平成21年度第7回U-15北海道・旭川地区リーグ兼 イレブン杯春季リーグ (平成21年度高円宮杯旭川1次予選)



D1 コンサ 緑が丘 永山南 啓 北 明 星 北 門 東 光 北 都 忠 和 広 陵 勝点 得点 失点 得失差
コンサドーレ旭川 ○2-0 ○2-1 △0-0 △0-0 ○2-0 ○4-0 ○4-1 ○5-0 ○3-0 23 22 2 20
緑が丘 ●0-2 ○2-1 ○1-0 ○2-0 ●0-1 ○5-0 ○2-0 ○1-0 ○4-1 21 17 5 12
永山南 ●1-2 ●1-2 ○1-0 ●0-1 ○1-0 ○2-0 ○1-0 ○6-1 ○2-0 18 15 6 9
啓 北 △0-0 ●0-1 ●0-1 ○3-0 ○2-1 ○1-0 ●1-2 ○2-1 △0-0 14 9 6 3
明 星 △0-0 ●0-2 ○1-0 ●0-3 ○1-0 ●1-3 ○4-1 ●0-1 ○2-0 13 9 10 -1
北 門 ●0-2 ○1-0 ●0-1 ●1-2 ●0-1 ●0-1 ○3-1 ○2-0 ○1-0 12 8 8 0
東 光 ●0-4 ●0-5 ●0-2 ●0-1 ○3-1 ○1-0 ○5-1 ●0-1 ○2-1 12 11 16 -5
北 都 ●1-4 ●0-2 ●0-1 ○2-1 ●1-4 ●1-3 ●1-5 ○2-1 ○4-1 9 12 22 -10
忠 和 ●0-5 ●0-1 ●1-6 ●1-2 ○1-0 ●0-2 ○1-0 ●1-2 ●1-2 6 6 20 -14
広 陵 ●0-3 ●1-4 ●0-2 △0-0 ●0-2 ●0-1 ●1-2 ●1-4 ○2-1 4 5 19 -14



第1節 4月25日(土)
D1 明 星1−0(1−0)北 門 大森健(0分)(明) 〔警〕稲田,吉澤(北)
 キックオフ直後太田が入れたロングフィードから大森響がシュート。こぼれたボールを大森健が詰めて先制点をあげる。しかし,次第に試合は北門ペースとなり,稲田を中心として,攻勢に出る。しかし,大平を中心とした明星の堅い守備陣を崩すにはいたらず,明星が1対0で守りきった。 
D1 コンサドーレ旭川4−1(3−0)北 都 森木厚(3分),西垣(12分),岸本(22分,35分)(コ)工藤(53分)(北)
 シンプルにパスをつなぎサイドをつくコンサに対し,若狭,工藤を中心にカウンターを狙う北都の戦いとなった。3分に森木厚,12分に西垣とミドルシュートを確実に決めたコンサは22分,35分には岸本が加点。北都も53分間接FKから工藤が決めて何とか一矢を報いた。 
D1 緑が丘5−0(2−0)東 光 横田(13分,52分),豊田(27分,49分,55分)(緑)
 前半から緑が丘は右サイド横田のスピードを生かしてチャンスをつくる。13分には豊田から出たボールを横田が決めて先制する。さらに27分には豊田がウラへ抜け出して2点目をあげる。田中を中心にカウンターをしかける東光だが,得点を奪えない。後半はラインを高く保った東光が反撃に出るが緑が丘はそのウラをついてカウンターから3点を奪って快勝した。 
D1 広 陵2−1(0−0)忠 和 富樫(39分),吉田(59分)(広)佐藤(32分)(忠)
 立ち上がり広陵がボールを支配し,忠和がカウンターをしかける展開となる。互いに決定機はつかむものの決めきれず前半は終了。32分忠和は石川のドリブルからPKを得,これを佐藤が決めて先制する。しかし広陵は39分,中盤での速いパスワークから右サイドに展開上川のクロスを富樫が合わせ同点に追いつく。そしてロスタイムCKから吉田がヘッドで決め劇的な勝利を飾った。 
D1 永山南1−0(0−0)啓 北 山本(47分)(永)
 前半は啓北のペースで試合が進む。藤原,笠原へのダイレクトプレーから何度も永山南ゴールを脅かすが,シュートに精度を欠き得点をあげられない。一方の永山南は山本の個人技からチャンスをつかむがGK永井の好守にゴールを割れない。後半中盤が間延びした啓北に対し,永山南は梶谷,猪又がボールを拾い,近藤のスピードを生かして試合を支配する。そして47分左サイド猪又のクロスに山本が見事なダイビングヘッドで合わせて決勝点を奪った。 
第2節 4月26日(日)
D1 コンサドーレ旭川3−0(1−0)広 陵 石井(27分),森木健(53分),渡部(56分)(コ)
 序盤コンサは森木健,高橋を中心にショートパスを細かくつないで攻める。広陵は富樫,吉田を裏のスペースに走らせてカウンターをねらう。運動量で勝るコンサが,高い位置でボールを奪い石井や岡本のポストプレーや森木厚のサイドアタックからチャンスを作るも,ゴールは奪えず。27分コンサ高橋のCKを石井が高い打点のヘッドであわせて先制する。後半ボールポぜッションンで勝るコンサに対し広陵は,吉田,富樫がドリブルで持ち込むもののシュートには至らない。53分コンサ森木健が中央やや右からミドルシュートを決める。56分には石井のスルーパスからコンサ渡部がDFと競りながら豪快にけり込み駄目押しの3点目をあげた。 
第3節 4月29日(水)
D1 北 門2−0(1−0)忠 和 吉澤(7分),高橋佑(59分)(北)
 立ち上がりから北門が忠和DF裏に大きなボールを放り込み攻め込む。更に個々のスピードあるドリブルで優勢にゲームを進める北門に対し,忠和は時折カウンターを見せるがゴールには結びつけられない。7分北門はCKから吉澤がヘディングで決めて先制する。後半細かいパスもつながり始めた北門に対し,忠和も北門のスピードに徐々に慣れ,佐藤の効果的なドリブルから決定的チャンスをつかみだす。しかし,北門は59分高橋佑がドリブル突破からだめ押しの2点目をあげた。 
D1 緑が丘4−1(1−0)広 陵 田端(15分),豊田(43分),猪川(46分,51分)(緑)富樫(56分)(広)
 立ち上がり緑が丘がDFラインから前線にボールを集めて攻撃チャンスをうかがう。15分緑が丘はCKから田端が合わせて先制点をあげる。その後も緑が丘が決定的チャンスを作るが得点を奪えない。後半に入り,43分緑が丘は猪川の左サイドの突破から豊田が追加点をあげる。さらに46分,51分と猪川が連続得点し4対0とする。緑が丘の鋭いカバーリングの前に得点をあげられなかった広陵も56分富樫が1点を返すが反撃もここまでに終わる。 
D1 コンサドーレ旭川4−0(0−0)東 光 石井(33分),渡部(49分,55分),岸本(58分)(コ) 〔退〕山下(東)
 立ち上がりコンサがボールを支配相手神内でゲームを進めるものの,東光は久保を中心にディフェンスを高く上げ,中盤でも五島,加賀美が体をはり,決定機を作られない。14分コンサ石井が縦パスに反応してGKと1対1になる。しかし,東光GKが思わず決定機を阻止し,退場となる。10人になった東光に対しコンサが攻め続けるものの前半は無得点で終わる。後半開始早々コンサは右サイド村上の縦パスに抜け出した石井が冷静に決め先制する。さらに49分右サイドに出たスルーパスを橋本がゴールラインまで切れ込みグラウンダーのセンタリング。これを渡部が合わせ追加点をあげる。さらに55分同様の形で三浦雅がセンタリング,再び渡部が合わせて3点目をあげる。58分には左サイドを抜け出した岸本がゴール前で切り返して4対0とする。東光も田中を中心にいくつかの決定的を作ったがものにできず,敗れた。
D1 北 都2−1(0−1)啓 北 上野(41分,49分)(北)西根(24分)(啓)
 立ち上がり啓北が押し気味に試合を進める。保田がバランスよく配球し得点チャンスをうかがう。一方北都は右サイドの工藤を起点にカウンターをねらう展開となる。24分啓北は斉藤寿のクロスを西根がゴールまで落ち着いて決めて先制する。後半は啓北がいくつかの決定機を逃した後北都が少ないチャンスを生かして反撃。41分にはDFラインの裏に抜け出した上野がループシュートを決めて同点に追いつくと,49分には工藤が右サイドからセンタリング,フリーで待っていた上野が逆転のボレーシュートを決め,初勝利をあげた。 
D1 明 星1−0(1−0)永山南 大森健(19分)(明) 〔警〕田中(明)
 両チームともシンプルに裏をねらう展開となる。やや永山南が押し気味に試合を進めるが,明星は大平を中心として粘る強い守備を見せる。19分明星はDFラインの背後に送ったボールにFWが反応,クリアされたボールを大森健が冷静に蹴りこみ先制点をあげる。後半に入り永山南はFW山本のボールキープと右サイド近藤のスピードから反撃を試みるが,明星も中盤で片山が豊富な運動量でチャンスの芽をつぶす。さらに最終ラインの大平も安定した守備を見せ,虎の子の1点を守りきった。 
第4節 5月2日(土)
D1 コンサドーレ旭川0−0(0−0)明 星
  ディフェンスラインから中盤にかけてパスを丁寧につなぎ攻撃を組み立てるコンサに対して,明星はDF大平を中心にコンパクトに人数をかけた守備で最終ラインの突破を許さない。前半はコンサがやや押し気味に試合を進めるも0対0で終える。後半は明星が大森健,大森響を中心にゴール前に攻め込む場面が見られ,互角の展開となる。終盤コンサが猛攻をしかけるが得点ならずスコアレスドローに終わった。
D1 広 陵0−0(0−0)啓 北 〔警〕保田(啓)
 サイドを広く使いながらチャンスをうかがう広陵と,ダイレクトプレーを多用してFW藤原を走らせる啓北という展開になる。広陵が富樫が,啓北は藤原,西根がシュートチャンスを得るが決めきれない。次第に啓北はDF干場のロングパスからチャンスを多く作り出す。後半に入ってからは中盤でのパスワークも出てきて,啓北がチャンスをつかむ。終盤啓北が猛攻を見せ,笠原,藤原が再三ゴールに迫るが得点をあげられず。広陵も富樫,吉田がスピードを生かして攻撃するがシュートに結びつけられずスコアレスドローに終わる。 
D1 北 門1−0(1−0)緑が丘 高橋蓮(16分)(北)
 北門は開始早々から高い位置でのプレスをかけながら厚い攻撃を繰り返す。一方緑が丘は細かくパスをつなぎながら,横田,猪川の両サイドを広く使ってワイドに組み立てる。16分北門は高橋佑がドリブル突破しシュート,ポストにあたってこぼれたところを高橋蓮が押し込み先制する。その後は両チーム決定機が作れず1対0で前半を折り返す。後半に入り,サイドから崩しにかかる緑が丘だが,GK畠山を中心とした北門の必死の守備にあい最後の一本がでない。最後まで全員が声を出し,集中した守備を見せた北門が1点を守りきった。 
D1 東 光5−1(2−0)北 都 芥川(7分),安本(23分),加賀美(38分),石川(48分),田中(50分)(東)若狭(32分)(北)
 前半は東光ペースで試合は進む。北都GK長谷川翔が果敢に守るが,東光は田中を中心に攻撃を組み立て7分芥川,23分安本が得点する。後半に入り若狭のロングシュートで1点差に詰め寄られた東光だが,38分加賀美が3点目をあげると東光の完全なリズムとなる。終盤石川,田中が連続得点し東光が快勝した。 
D1 永山南6−1(3−0)忠 和 山本(12分,45分,48分)(永)橋本(19分,22分,31分)(永)大西(52分)(忠)
 立ち上がりはお互いにロングボールを入れシンプルな攻撃で相手の裏をとろうとする。12分右サイドからの折り返しを山本が落ち着いて左隅に決め永山南が先制。さらに19分守備ラインからのクリアボールから橋本がGKの頭上を越すシュートを決め2点目を奪う。その後も永山南もペースで試合は進み,22分,31分と橋本は得点を決めハットトリックを完成。さらに山本も45分,48分と連続得点しハットトリック。忠和は52分大西が鮮やかなミドルシュートを決めるが反撃もここまでに終わる。 
第5節 5月3日(日)
D1 コンサドーレ旭川2−0(2−0)北 門 高山(21分),石井(27分)(コ) 〔警〕西垣(コ)
 両サイドからチャンスをつくるコンサドーレに対し北門が必死のDFから相手の裏をねらう展開。前半は北門木村から高橋蓮の左サイドのスペースをねらいチャンスをつくるが,コンサDF西垣の好守備に阻まれる。試合が動いたのは21分,高橋のシュートのこぼれ球を高山がゴールに突き刺す。さらに27分には石井が中盤から華麗なドリブルでDFを抜き去り2点目をあげる。後半は北門稲田がパスカットからチャンスを作るも得点には結びつかず。逆にコンサは岸本が決定的チャンスをつかむが,北門もGK畠山が好セーブで阻止。このままコンサが2点を守りきった。 
D1 明 星2−0(1−0)広 陵 大森響(3分,32分)(明) 〔警〕栃丸,大森健(明)
 開始直後から両チームとも激しくボールを奪い合うゲームとなる。相手DFのボールを高い位置で奪う明星大森響が果敢にシュートを放つ。3分左サイド太田からDFの背後へのボールに抜け出した大森響がGKをかわして先制点を決める。ここから中盤でセカンドボールを拾う明星が大平のFKや片山,大森健などの立て続けのシュートで広陵ゴールに迫る。広陵の唯一の決定機の大沼のFKは惜しくもポストに嫌われる。後半は風上にたった広陵がボールを拾い優位に試合を進める。大沼のロングフィードから裏へ抜け出した富樫のシュートなどでリズムをつかむが1点がとれない。32分明星大森響が片山からのパスを受けあげた2点目が重くのしかかった。 
第7節 5月17日(日)
D1 コンサドーレ旭川2−1(2−0)永山南 岸本(3分,15分)(コ)橋本(59分)(永)
 前半は終始DFからのビルドアップから安定したパスワークのコンサが3分,右サイドからループシュートを岸本が決め先制。さらに15分には左サイドのスローインから抜け出した岸本がまたも決めて2点をリードする。永山南はトップの山本をターゲットに速攻をねらうが不発に終わる。後半も安定したゲーム運びでコンサが優勢に立つ。何度か決定機を迎えたが追加点はならず。永山南は44分ビッグチャンスを迎えるがコンサ小野の好セーブに阻まれる。かろうじて59分橋本が山本のミドルシュートのこぼれ球を押し込み一矢を報いた。
第9節 5月24日(日)
D1 コンサドーレ旭川5−0(4−0)忠 和 高橋(3分),岸本(24分,28分),石井(27分),岡本(44分)(コ)
 試合開始からゴール前を厚くし守備的布陣の忠和に対し,高橋が中盤を組み立て,岸本の左サイドから攻めるコンサ。3分には高橋がペナルティエリア外からGKの頭上を越えるループシュートを決め先制し,主導権を握る。その後もコンサは速いパスワークで攻めるが忠和も伊井を中心にボールへの寄りが速く決定機を作らせない。24分コンサは左サイドのスペースに走り込んだ岸本にパスが通り2点目をあげる。さらに27分にはゴール前でくさびのボールを受けた石井が素早い反転から左足で3点目。28分には右からのセンタリングに岸本が最後がGKもかわして4対0とする。後半に入っても岡本が5点目をあげたコンサは快勝した。
D1 永山南1−0(0−0)北 都 山本(37分)(永)
 序盤から永山南が主導権を握る。永山南は山本が球離れよく,2列目の攻撃からゴールをねらう。次第に近藤に右サイドからのチャンスを作り始めるが得点には至らない。北都はカウンターから若狭へ長いボールを入れるがシュートにはいたらず前半は0対0で折り返す。37分永山南は右サイドからのクロスに山本が走り込んで先制点をあげる。北都も工藤が起点となって永山南ゴールに迫るが得点できず。1対0で永山南が逃げ切った。
D1 緑が丘1−0(1−0)啓 北 豊田(13分)(緑)
 ボールにかかわる人数をかける緑が丘と個のかけひきで局面を打開しようとする啓北の試合は,互いになかなかシュートまでの形を作らせない。均衡が破れたのは13分。右CKをマイナス気味に入れるとペナルティエリア付近で豊田がうまく合わせて左へ流し込んだ。ここから試合は啓北は藤原,緑が丘は横田,豊田がボールに絡むとゴール前までボールが動く展開となる。後半に入り緑が丘が優位に試合を進める。田端,横田,豊田などが決定的なシュートを放つが啓北もGK永井の好セーブで得点を許さない。啓北も笠原,藤原にボールを集め何とか得点をねらうが,緑が丘は太田,館山が堅い守備を見せ得点を許さなかった。
D1 東 光1−0(1−0)北 門 田中(10分)(東)
 10分東光は田中がペナルティエリア内で北門DFをかわし,GKの頭上を破るシュートを決め先制する。勢いに乗った東光は田中を起点に何度となく攻め込み優勢に試合を進める。後半北門はロングフィードを多用し積極的に得点をねらう。40分以降は北門が一方的に攻める展開となる。しかし,何度もあった得点機を決めることができないままタイムアップ。東光が虎の子の1点を守りきり勝利した。
第10節 5月30日(土)
D1 啓 北2−1(0−1)北 門 藤原(40分),笠原(52分)(啓)青野(18分)(北)
 立ち上がり啓北は藤原にボールが入り,二度,三度とチャンスを作り出す。西根がGKをかわしてシュートを放つなど決定機を迎えるが北門守備陣が体を張ってブロックする。しかし,徐々に北門がショートパスからボール支配率を高める。18分北門はロングボールに走り込んだ高橋蓮がペナルティエリア内で倒されPKを得る。これを青野がきっちり決めて先制点を奪う。後半は高橋佑のドリブルからチャンスを作るがGK永井の攻守にあい決めきれず。40分,啓北は笠原をトップにあげてからリズムをつかみ出す。40分,ゴール前の混戦から藤原が同点ゴールを蹴りこむと,啓北が圧倒的に攻め出す。52分には保田の縦パスから笠原が抜け出して決勝点をあげた。
D1 緑が丘2−0(0−0)明 星 相澤(43分),横田(55分)(緑) 〔警〕横田,田端(緑)
 序盤緑が丘が田端,篠原を起点に何度もDFの裏にボールを運びチャンスを作る。一方の明星もカウンターから鹿野,片山らが好機を演出する。しかし,両チームとも館山,大平のCBが粘り強い守備を見せ得点を与えない。猪川が左サイドを突破して好シュートを放つがそれもわずかに枠を外れる。後半も緑が丘が田端,豊田を中心にボールをポゼッション。明星は大森響を生かしたカウンターからチャンスをねらう。明星の粘り強い守備に苦しんだ緑が丘だが,43分ゴール前の混戦から相澤が先制点を決める。そして55分には右サイドを疾走した横田が試合を決定づける2点目をゲット。館山,太田を中心とした守備も最後まで集中して守りきった。
D1 永山南2−0(1−0)東 光 山本(23分,58分)(永)
 立ち上がり東光は左サイドの山口や田中のミドルシュートで攻め込むが得点はできない。一方の永山南は山本にボールを集めチャンスをうかがう。次第に永山南は猪又を中心に中盤を支配し,山本,近藤が縦に突破しチャンスを作り出す。東光も左サイドを中心に攻め込むがなかなか決定機は訪れない。23分永山南は右サイドからのセンタリングを山本が胸でトラップボレーを突き刺し先制する。後半に入り東光は加賀美が起点となって,何度もチャンスを作るが永山南守備陣の体を張った守りにあい,得点ができない。58分永山南は山本がドリブル突破から決定的な2点目を決め東光を振り切った。
D1 北 都2−1(1−0)忠 和 工藤(23分),上野(34分)(北)大西(45分)(忠)
 序盤北都は忠和の裏のスペースに大きく蹴りこみ,工藤,若狭のスピードを生かしてチャンスをねらう。忠和は中盤で太田がボールをつなぎ,攻撃の糸口をさぐる。23分北都は工藤が左サイドからワンツーでペナルティエリアにボールを運びそのままシュート,先制点をあげる。後半に入って北都は34分右サイドから流れたボールを上野がシュートを決め2点目をあげる。忠和は45分大西が右サイドをドリブル突破しシュート1点を返す。終盤忠和が猛攻をかけるが北都守備陣も必死の守りを見せ1点差を守りきった。
第11節 5月31日(日)
D1 緑が丘2−1(2−0)永山南 横田(14分),猪川(16分)(緑)山本(47分)(永) 〔警〕館山(緑)
 試合開始から互いに速いパスワークで一進一退の攻防が続く。永山南は梶谷,山本のコンビネーションからチャンスをつくる。緑が丘は14分中盤でボールを奪った館山からDFの裏に抜けた横谷スルーパス。横田はドリブルから冷静にゴールに流し込み先制点をあげた。続く16分にはペナルティエリア内でボールを受けた猪川が確実にゴールに押し込み2点目を決める。後半緑が丘は猪川の左サイドから攻撃する。一方の永山南は山本の中央でのドリブルからと互いに攻め合うが得点には結びつかない。47分永山南はバイタルエリア付近でボールを受けた山本がドリブル突破からシュート,GKの手をはじいてゴールインし1点差に詰め寄る。終了間際には近藤のクロスを橋本が合わせるが惜しくもゴールポストへ。緑が丘がからくも逃げ切った。
第12節 6月6日(土)
D1 緑が丘1−0(1−0)忠 和 猪川(8分)(緑) 〔警〕高田(忠)
 序盤から緑が丘が田端を中心にボールを支配し,横田,猪川の両サイドから攻撃ゲームを優勢に進める。8分緑が丘はCKから森川がヘディング。これが忠和DFの手に当たりPKとなる。このPKを猪川がきっちり決めて緑が丘が先制する。その後も國本が得点チャンスにからんだ緑が丘の攻勢に対し,忠和もGK長瀬がPKをセーブするなど守備で対抗。後半は一進一退の攻防となったが,忠和守備陣が体を張って守りきり,緑が丘が1対0で勝利した。
D1 明 星4−1(0−1)北 都 大森響(31分,50分),大平(43分),大森健(48分)(明)若狭(21分)(北)
 序盤明星は栃丸のDFラインの裏へのパスや大平の抜けだし,大森響が速いドリブルで積極的にゴールに迫る。やや劣勢だったが北都だが,21分PKを得若狭が落ち着いて決めて先制する。後半に入り明星は大平がゴール前に入れたライナー性のボールを大森響がゴールに背を向けながらもジャンプヘッドでコースを変え同点とする。43分には布田がゴール前に放り込んだボールを大平がペナルティエリア内で胸でトラップし左足でそのままシュートし逆転に成功する。48分には大森健が右サイドからのセンタリングを左足で3点目をあげると,50分には大森響が試合を決定づける4点目をあげた。
D1 コンサドーレ旭川0−0(0−0)啓 北
 序盤コンサは石井のポストプレーから活路を見いだそうとする。しかし,干場を中心とした啓北守備陣を崩すことができない。啓北も保田,笠原の中盤から攻めの糸口をさぐるが,シュートまでにはいたらない。前半終了間際の干場のFKもゴールバーにあたる。後半も啓北は干場,高橋拓らがコンサのパスの出所をよく押さえる。岸本,橋本の両サイドから何とか攻撃の形をつくろうとするコンサだが,啓北守備陣を崩すまでには至らず。シュート数の少ない試合はスコアレスドローに終わった。
D1 東 光2−1(2−0)広 陵 田中(8分),安本(17分)(東)竹内(広) 〔警〕安本(東)宮越(広)
 東光は田中を中心に左右に展開。8分石川のシュートのこぼれたところを冷静に田中が押し込み先制する。さらに17分には加賀美がドリブル突破からシュート,こぼれ球を安本が押し込み2点目をあげる。広陵は梶のスピードを生かしたカウンターをしかけるが,東光の堅い守備に阻まれ無得点で前半は終了。後半は両チームとも決定機をつくれず時間が経過。53分右CKから竹内のミドルシュートで1点差に追いつくと,猛反撃。大沼の正確なセットプレーなどからチャンスをつくるが,東光の守備を崩すことができず。東光が逃げ切った。
第13節 6月7日(日)
D1 北 都4−1(2−1)広 陵 工藤(17分,24分,54分),若狭(55分)(北)富樫(9分)
 激しい雨,悪条件の中試合開始直後から一進一退の攻防が続く。9分広陵は中央から飛び出しゴールに流し込んで先制点を奪う。しかし北都は,17分工藤が直接FKをゴール右上に決め同点に追いつくと,続く24分にはペナルティエリア付近にこぼれてきたボールをまたしても工藤がゴール左上に決め逆転する。後半に入ると広陵がFKからチャンスを作るなど押し気味に試合を進めるが得点ができない。逆にカウンターから得点をねらう北都は54分,工藤が自陣から出たボールをドリブルシュートし追加点。その1分後には若狭がドリブルからだめ押しの4点目をあげる。工藤のハットトリックの活躍で北都が3勝目をあげた。
D1 忠 和1−0(0−0)東 光 井川(54分)(忠)
 ピッチコンディションが悪い中両チームともロングボールを多用し攻守がめまぐるしく入れ替わる。東光は田中を中心に攻撃を作り,忠和も井川のスピードを生かして攻めるが両チームとも得点できずに前半は終える。後半は東光が立ち上がりチャンスを作るが,忠和もGK長濱のファインセーブや粘り強い守備で得点を許さない。その後は一進一退の攻防が続く。54分忠和は波状攻撃から小山がDFの裏に出したボールに反応した井川が押し込み均衡を破る。東光も必死の反撃を見せるが忠和が守りきり,今リーグの初白星をあげた。
D1 コンサドーレ旭川2−0(2−0)緑が丘 宮本(5分),石井(20分)(コ)
 立ち上がり,コンサは高橋,緑が丘は田端と中心に両チームとも丁寧にパスをつなぎゲームを構成する。やや押し気味のコンサは5分右サイドから宮本があげたクロスボールがそのままゴールインし,幸運な先制点をあげる。この得点をきっかけに,石井,岡本のツートップを基点にコンサが緑が丘陣内に攻め込む時間が長くなる。20分にはくさびのボールを受けた石井がターンした後,ルーズなディフェンスの一瞬の隙をついて強烈なミドルシュート。GKの手をはじいてゴールネットを揺らした。後半は緑が丘も横田を走らせて好機を作るが,ゴール前の詰めにかけ得点ならず。コンサが2対0で勝ち,イレブン杯春季リーグでは2年ぶり2度目の優勝を果たした。
D1 啓 北3−0(1−0)明 星 藤原(20分,48分),保田(50分)(啓)
 雨でグランドコンディションが悪い中,立ち上がりから啓北がボールを支配しゲームは進む。啓北は笠原,西根の左サイドから攻撃のチャンスをつくる。明星も大平を中心に粘り強い守備を見せ,ピンチをしのぐ。20分啓北は左サイドから笠原がセンタリング。藤原が高い打点でGKの頭上を破るヘディングシュートを決め先制する。後半も保田,高橋拓を中心として中盤を支配した啓北は48分,センターライン付近のFKを干場がゴール前に入れると,飛び込んだ藤原が流し込んで追加点をあげる。さらに50分にはFKのこぼれ球を保田が左足でゴール右にたたき込みだめ押しの3点目をあげた。
D1 永山南1−0(1−0)北 門 山本(29分)(永)
 水たまりが多く最悪のピッチコンディションに両チームとも苦しむ展開となる。そんな中,永山南はトップの山本にボールを入れ,山本の個人技から再三北門ゴールに迫る。大きく展開しよとする永山南に対し,北門は体を張った守備で対抗。カウンターから攻撃をねらうがなかなかチャンスをつかめない。前半終了間際,永山南は山本がぬかるんだグランドをものともせずドリブルで持ち込みシュートを決め先制する。後半も永山南がペースをつかみ北門は苦しい展開となるが,GK畠山の好セーブもあり永山南のチャンスをつみとっていく。終了間際には稲田を起点に猛攻をかけた北門だが,永山南が守りきった。
第14節 6月13日(土)
D1 啓 北1−0(0−0)東 光 笠原(59分)(啓)
 双方とも試合開始早々スピードにのった展開で一進一退の攻防が続く。啓北は前線の藤原にボールを集め,シュートチャンスをつくるが,東光GK山下の好判断により得点ができない。東光は田中が中盤から再三スルーパスをねらうが,啓北も干場,斉藤を軸にシュートを打たせない。後半も啓北は保田のスルーパスからチャンスをねらう。東光も安本の好シュートが啓北ゴールを襲うがGK永井がファインセーブするなど,両チームとも得点チャンスを生かし切れない。スコアレスドローかと思われた59分啓北は保田からのパスを受けた笠原が左45度の位置から右足トゥーキックでゴール右隅に蹴りこみ,決勝点。ファウルの少ないクリーンな試合は啓北が劇的な勝利を飾った。
D1 忠 和1−0(0−0)明 星 佐藤(37分)(忠)
 序盤から明星は大平,片山を中心に優勢に試合を進めるが,忠和も粘り強い守備を見せ,伊井を軸に決定的なチャンスをつくらせない。何度かあるシュートチャンスもGK長濱の好セーブに阻まれる。忠和は佐藤のチャンスメークから井川を走らせるカウンターで得点チャンスをうかがうが,フィニッシュまでには持ち込めない。しかし,37分忠和は井川のスルーパスから佐藤が抜け出す。GKとDFが交錯する間に佐藤は無人のゴールに流し込んで先制点をあげる。何とか同点に追いつきたい明星は田中のオーバーラップから右サイドを崩しチャンスをつかむが,忠和守備陣の堅い守りに阻まれる。終盤には大森健が好シュートを放つが,それもGK長濱にはじかれて得点できず。粘り強く戦った忠和が今リーグ2勝目をあげた。
D1 北 門1−0(0−0)広 陵 青野(37分)(北) 〔退〕稲田(北)〔警〕高橋佑(北)
 立ち上がりから両チームとも走力を生かした素早いアプローチで攻守の切り替えの速いサッカーとなる。ややシュートチャンスは北門が多く押し気味に試合を進める。次第に北門はボールをつなぎだし,リズムを引き寄せる。37分FKのこぼれ球を競った高橋佑が倒されPKを得る。このPKを青野がきっちり決めて先制する。その後も北門は高橋佑を中心に攻撃を組み立てる。広陵も富樫を走らせる攻撃を見せたが,1点を奪えず北門が逃げ切った。
D1 緑が丘2−0(1−0)北 都 相澤(11分),横田(40分)(緑)
 前半から緑が丘ペースの試合となる。短いパス回しからサイドを使い,ゴールをねらう。緑が丘は11分横田のセンタリングから相澤がシュートし先制する。北都は乾,煙山を中心にゴール前で体を張って守り,奪ったボールを前線に送ろうとするがなかなかつながらない。後半北都は若狭,工藤を中心にゴールをねらうが,得点をあげられない。逆に緑が丘は40分,ゴール前でこぼれたボールを横田がゲットし追加点をあげ,イレブン杯春季リーグ2位の座を獲得した。
第15節 6月14日(日)
D1 啓 北2−1(0−0)忠 和 高橋(34分),笠原(50分)(啓)畑中(47分)(忠)
 立ち上がりから啓北が忠和陣内でゲームを進めるが,ワントップを残し深く引いて守備を固める忠和に得点をあげることができず前半は無得点で終える。後半,サイド中心の攻撃にした啓北は,34分左CKのこぼれ球を拾った干場が右サイドを突破しセンタリング,最後は高橋が左足でシュートを決め先制点をあげる。粘る忠和は47分啓北守備陣の連携ミスをつき,畑中がパスカット無人のゴールにシュートを決める。しかし,啓北は50分保田のパスを受けた藤原がペナルティエリアで倒されPKを得る。これを笠原が落ち着いて決めて忠和を引き離す。56分忠和は野島綾が突破しセンタリング。畑中が好シュートを放つが,ポストに当たりゴールならず。啓北が辛くも逃げ切った。
D1 永山南2−0(2−0)広 陵 O・G(23分),山本(29分)(永)
 一面が水浸しのグランドのため,互いに前線に長いボールを放り込み,地域を奪い合う戦いとなる。しかし,キックの距離が出ないため,一度押し込まれると,なかなか自陣から抜け出すことができず,互いに攻撃の主導権を握りあう展開となる。序盤は前線の馬力に勝る永山南が山本,猪又らを中心にしながら相手ゴールに迫るが,次第に広陵も大沼の左サイドを中心に挽回する。また,富樫もスピードあるドリブルで永山南守備陣をあわてさせる。23分永山南は近藤のCKがオウンゴールを生み出し先制する。さらに29分には梶谷のパスから山本が抜け出し,右45度から蹴りこみ追加点を奪う。後半広陵は右の上川,左の大沼と両サイドからチャンスをねらうが,永山南も上用,梶谷のCBがよく対応する。永山南も猪又の中盤のがんばりから右の近藤,中央の山本がゴールに迫るが追加点はならず。終盤広陵は水野がゴールに迫るが,あと一歩及ばず。永山南が2対0で勝利した。
D1 北 門3−1(2−0)北 都 高橋佑(15分,36分,45分)(門)太田(42分)(都)
 激しい雨の中ロングボールの蹴り合いで両チームとも決め手がないまま序盤は終わる。15分北門は高橋佑が中央をドリブル突破でゴールをこじあけ先制する。さらに前半終了間際にも再び高橋佑がドリブル突破し2点目を決める。後半も試合は北門ペースで進んでいたが,42分北都はCKのこぼれ球を中央から太田がミドルシュートを決め,1点を返す。しかし,3分後北門はまたしても高橋佑が左サイドからドリブルで持ち込みシュート。こぼれたところを自らが押し込み駄目を押した。
D1 東 光3−1(2−0)明 星 加賀美(9分),安本(20分),田中(43分)(東)村上泰(44分)(明)
 雨足がつよくなり、悪いグランドコンディションの中、互いにプレスをかけたゲーム展開。東光は9分スルーパスから明星DFの間を抜け出した加賀美が左サイドネットにゴールを決める。さらに20分,中盤でボールを奪った東光が加賀美、田中,安本とパスをつなぎ追加点をあげる。後半はピッチが悪い為、ロングボールの応酬になるが東光田中が追加点をあげる。負けじと明星も村上泰が1点を返し押し気味に試合を運ぶも東光DFの粘り勝ちとなった。



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