6月26日(日)準決勝 | |
緑が丘2−1(0―1)愛 宕 | |
得点者 | 高(33分),奥山(48分)(緑) 村井(30分)(愛) |
緑が丘 | GK那須 DF藤澤,佐藤圭,高 MF平間,宮本,木下,西村 FW奥山,佐藤拓,伊藤 |
愛 宕 | GK土門 DF田川,佐々木,寶田,丹野 MF森川,平澤,大島,村井,佐藤 FW村井,梅本 |
準決勝Aピッチの試合は,互いにこれまで無失点で勝ち上がってきた緑が丘と愛宕の対戦。前半は緑が丘のキックオフで開始。序盤から緑が丘は丁寧にビルドアップを行い,機を見て西村,平間の両サイドのスペースを狙う展開。しかし愛宕も佐々木と丹野を 後半開始早々に試合が動く。33分緑が丘のCK。宮本からのボールに高がヘディングで押し込み同点に。39分佐藤圭が右サイドを駆け上がりグラウンダーのクロスをあげ,西村が触るも枠の外へ。43分には高がゴール前のこぼれ球に反応しミドルシュートを放つも,愛宕土門がファインセーブで阻止。後半から風上に立った緑が丘が攻勢を強める展開が続く。愛宕も佐藤や梅本の前線から素早いプレスをかけてボールを奪いゴールを狙うもチャンスにはつながらず。緑が丘は48分,奥山が左サイドを抜け出し,GKとの1対1を制し,ゴール右隅に流し込み逆転に成功する。反撃に出たい愛宕も,ゴール前のこぼれ球を村井がミドルシュートを打つも,緑が丘GK那須に阻まれる。57分にも愛宕佐々木が右サイドの抜け出しCKのチャンスを得るも得点にはいたらない。時間がない愛宕,前線へロングフィードを繰り返すも緑が丘守備陣がしっかりと跳ね返し,タイムアップ。2−1で緑が丘が逆転で決勝進出を決めた。互いに集中力,インテンシティーの高い好ゲームであった。 |
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広 陵3−1(1−1)六 合 | |
得点者 | 本間(30分),樫木(41分),土居(55分)(広) 有路(7分)(六) |
退 場 | 石垣(六) |
広 陵 | GK工藤 DF阿部,佐藤諒(坂田),横山慧,土居 MF平野,横山湊(宇佐見魁),加藤(番菅野),本間(宇佐見大),樫木(中山) FW林 |
六 合 | GK石垣 DF小林,井上(辻村),武田,峯 MF小林,庄司,小出,佐藤,有路 FW橋柊 |
フォーメーションは広陵,六合ともに4−1−4−1の布陣。広陵からのキックオフで試合が開始する。広陵は11番本間と12番樫木の両サイドハーフが縦を狙う形で相手陣地に攻め込む。開始1分広陵本間から中央で待っていた樫木へパスをつなぐがDFに阻まれる。六合は左サイドから攻め込む。前半7分11番有路のコーナーキックがファーサイドのネットに直接入りゴール。11分六合16番橋が相手のバックパスをインターセプトしシュートをするが,GK工藤に阻まれる。前半18分広陵佐藤諒が中央へ |
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第5・第6代表決定戦 | |
永 山1−0(0―0)東 光 | |
得点者 | 原内(55分)(永) |
永 山 | GK鎌田 DF加藤大誠,河野,菅原,大橋 MF村上,橋本,川原,藤井 FW加藤大雅,原内 |
東 光 | GK羽田野 DF川島,渡邊,中村,滝本 MF小杉,阪口,小野,金武勇,金武飛 FW小西 |
Aピッチ,上代出場をかけた第5・第6代表決定戦は永山のキックオフで試合開始。永山はキックオフ後すぐに前線へロングフィードを送り,CKのチャンスを得るも得点にはいたらず。対する東光は 後半開始直後,永山は原内が再三左サイドを駆け上がりチャンスを狙う。対する東光は,小西と小野を中心にパワーをもってゴール前に迫るも,両チーム高い集中力を保ち,素早いプレスで決定機を作らせない拮抗した展開が続く。飲水タイム後,永山が裏を狙う機会が増えるも,オフサイドで得点につながらない。しかし55分,ついに均衡が破れる。永山の加藤大雅が中央でボールを持ち,ゴール前へスルーパス。それを原内が抜け出し,落ち着いてゴール左隅に流し込み,永山が待望の先取点を得る。続く59分にも加藤大雅が抜け出し,GKをかわしてシュートを放つもサイドネットに。反撃に出たい東光も,ゴール前に迫力をもって運び,小野,小西がシュートを放つも得点にはいたらず,試合終了。永山が最後まで体を張った守備で1点を守り切り,4年ぶり9度目の上代出場を決めた。両チームとも最後まで走り切り,疲れを見せない好ゲームであった。 |
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北 門1−1(1―0)〈PK3−2〉神 楽 | |
得点者 | 佐々木春瑠(57分)(北)笹山(17分)(神) |
北 門 | GK鈴木 DF高見,横関,菊池 MF石井(市瀬),尾田,手塚,小田桐,佐々木春瑠,服部 FW於本(白川) |
神 楽 | GK菊池 DF林,宝示戸,高田,内藤 MF鈴木,村田,佐々木,笹山 FW吉本(富樫),若山 |
第5,6代表決定戦も強風の中で開始。コイントスの結果,神楽中が追い風を選択。北門中のキックオフでスタート。神楽4−4−2 後半は,向かい風の中,神楽のキックオフでスタート。追い風になった北門は,相手陣内に侵入すると早めにゴールを狙う。J服部がロングシュート。F手塚もロングシュート。F手塚に入ったボールをG小田桐へ落としてロングシュート。ゴールを狙い続ける。C菊池からファーサイドE尾田へクロス。GKのゴールキックから直接FWH於本へ入る。神楽DFのクリア。神楽は奪ったボールをHが相手の背後Dへ。北門は,C菊池が左サイドで体を張ってボール奪取。J服部からI佐々木,最後はG小田桐がシュート。ゴールの上に外れる。C菊池がロングシュート。バイタルエリアでJ服部からF手塚に落としてシュート。神楽DFが,ゴール前に集結し体をなげうって守る。北門E尾田のパスをG小田桐がゴール前に入れる,それをJ服部がボレーシュート。神楽GK菊池がファインセーブ。FからIへのスルーパスはGKがキャッチ。その後,カウンターで神楽はゴール前に。Gのシュートゴールポストに阻まれる。57分J服部がドリブルで駆け上がり,DFとGKの間に絶妙なパス。I佐々木はGKとの1対1を落ち着いてかわしてシュート。同点に追いついた。神楽は右サイドを駆け上がり,CKを得る。ファーサイドに流れてしまう。 延長前半,北門のキックオフ。神楽は前半は追い風のエンドを選択。北門は左サイドでCKを得る。Iがゴールへ巻くキック。バーに当たりゴールキックへ。北門中が,ゴール前でチャンスを演出するが,決めきれず。延長後半は,神楽のキックオフ。神楽が左サイドでCKを得る。強風の中,両チームとも得点ならず。PK戦となる。PK戦で北門が勝利し6年ぶり28度目の上川代表決定戦出場を決めた。 |