第75回旭川市中学校連盟体育大会サッカー大会

6月25日(土)東光スポーツ公園
愛 宕1−0(0―0,延長1−0)永 山
得点者 村井(69分)(愛)
愛 宕 GK土門 DF田川,佐々木,寶田(阿部),丹野 MF安田(佐藤),平澤,大島,村井 FW森川,梅本
永 山 GK鎌田 DF加藤大誠,河野,菅原,大橋 MF村上,橋本,川原,藤井 FW加藤大雅,原内
 上川代表決定戦の出場権をかけた準々決勝は永山対愛宕の戦いコイントスで永山がキックオフを選択対する愛宕は前半に風上のピッチを選択し試合開始。ともに4−4−2の布陣。永山は菅原が左サイドをドリブル突破ゴールに向かいシュートを放つも愛宕DF丹野が体を張ってブロック。風上の愛宕は風を活かしてDF裏にボールを供給しチャンスを伺い,DFラインが下がったとみると大島がミドルシュートで得点を狙う。14分,永山は川原が右サイドから原内にクロスを上げるも丹野がクリア。18分,愛宕は平澤,森川,梅本とパスをつなぎシュート。これも永山GK鎌田が冷静にキャッチ。22分永山は村上が右サイドからクロスを上げるが,愛宕DF田川がクリア。26分永山は河野がクロスボールを入れるが原内が合わせられず,ゴール横に逸れる。互いに昨日からの温度差と早いチェックで体力を奪われ,連続したパスが繋がらず無得点で前半終了。
 愛宕のキックオフで後半開始。風上に立った永山はロングフィードでDF裏へボールを供給。FW原内,梅本がそれに合わせてDF裏へ飛び出しシュートチャンスをうかがう。愛宕は向かい風を避けるように短いパスをつなぎ前進する。37分愛宕は佐藤から梅本とつなぎDF裏へ進入するも,永山DF菅原がしっかりカバーに入りカットしチャンスを摘む。42分愛宕はまた佐藤から梅本のラインでパスをつなぎ,最後は梅本がシュート。惜しくもゴール右に逸れる。49分永山は橋本−加藤−原内とパスをつなぎ,ゴール前へ進むが,愛宕DFが体を張ってシュートを打たせない。52分ボールを奪った原内は加藤大へスルーパスを出し,加藤大がシュート。GK鎌田がしっかりとキャッチ。54分愛宕は佐藤からパスを受けた梅本がシュート。惜しくもゴール右にそれるが,徐々にシュートチャンスが増えていく。56分には梅本がドリブルで突破。GKと1対1になる決定的なチャンスが訪れるがここで鎌田がファインセーブ。これによって永山も息を吹き返し,追い風を活かして攻めるがタイムアップ。激しい戦いは延長戦へもつれ込む。
延長前半永山は風上を選択。永山はロングフィードで加藤,原内を走らせゴールを狙うもGK鎌田が冷静に対応。愛宕も梅本にボールを集めシュートチャンスをつくるがゴールまでは遠く延長前半の5分が終了。延長後半風上の愛宕が反撃を開始。68分愛宕は右CKを獲得。大島が蹴ったボールはファーに流れ折り返すも永山が守り抜く。その直後,左サイドCKキックのチャンスを得た愛宕は69分,大島は風向きを活かしたゴール前へ向かう巻いたボールを蹴り入れ,競り合う中,村井がヘディングでゴールを決めタイムアップ。劇的な勝利で愛宕が2年連続10度目の上川代表決定戦への出場権を獲得した。
広 陵2−1(2−0)神 楽
得点者 樫木(1分),林(28分)(広) 内藤(45分)(神)
広陵 GK工藤 DF阿部,佐藤(菅野),横山,宇佐美(坂田) MF平野,加藤,土居,樫木 FW林,本間
神居東忠和 GK菊池 DF林,宝示戸,高田,内藤 MF鈴木,村田(冨樫),佐々木,笹山 FW吉本(松倉),若山
 共に2回戦を無失点で勝ち上がってきた両チーム。広陵は4−4−2 神楽も4−4−2のフォーメーションで臨む。風上を選んだ広陵が,試合開始からコーナーキックのチャンスを得る。土居のコーナーキックを樫木が右足ボレーでダイレクトに合わせ,鮮やかに先制する。その後も風上の利を利用し,DFラインの裏へボールを放り込む展開が続く。何とか反撃をしたい神楽は吉本にボールを集めようとするが阿部を中心にフィジカルで圧倒し,攻撃の芽を摘んでいく。広陵は神楽から奪ったボールをボランチの平野が左右を散らし,右サイドの土居,樫木の突破でチャンスを作る。しかし,神楽はゴールまでブロックを作り何とか失点を免れる。飲水後,広陵は中央で丁寧に繋ぎ本間,林のドリブルで仕掛けこぼれたボールをミドルレンジからシュートを狙うがゴールの枠をとらえきれない。21分,高い位置でボールを奪った土居がオフサイドラインギリギリに上がっていた本間にパスを通すが,このチャンスもゴールの枠を外してしまう。26分,広陵本間が奪ったボールからドリブルで中央を突破するがGKの正面を突きゴールできない。1−0で終えるかと思った28分,GKからパントキックに本間が左サイドを縦に抜け出しペナルティーエリアに侵入,ボール前に上がってきた林がきっちり合わせ2−0で前半を終える。
 エンドが替わった後半,風下でも広陵が果敢に高い位置からプレスをかけ攻撃を仕掛ける。32分右サイドでボールを拾った土居がアリークロス,これをニアサイドで林が受けシュートするがDFのブロックに合う,このこぼれ球を樫木が広いシュート,更にそのこぼれ球を本間がシュートするもGKのセーブより点差を広げることができない。風上の利を生かしたい神楽は,40分GKからのゴールキックをDFライン裏へ供給。これを阿部はヘッドでクリアするが後ろへ流れコーナーキックのチャンスを得るが,CKは直接ゴールマウス外へ流れてしまう。しかし,45分,サイドで奪ったボールを若山がゴール前に放り込み,中央で内藤が合わせ,一度はGKに阻まれるも,内藤がこぼれ球を押し込み待望の1点をもぎ取る。1点を返した神楽は息を吹く返し,攻撃に勢いを増す。中盤で拾ったボールを左サイドの内藤へ送り,若山が関わりゴール前を攻める展開が続く。
1点差のままアディショナルタイムに突入。左サイドバックにポジションを変えた土居が左サイドを突破し,ゴール前に折り返し横山が合わせるがゴールを割ることができない。何とか追いつきたい神楽だがあと一歩及ばず2−1で広陵が逃げ切り5大会連続17度目の上川代表決定戦に進んだ。
緑が丘7−0(4―0)東 光
得点者 高(12分),宮本(14分,56分),平間(15分),奥山(20分),佐藤(39分),宮(41分)(緑)
緑が丘 GK那須 DF藤澤,佐藤圭,高 MF平間(山下),宮本,木下(佐藤諒),西村 FW奥山(宮),佐藤拓(村上),伊藤(片岡)
東 光 GK羽田野 DF川島,渡邊(佐藤),中村,金武勇 MF小杉,阪口,小野(下谷),滝本,金武飛 FW小西
 上川代表決定戦の出場権をかけた準々決勝は東光中のキックオフで開始した。風向は緑が丘が追い風。東光が向かい風の中での開始。開始直後すぐに奪取した緑が丘は左サイドから展開。西村が越えていく。最初にCKを得た。宮本の巻くキックはゴール前へ。こぼれたボールを伊藤がボレーシュート。ゴール前を固めた東光がクリアする。東光はカウンターを狙う。小西に奪ったボールを入れようと挑戦し続ける。相手DFとの間に体を入れて粘り強くボールをキープし,ターン。簡単には前に運ばせてもらえないがチャンスを作ろうと繰り返す。
2本目のCKを得た緑が丘は宮本が大きくファーサイドに蹴るがラインを割る。東光は,全員で自陣にひいて守りを固める。その守りを崩したのが前半12分。3本目のCKの後。同じくファーサイドに流れる。その後,高が右サイドからクロスボールを上げた佐藤のボールをゴール前で頭で合わせてゴール。きれいにゴール前に入れることができた正確なクロスボールがゴールを決定づけた。この得点を機にゴールラッシュ。宮本が佐藤が右サイドから低いクロスボールにゴール前で合わせて得点。左サイドから高がクロスをあげ,GKがはじいたボールを平間がヒールで決めた。また左サイドからのCKをゴール前へ。東光がクリアしたボールを西村がシュート。バーに当たったボールを奥山が詰めてゴール。その後,緑が丘は,自陣に引いている東光を崩すために左右のサイドに揺さぶりながら崩そうとする。しかし,東光のサイド小杉と滝本が懸命にスライドしながら侵入を防いだ。前半31分。東光は小西に高い位置でボールが入る。1対1になった状況でカウンターを仕掛ける。遅らせて守った緑が丘はすぐに人数をかけて守備。3人に囲まれた小西は,倒されてフリーキックを得る。ゴール前に放り込んだキックを緑が丘は落ち着いて跳ね返して前半終了。
 後半は,緑が丘のキックオフ。緑が丘は,佐藤諒と平間が両サイドからクロスボールを入れたり,中が開いた際に奥山にボールを入れたりとバリエーション豊かに攻撃を展開。高が左の高い位置からGKの前の佐藤拓へクロスボールを入れる。走りこんできれいににゴールマウス左側に突きさした。その後,同じ形で高から宮へ同じように合わせて得点。その後も村上と宮本がゴール前でワンツー。宮本がゴール前でGKのいないところへきれいにゴールを決めた。終始東光を圧倒した緑が丘が6大会連続34度目の上川代表決定戦への切符を得た。
六 合3−0(1−0)北 門
得点者 橋(6分),小林(35分),小出(51分)(六)
警告 菊池(北)
六 合 GK石垣 DF小林,井上,武田,峯 MF小林,庄司,小出,佐藤,有路(辻村瑛) FW橋
北 門 GK鈴木 DF高見(大上),横関,菊池 MF石井,尾田(白川,市瀬),手塚,小田桐(影近),佐々木,服部 (千葉) FW9於本
 2回戦,北門は4得点で中央に勝利,六合は明星とのPK戦を勝利して準々決勝に駒を進めた。北門は3−6−1 六合4−5−1はフォーメーションで臨む。立ち上がりは風上に立つ六合が押し気味に試合を進める。前半6分,六合は小林からの縦パスを受けた橋がシュート,北門GK鈴木が手をかすめるが惜しくも止められず,六合が先制点を挙げる。北門は佐々木を中心に組み立てを図るが,六合ディフェンスの寄せ,囲いが早く,思い通りにボールを運ぶことができない。北門はFWの於本が低い位置まで落ちてきてボールを引き出す。北門は左サイドの服部が縦の突破を試みる。飲水タイム後,お互いにトップへ縦パスを入れようとするが,互いのセンターバックの寄せが早く,攻撃の芽をつぶす。試合は膠着状態が続き,時折六合がゴール前までボールを運ぶが,北門鈴木の好守で得点に至らず,前半を終える。
 後半4分,パスミスを奪った六合小出が自分で持ち込んでゴール右からシュートも,北門GK鈴木が好セーブを見せるが,直後の5分,六合小林がドリブルで中央突破しミドルシュート,ゴールを決める。六合は橋が立て続けにミドルシュートを放つが,惜しくも枠をとらえきれず。六合優勢で試合が進む。15分,北門GK鈴木のパントキックが風に乗ってゴール前へ。小出がヘディングで競り合った後,裏へ抜けるも,六合GK石垣の好判断で早めにボールを処理される。21分,スルーパスから抜け出した小出がミドルシュートをゴール左に突き刺し,北門を突き放す。北門はパスをつなぎながら打開を図るが,六合のプレスが早く,思うように攻められない。六合は攻撃の手を緩めることなくゴールに迫るが,GK鈴木を中心にコーチング,ブロックを作り,必死に守る。終始攻め続けた六合が勝利し,21年ぶり4度目の上代への出場を決めた。

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