半は忠和が2対0で折り返す。後半忠和が短いパスをつなぎポゼッションを高めていたが，43分稚内南大沼がＦＫを直接決め1点差とする。さらに60分にはゴール前の間接ＦＫから成田が同点弾をたたきこむ。そして追加タイム1分，ＦＫのこぼれ球に川崎が反応し決勝点をあげ，稚内南が逆転勝利。５位に浮上した。 | |
| 第9節-1 7月27日（土）忠和公園 | |
| 緑が丘２−１（０−０）啓 北 | |
| 得点者 | 長谷川（59分，62分）（緑） |
| 緑が丘 | ＧＫ青山 ＤＦ長谷川，仁木（杉本，西川），鏡（大村），平泉（中島） ＭＦ上田（渕端），堀，深野（大懸），齋藤（今多） ＦＷ三好，鶴羽（伊藤） |
| 啓 北 | ＧＫ見角 ＤＦ中里，池田，林，若田直 ＭＦ工藤秀，鈴木，高橋，深見 ＦＷ横山，大友 |
啓北は鈴木，大友を起点に工藤秀，横山が縦へのスペースを狙って攻撃する。長谷川を中心に守備をする緑が丘だが，啓北の素早いプ レッシャーにあい，押し込められる展開となる。何度となくＣＫのチャンスをねらう啓北は鈴木のキックからゴールを狙うが得点には至らない。緑が丘はカウンターから三好，鶴羽にボールを集めるが，池田を中心とした啓北守備陣に阻まれる。46分啓北は工藤秀がゴール前にドリブルで持ち込み，最後は横山がゲットして先制点をあげる。その後も工藤秀らが再三チャンスを得るが追加点には至らない。59分緑が丘は長谷川のＦＫが大きく弾んでＧＫの頭上を越えラッキーな同点ゴールと成る。さらに62分にはハーフウェー付近からの長谷川のロングシュートが決まって逆転に成功する。その後は啓北が猛攻撃。池田のＦＫがバーを直撃するなど決定機を生かし切れない。緑が丘ＧＫ青山の好守もあり緑が丘が勝負強さを見せ，勝ち点3を獲得した。 |
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| 永 山３−１（１−０）忠 和 | |
| 得点者 | 北川（10分，39分），幸田（62分）（永）芳野（69分）（忠） |
| 永 山 | ＧＫ大沼 ＤＦ森（谷島），山崎，鈴木佑，増子 ＭＦ，北川（工藤），幸田，鈴木祥（布施），木村 ＦＷ佐々木，板橋 |
| 忠 和 | ＧＫ岡本 ＤＦ渋谷，設楽，山田，岩崎 ＭＦ山本，安口（鈴木），漆畑，芳野 ＦＷ田中（松尾），芝崎 |
序盤永山は増子，鈴木佑からのロングフィードを佐々木，板橋が果敢に忠和守備陣の裏を狙ってチャンスを探る。10分永山は増子から のパスを受けた北川が小気味よいドリブルで相手ＤＦをかわし，25ｍのミドルシュート。これがゴール左上に見事に突き刺さり永山が先制する。忠和は山本が中盤でアクセントをつけ，芝崎，芳野の両サイドからスピードにのった攻撃を展開するが，永山の森，山崎も冷静に対応する。試合は永山がボールポゼッション率を徐々に高め，佐々木のポストプレー，幸田の配球から両サイドを使った攻撃をしかける。39分左サイド木村のクロスボールに北川がヘッドで合わせて2点目を奪うと，62分には増子のスルーパスから幸田が抜け出しだめ押しの3点目を決める。追加タイム忠和は芳野が一矢を報いるが及ばず。永山が3対1で勝利した。 |
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| 稚内若葉台 | |
| 広 陵４−２（２−１）稚内南 | |
| 得点者 | 熊谷（2分，13分，56分），小林（55分）（広）日詰（1分），櫻井（42分）（稚） |
| 広 陵 | ＧＫ越田 ＤＦ坂牛，石橋，藤田，山中 ＭＦ甲斐，西池 ＦＷ藤原，小原，熊谷（森本），小林 |
| 稚内南 | ＧＫ李 ＤＦ清水，阿部，辻口，鈴木（大江） ＭＦ大沼，久末，成田 ＦＷ日詰，櫻井 |
| 稚内南は1分日詰のゴールで先制するが，広陵は小林が稚内南ＤＦラインの前に落ち，そのスペースを利用して起点となり，ゲームを支配する。2分には熊谷が同点シュートを決めると，13分には熊谷が逆転シュートを決め，前半を2対1で折り返す。後半に入り，稚内南は前線の櫻井をターゲットにして攻撃をしかけ，42分には成田のパスから櫻井が同点ゴールを決める。その後も大沼が軸になり配球して攻撃をしかける。しかし，次第に広陵は小原，西池，小林を中心としてポゼッションを高め，55分小林，56分熊谷と立て続けに得点し，稚内南を引き離す。試合は4対2で広陵が勝利し，試合がなかった北門を抜き暫定で首位に立った。 | |