イレブン杯サッカー大会


準決勝 5月22日(日)忠和公園
M29
コンサ旭川4−0(1−0)永 山
得点者 水正(17分),東藤(35分),吉田(37分),大木(49分)(コ)
警 告 高田(永)
コンサ GK但野 DF佐々木,間崎,阿部大,石川 MF鈴木,千葉,水正,原 FW東藤,高橋主交代/GK森本 FP櫻井,高柳,宮崎,坂口,阿部寿,吉田,長谷川,大木
永 山 GK西村 DF野口勇樹,澤,佐藤貴,柴山 MF大森,中島,高田,佐竹,野口勇介 FW中井交代/FP庄野,布施,幸田,三好,佐々木
【戦評/久世(六合)】 試合序盤,コンサはDFラインでボールをつなぎ,永山DFの裏を狙ってロングフィードを送り攻め込む。一方,永山は4分,自陣からのフリーキックを高田が左サイド深くで受け,ファーポストにセンタリングを送るが合わせきれない。10分,コンサ間崎のオーバーラップから原がボールを拾い,右サイド深くまでドリブルで切れ込みゴール前にセンタリングを送り,東藤がヘディングで合わせるがゴール上に外れる。17分コンサ佐々木からのパスをゴール前で受けた鈴木がキープしてペナルティエリアに走り込んだ水正にパス。このパスを落ち着いてコントロールした水正がゴール左へ突き刺し先制点を奪う。その後も高橋主,東藤がDFライン裏を狙ったランニングを繰り返し,永山DFを押し込んでできたスペースで中盤にボールが収まるようになる。これに対し永山も集中力を切らさず,粘り強い守備から奪ったボールをていねいにつないでチャンスをうかがう。 後半,追いつきたい永山は32分コンサDFラインからのロングフィードを左サイドでカットしたボールを高田を経由して右へつなぐ。オーバーラップした野口勇樹が高田へパスを送ろうとするがコンサDFにカットされチャンスには至らない。35分コンサは吉田からのパスに走り込んだ東藤がゴールキーパーを交わしてゴールへ流し込み,2点目を奪う。更に37分水正からのパスを受けた吉田がシュートし追加点を入れる。攻撃の手を緩めないコンサはDFラインでサイドチェンジを繰り返し,吉田,高柳がパスを受けようとチャンスをうかがう。49分コンサは左サイドで吉田が奪ったボールを大木にパスする。大木は左サイドで永山DFを巧みなフェイントでかわしゴール左へシュートを突き刺し,4点目を奪ったコンサが決勝に進んだ。 

準決勝 6月5日(日)コンサフィールド東川
M30
北 門1−0(0−0,延長1−0)緑が丘
得点者 槌谷(62分)(北)
警 告 高橋航(北)
北 門 GK田中 DF高橋航,鈴木,高橋温,山本 MF伊藤勇,内田,今野,櫛部,関 FW斎藤友 交代/FP槌谷,伊藤和,得永
緑が丘 GK中嶋 DF加藤拓,鶴羽,谷地元,相澤 MF加藤大,岩田,野村,風上 FW滝田,滝田 交代/FP杉本
【戦評/則末(永山)】 準決勝第2試合は昨年度秋道北ブロックカブスU-14決勝の再現となった。序盤から緑が丘は前線の岡、滝田からプレッシャーをかけ北門に組み立てを許さない。今野,伊藤勇にフリーでボールを持たせない。攻撃では岩田の中盤の奪取から野村が前を向いてプレーし,そこから崩しのパスを供給する。しかし,北門は高橋航,鈴木の両CB が何とか対応する。押し込まれることの多い北門は必然的にカウンター狙いとなるが,関のサイド攻撃に緑が丘も二人、三人で対応し的確なカバーリングで突破を許さない。右サイドの加藤大は,関のスピードによく対応し,谷地元も厳しい守備を見せ北門にシューとを打たせない。それでも18分北門は斎藤友のヒールパスから内田が抜け出し決定的チャンスを迎えるが,GK中嶋がストップする。ボールを完全に支配しながら,緑が丘は北門高橋航の間バーリングにあい,決定的場面が生み出せない。逆に北門は20分伊藤和のスルーパスを受けた関が初めてスピードにのって左サイドを突破しシューとまで持ち込むがわずかに枠を外れる。トップの岡,滝田のポストプレーから野村が再三ミドルシュートを狙うが,距離が遠く枠はとらえられない。その後も風上などが遠い距離からシューとをねらうがいずれも枠をとらえられず北門ゴールを脅かすには至らない。逆に前に出ている分北門は裏のスペースを次第に活用し始め,関の左サイドも動き出す。27分には相手のミスパスを拾った関がシューとまで持ち込むが力んで左サイドに外れる。前半は緑が丘がボールを支配しながら,終盤は北門がカウンターでチャンスをつかむ展開だったが両チーム無得点で終わった。 後半緑が丘は杉本を投入する。その杉本が31分右サイドで相手ボールを奪い左サイドをドリブル。ゴール前で切り返して右足で狙うとゴールポストをかすめる。 6分北門は関のドリブルからゴール前20mの距離でFKを得るが今野のシューとはわずかに上へ。しかし,杉本の投入でリズムをつかみだした緑が丘。杉本がドリブルを開始すると相手守備陣が二人、三人と引き寄せられ,フリーな人間がゴールに近いところで生まれ始め、37分には滝田のセンタリングに岡がヘッドで合わせるなどチャンスをつかみ始める。左サイドバックの相澤も効果的なオーバーラップを見せ始める。10分にも野村がミドルシュートを狙うが,前半よりも近い距離でしかもいい状態でシューとを放つため可能性を感じる。48分には岩田のCKから野村がからみ最後は滝田がシュートを放つがボールを上へと外れる。50分にも杉本の突破からゴール前25mの位置でFKを得るが野村のシュートはゴールバーを上へ。北門も52分伊藤勇のスルーパスを巧みに反転した斎藤友が決定的場面を迎えるがボールはゴールバーをかすめる。終盤にさしかかり両チーム得点の気配を感じさせるプレーが多くなる。55分には今野,斎藤友とつないで右サイドを崩し,最後は槌谷のセンタリングに伊藤勇が合わせるがボールはわずかに左へ。追加タイム1分緑が丘は野村と杉本のショートパスの交換から杉本がワンステップでクロス。裏から飛び込んだ滝田がヘッドで合わせるがこれもゴール左へと外れる。 61分北門は今野と伊藤勇がワンタッチのパス交換。最後は槌谷がアウトサイドで絶妙の位置にトラップすると,右足を振り抜きゴール左へ先制点をあげる。63分にはペナルティエリア内の間接FKを野村が狙うが壁に阻まれる。延長後半に入り,前がかりになる緑が丘の裏を突き,槌谷や今野がシュートを放つが得点ならず。杉本の突破も北門守備陣が踏ん張り1対0で勝利し決勝へと駒を進めた。 





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