イレブン杯サッカー大会

決勝 6月26日(日)花咲球技場
コンサ旭川3−1(0−0,1−1,延長2−0)北 門
得点者 伊藤勇(50分)(北)水正(59分,68分),坂口(61分)(コ)
コンサ GK大木 DF佐々木,間崎,櫻井,阿部 MF鈴木,千葉,原,水正,石川 FW高橋 交代/GK但野 FP吉田,坂口
北 門 GK田中 DF高橋航,鈴木,山本,田渕 MF伊藤勇,関,今野,伊藤和 FW槌谷,得永 交代/FP高橋温,斎藤友

【戦評/久世(六合)】 試合は両チームが中盤でプレッシャーをかけ合う展開となる。徐々にコンサドーレ旭川が右サイドのH千葉の個人技やDFC間崎がロングフィードをFWK高橋に合わせて押し込み始める。コンサドーレ旭川は北門の中盤のプレスに対してDFラインでパスを回し,サイドチェンジを繰り返しながら縦パスを狙う。一方,北門は左サイドのJ関が体を張ってボールをキープし,後方から飛び出してくるE伊藤勇や相手DFラインでポストに入ったFWH槌谷に合わせてパスを送る。9分にはE伊藤勇がI今野とのパス交換から左サイドを縦に抜けだしてクロスをゴール前に送るがコンサGKO大木にキャッチされる。14分,コンサは左に張っていたFWK高橋が抜けだし,北門DFを置き去りにしてGKと1対1になるチャンスを得るが,シュートは惜しくもゴール右に外れる。17分,北門は中央のスペースでルーズボールを拾ったI今野がJ関へとパスを出し,関はペナルティエリア中央にセンタリングを送る。このパスをH槌谷がトラップしシュートを試みるが,コンサDFに跳ね返される。18分,北門はDFA高橋が中央をドリブルで上がり,フリーでミドルシュートを放つが,コンサGKO大木が落ち着いてキャッチする。24分にはコンサがFWK高橋がドリブル突破を図って得たペナルティエリア外やや左からのFKをH千葉が直接狙うがゴール右上にそれる。 後半,コンサはMFF鈴木に替えてM,MFI水正に替えてJ吉田を入れる。1トップから2トップにしたコンサはシンプルに縦をねらった攻撃を仕掛ける。41分,J吉田の縦パスを受けたK高橋が左サイドに攻め込む。更に43分,右からのクロスボールをファーサイドでD櫻井がコントロールしてシュートをねらう。攻め込まれていた北門は47分,I今野からのパスを受けたQ得永が右サイドからJ関にグラウンダーでセンタリングを送る。ボールをキープした関がシュートを放つがコンサDFに当たりこぼれたところにH槌谷が反応しゴールに押し込むがオフサイドの判定でノーゴールとなる。その後も高い位置からプレスをかけチャンスをねらうコンサに対して北門は高いコンサDFラインの裏をねらってカウンターを仕掛ける。50分,北門はコンサGK21がペナルティエリアを出てビルドアップに参加していた隙を狙い,パスをカットしたE伊藤勇がロングシュートを放つと,ボールは無人のゴールに吸い込まれ待望の先制点を奪う。追いつきたいコンサは攻め続けるが,時には全員が自陣に戻って守備を固める北門ゴールを割れずにロスタイムに入ろうとした59分,左から放り込んだロビングにJ吉田が北門GK@田中と競り合い,こぼれたボールをI水正がヘディングで押し込み同点に追いつく。 延長戦前半,コンサはB佐々木が右サイドからライナー性のクロスを入れると,ゴール前に張っていたF鈴木の頭上を越えたところにフリーで走りこんでいたMがヘディングでゴールを決めリードを奪う。更に延長後半,コンサFWJのドリブル突破で得た左コーナーキックをA石川が蹴ったボールをファーサイドで待ち受けたI水正がボレーで北門ゴールに突き刺し,試合を決める2点のリードを奪う。その後,コンサがリードを守り,イレブン杯優勝を収めた。

 




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