イレブン杯サッカー大会

決勝途中経過(後半6分まで)
コンサドーレ旭川2−1(2−0)北 門
得点者 森木(10分),中山(12分)(コ)能代(32分)(北)
警 告 木村(コ) 
コンサ GK小野 D,渡部,村上,木村,久保 MF荒木,三浦大,橋本,森木,塚原 FW中山 交代/MF三浦雅
北 門 GK松本 DF高橋航,菅原,関,鈴木 MF伊藤,今野,斎藤,能代 FW佐々木,高橋佑 交代/MF田中
6/20 主審/對馬(東神楽) 副審/松本(北都),小野(附属) 第4審/後藤(北都)
【戦評/則末(永山)】
 開始早々から両チームは速い攻守の切り替えでスピーディーなボール展開となる。特にコンサはボールにかかわる人数も多く,ワンタッチ,ツータッチで組み立て北門守備陣に的をしぼらせない。くさびのボールをFW中山に入れ,落としたところに三浦大,荒木らがからみ,ダイレクトで森木,塚原の両サイドへ散らす。10分コンサは中盤から橋本が右サイドでパス,抜け出た森木が相手DFを振り切って右足でシュートを放つとゴールポストに当たりながらゴールイン,先制点となる。さらに12分には左サイド塚原のアーリークロスにゴール前でフリーで飛び出した中山が右足のアウトサイドで鮮やかなボレーを決め,追加点を奪う。中盤を流れるようなパスワークで組み立てるコンサに対し,北門は守備陣が幻惑され攻撃に移れない。高橋佑,関らが個の力で打開しようとするが,コンサのCB村上らに抑えられる。1対1でも負けないコンサは,森木,中山らがサイドで積極的なしかけを見せ,19分には村上,22分には橋本が好シュートを放つ。26分北門は高橋佑がこの試合で初めてフリーでドリブルし,右サイドを突破しセンタリングを送るがコンサDFにクリアされる。ツートップにボールが入らない北門は苦戦。それに対してリズムのよいコンサがパスワークで翻弄し,前半を2対0で折り返した。
 後半は荒木のシュートで幕をあけ,前半同様コンサのペースかと思われたが,32分北門は相手ペナルティエリア近くで相手ボールを高橋佑が奪うと,右サイドの能代へパス。能代がダイレクトでうったシュートはゴール左上に吸い込まれ1点を返した。この後,急に雷鳴と稲光により,試合は一時中断。しかし,雷は一向に静まる気配がなく,後半6分からの試合は延期となった。 
 延期された後半6分からは6月26日15時からのスタートとなった。北門はコンサDFの裏にシンプルに配球し得点を狙う。コンサも速いアプローチによりボールを奪う。44分北門は高橋佑が左サイドを30mドリブル。コンサDFを抜ききりシュートを放つがコンサDF久保がクリアする。47分コンサは橋本が30mのロングシュート。ゴールの枠に飛んだが,北門GK松本が両手ではじき事なきをえる。50分コンサはMF三浦雅が左サイドからライナー性のセンタリング。MF塚原の頭には合ったが惜しくもバーを超える。その後両チームとも決定機を作れないままロスタイム。北門はクロスボールに高橋佑がタイミング良く飛び出し得点かと思われたが,GK小野が判断良く飛び出しキャッチ。雷のため2週にわたって行われた決勝はコンサが逃げ切った。


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