第75回旭川市中学校連盟体育大会サッカー大会

6月26日(日)準決勝
緑が丘2−1(0―1)愛 宕
得点者 高(33分),奥山(48分)(緑) 村井(30分)(愛)
緑が丘 GK那須 DF藤澤,佐藤圭,高 MF平間,宮本,木下,西村 FW奥山,佐藤拓,伊藤
愛 宕 GK土門 DF田川,佐々木,寶田,丹野 MF森川,平澤,大島,村井,佐藤 FW村井,梅本
準決勝Aピッチの試合は,互いにこれまで無失点で勝ち上がってきた緑が丘と愛宕の対戦。前半は緑が丘のキックオフで開始。序盤から緑が丘は丁寧にビルドアップを行い,機を見て西村,平間の両サイドのスペースを狙う展開。しかし愛宕も佐々木と丹野を中心に粘り強く対応し,チャンスにはいたらない。愛宕も梅本に縦パスを入れようと試みも,緑が丘守備陣の素早いチェックでシュートにはいたらず。8分,緑が丘は宮本と平間が右サイドをワンツーで崩し,クロスを入れるも愛宕土門がキャッチ。13分緑が丘のCKのチャンス。宮本のボールに高が合わせるも枠の外へ。飲水タイム後も,緑が丘が攻勢を強める。18分伊藤のスルーパスに奥山が抜け出し,GKと1対1になるもの土門が見事なシュートストップ。愛宕も20分,村井が抜け出しシュートを放つも緑が丘那須に阻まれる。27分佐藤拓が左サイドをドリブルで抜け出しシュート,28分木下から精度の高いクロスから西村のヘディングシュートも得点にはつながらず。前半アディショナルタイム,愛宕CK。大島から絶妙なボールがあがり,伊藤がヘディングで豪快に叩き込み先制点をとる。粘り強い守備から,ワンチャンスをものした愛宕がリードで後半へ。
後半開始早々に試合が動く。33分緑が丘のCK。宮本からのボールに高がヘディングで押し込み同点に。39分佐藤圭が右サイドを駆け上がりグラウンダーのクロスをあげ,西村が触るも枠の外へ。43分には高がゴール前のこぼれ球に反応しミドルシュートを放つも,愛宕土門がファインセーブで阻止。後半から風上に立った緑が丘が攻勢を強める展開が続く。愛宕も佐藤や梅本の前線から素早いプレスをかけてボールを奪いゴールを狙うもチャンスにはつながらず。緑が丘は48分,奥山が左サイドを抜け出し,GKとの1対1を制し,ゴール右隅に流し込み逆転に成功する。反撃に出たい愛宕も,ゴール前のこぼれ球を村井がミドルシュートを打つも,緑が丘GK那須に阻まれる。57分にも愛宕佐々木が右サイドの抜け出しCKのチャンスを得るも得点にはいたらない。時間がない愛宕,前線へロングフィードを繰り返すも緑が丘守備陣がしっかりと跳ね返し,タイムアップ。2−1で緑が丘が逆転で決勝進出を決めた。互いに集中力,インテンシティーの高い好ゲームであった。
広 陵3−1(1−1)六 合
得点者 本間(30分),樫木(41分),土居(55分)(広) 有路(7分)(六)
退 場 石垣(六)
広 陵 GK工藤 DF阿部,佐藤諒(坂田),横山慧,土居 MF平野,横山湊(宇佐見魁),加藤(番菅野),本間(宇佐見大),樫木(中山) FW林 
六 合 GK石垣 DF小林,井上(辻村),武田,峯 MF小林,庄司,小出,佐藤,有路 FW橋柊
フォーメーションは広陵,六合ともに4−1−4−1の布陣。広陵からのキックオフで試合が開始する。広陵は11番本間と12番樫木の両サイドハーフが縦を狙う形で相手陣地に攻め込む。開始1分広陵本間から中央で待っていた樫木へパスをつなぐがDFに阻まれる。六合は左サイドから攻め込む。前半7分11番有路のコーナーキックがファーサイドのネットに直接入りゴール。11分六合16番橋が相手のバックパスをインターセプトしシュートをするが,GK工藤に阻まれる。前半18分広陵佐藤諒が中央へ浮き球のパス,3番林がシュートをするがゴールキーパーに阻まれる。19分広陵10番土居が左サイドからオーバーラップをするが六合DFがブロック。前半22分佐藤がDFの裏へ浮き球のパス,そこへ11番本間が抜け出しシュート。GK石垣がブロックするがペナルティエリアの外でハンドとなり六合GKが退場となる。FKを7番平野が直接狙うが,代わりにGKとなった16番橋がセーブする。前半終了間際13番がペナルティエリアにロングパス,11番本間がヘディングシュートでゴールとなり1−1の同点となり前半が終了する。六合はフォーメーションを4−1−3−1に変更し9番小出がFWとなる。広陵は後半4−2−3−1に変更し11番本間がトップ下に入り10番土居が右サイドハーフとなる。後半7分六合のFK,4番武田がゴール前にロングボールを蹴り10番佐藤大が飛び込むが,合わせることができずラインを割ってしまう。後半11分広陵が右からの10番土居のCKに,12番樫木が中央へ飛び込みヘディングでゴール。スコアは2−1となる。後半14分12番樫木から7番平野へパス,中央に切り込みシュートを狙うが,ゴールから逸れてしまう。後半16分11番本間がドリブルで運び10番土居へ右サイドにパス,縦に切り込みセンタリングを上げるが,味方選手がさえあることができずラインを割る。六合は人数が一人少ない中,4番武田を中心に広陵の猛攻をしのぎ,相手DFの裏へボールを送り込むが広陵も2番阿部を中心に攻撃を防ぐ。後半22分5番小林から9番小出へスルーパス,抜け出した9番小出に対して広陵2番阿部が落ち着いてカット。後半25分11番本間から逆サイド10番土居へパス,土居は中へドリブルで切り込みシュート,右サイドネットを揺らす。3−1で広陵が勝利する。
第5・第6代表決定戦
永 山1−0(0―0)東 光
得点者 原内(55分)(永)
永 山 GK鎌田 DF加藤大誠,河野,菅原,大橋 MF村上,橋本,川原,藤井 FW加藤大雅,原内
東 光 GK羽田野 DF川島,渡邊,中村,滝本 MF小杉,阪口,小野,金武勇,金武飛 FW小西
 Aピッチ,上代出場をかけた第5・第6代表決定戦は永山のキックオフで試合開始。永山はキックオフ後すぐに前線へロングフィードを送り,CKのチャンスを得るも得点にはいたらず。対する東光は左サイドを小西がドリブルで起点を作り,小野が中央からミドルシュートを放つも枠を外す。互いに序盤から相手ゴール前へ迫力をもって向かう展開となった。東光は丁寧にビルドアップを試み,10分ゴール前でFKのチャンスを得る。川島が直接ゴールを狙うも,惜しくもクロスバーにはじかれてしまう。続く11分にも小西が単独でドリブル突破しシュートを放つも,菅原を中心とする永山守備陣の体を張った守備に阻まれる。永山は原内と加藤大雅が何度も裏へ抜け出しチャンスを得るも,東光GK羽田野が落ち着いたセービングでゴールを割らせない。飲水タイム後,徐々に攻勢を強める永山は,前線からのプレスをかけ,奪ったボールをシンプルにゴール前へフィードし,東光陣内で試合を進める。東光も25分には小野が前線を抜け出しシュートを放ち,26分にはゴール前に放り込まれたボールを金武飛がヘディングで狙うも枠をとらえることができない。互いにゴール前へ進めるがスコアレスのまま後半へ。
後半開始直後,永山は原内が再三左サイドを駆け上がりチャンスを狙う。対する東光は,小西と小野を中心にパワーをもってゴール前に迫るも,両チーム高い集中力を保ち,素早いプレスで決定機を作らせない拮抗した展開が続く。飲水タイム後,永山が裏を狙う機会が増えるも,オフサイドで得点につながらない。しかし55分,ついに均衡が破れる。永山の加藤大雅が中央でボールを持ち,ゴール前へスルーパス。それを原内が抜け出し,落ち着いてゴール左隅に流し込み,永山が待望の先取点を得る。続く59分にも加藤大雅が抜け出し,GKをかわしてシュートを放つもサイドネットに。反撃に出たい東光も,ゴール前に迫力をもって運び,小野,小西がシュートを放つも得点にはいたらず,試合終了。永山が最後まで体を張った守備で1点を守り切り,4年ぶり9度目の上代出場を決めた。両チームとも最後まで走り切り,疲れを見せない好ゲームであった。
北 門1−1(1―0)〈PK3−2〉神 楽
得点者 佐々木春瑠(57分)(北)笹山(17分)(神)
北 門 GK鈴木 DF高見,横関,菊池 MF石井(市瀬),尾田,手塚,小田桐,佐々木春瑠,服部 FW於本(白川)
神 楽 GK菊池 DF林,宝示戸,高田,内藤 MF鈴木,村田,佐々木,笹山 FW吉本(富樫),若山
 第5,6代表決定戦も強風の中で開始。コイントスの結果,神楽中が追い風を選択。北門中のキックオフでスタート。神楽4−4−2.北門3−5−1.キックオフ早々,神楽は,J内藤からH若山へ積極的にボールを入れ,ゴール前でチャンスを作ろうとする。G笹山が左サイドからクロスボールを入れるが,決めきれず。北門は左サイドからJ服部がカウンターを仕掛けるが,神楽DFが止める。その後もH於本が高い位置でボールを受けようとポジションを取り続けるが,MFは,なかなかボールを入れることができない。神楽はクリアボールからH若山が独走。ゴール前には仲間がいなく,北門がクリアしようとしたボールはゴールラインを割り,神楽のCK。右からのCKはファーサイドに流れた。北門が,F手塚からJ服部にスルーパスでチャンスを作る。その後,神楽はG笹山からH若山へパスをし,ゴール前で攻防。神楽I高田がロングシュート。神楽J内藤からH若山へパスをし,ゴール前でチャンス。いずれも北門の守備に阻まれる。北門I佐々木は高い位置でボール奪取し,チャンスを作ろうとする。神楽H若山が,奪取後,スピードのあるドリブルで高い位置まで仕掛ける。中盤での攻防に落ち着きが見られなくなり,両チームとも後ろから相手DFラインの背後へ蹴り合う時間が続く。17分J内藤からG笹山へのパス。G笹山はバイタルエリアでインサイドでターンをし,前を向き,右足でシュート。巻いたシュートでGKから離れるようなボールがゴール左上に突き刺さり,先制点を取った。神楽がH若山からD吉本へパス,そしてシュート。神楽G笹山が左サイドを駆け上がり,J内藤へ落とし,そのボールをゴール前にクロスを入れようとするが入れられず。北門は,G小田切が起点にボールを出し入れする。I佐々木がドリブルで仕掛けるが,なかなかDFを崩せない。D石井からファーサイドへクロスボールを入れるが,得点にはつながらず。I佐々木がゴール前でボレーシュート。ゴール上に大きく外れる。 北門は右サイドE尾田が広がってボールを受け,チャンスをつくる。F手塚が中盤でゲームを組み立てようとスペースにポジションをとり続けた。神楽は,H若山からD吉本へ得点にはならず。前半終了。
 後半は,向かい風の中,神楽のキックオフでスタート。追い風になった北門は,相手陣内に侵入すると早めにゴールを狙う。J服部がロングシュート。F手塚もロングシュート。F手塚に入ったボールをG小田桐へ落としてロングシュート。ゴールを狙い続ける。C菊池からファーサイドE尾田へクロス。GKのゴールキックから直接FWH於本へ入る。神楽DFのクリア。神楽は奪ったボールをHが相手の背後Dへ。北門は,C菊池が左サイドで体を張ってボール奪取。J服部からI佐々木,最後はG小田桐がシュート。ゴールの上に外れる。C菊池がロングシュート。バイタルエリアでJ服部からF手塚に落としてシュート。神楽DFが,ゴール前に集結し体をなげうって守る。北門E尾田のパスをG小田桐がゴール前に入れる,それをJ服部がボレーシュート。神楽GK菊池がファインセーブ。FからIへのスルーパスはGKがキャッチ。その後,カウンターで神楽はゴール前に。Gのシュートゴールポストに阻まれる。57分J服部がドリブルで駆け上がり,DFとGKの間に絶妙なパス。I佐々木はGKとの1対1を落ち着いてかわしてシュート。同点に追いついた。神楽は右サイドを駆け上がり,CKを得る。ファーサイドに流れてしまう。
 延長前半,北門のキックオフ。神楽は前半は追い風のエンドを選択。北門は左サイドでCKを得る。Iがゴールへ巻くキック。バーに当たりゴールキックへ。北門中が,ゴール前でチャンスを演出するが,決めきれず。延長後半は,神楽のキックオフ。神楽が左サイドでCKを得る。強風の中,両チームとも得点ならず。PK戦となる。PK戦で北門が勝利し6年ぶり28度目の上川代表決定戦出場を決めた。

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