第31回U-15旭川地区ジュニアユースフットサル大会

準決勝 11月8日(日)光陽中学校
六 合0−0(0−0)<PK5−4>緑が丘
六 合 GK長内 FP赤石,武田和,土門,庄司蒼 交代/GK本田 FP山根
緑が丘 GK那須 FP米澤,福原,黒川,片岡 交代/FP湊谷
 六合は開始早々から厳しいプレスを仕掛ける。マイボールになると,前線の庄司蒼に向けて,ポストプレーから狙う。キックインでは前線に長いボールを入れて,パワフルな攻撃を仕掛ける。緑が丘は,目まぐるしくポジションチェンジを繰り返しながら,米澤,片岡,成田王の,黒川が六合の守備陣を崩しにかかる。緑が丘は米澤が,六合は武田和がゴールに迫るが,互いに厳しい守備にあい枠をとらえることができない。緑が丘はポジションチェンジを繰り返しながら,自陣で3対2の数的優位を作り出し,ゾーンの突破から成田にボールを預けて懸命に六合守備陣の内側に入り込もうとする。またCKからも米澤と成田のデザインされたプレーでシュートチャンスを作る。六合は,自陣からのキックインで長いボールを武田和,庄司蒼に合わせにかかるが,緑が丘の守備陣のタイトなマークに合い,なかなかフリーでシュートを放てない場面が続く。後半開始早々武田和のゴール前へのボールに土門が合わせようとするなど初めて六合が緑が丘守備陣の内側に入り込む。7分12秒にもインターセプトした土門がカウンターシュートを放つなど六合の時間となる。緑が丘も湊谷がボールを収め,片岡がシュートを放つなど,シュート場面が多くなり,徐々に得点の匂いが感じられるようになる。しかし六合のタイトな守りに合い,ボールを失う場面が多くなる。必然的に六合が土門を起点にカウンターからチャンスが多くなる。土門と庄司蒼のコンビネーションもよくチャンスを作る。緑が丘も湊谷の高い技術でボールを収め対抗する。しかし両チームの高い集中力の前にゴールをこじ開けることができず勝負はPK戦に持ち込まれる。PKではGK本田のストップもあり,5対4で六合が激戦を制した。
神居東2−0(1−0)広 陵
堀(1分,11分)(神)
神居東 GK水口 FP堀,平田,谷口,高橋
広 陵 GK高橋 FP小西,後藤,廣川,佐藤
 第2試合は神居東が自陣から細かいパスを使いながら,広陵の守備の綻びを探る。広陵は自陣でブロックを作りながら,神居東のミスを狙う展開となる。神居東はゆっくりとした展開から堀がチームにスイッチを入れる。1分平田のパスを受けた堀が右サイドで相手DFを体半分抜き去りゴール左に強烈なシュートを決めて先制する。平田,谷口も堀からのボールを受けながらゴールを虎視眈々と狙う。広陵は堅い守備から佐藤がカウンターから狙うが遠い位置からのシュートが多く,GK水口を脅かすまでには至らない。広陵守備陣が堀を警戒するあまり,集中した守備の逆をつき,堀からフリーな谷口や,平田を使いシュートを狙う。広陵もGK高橋が好守を見せなんとか前半を1点に抑える。後半は広陵廣川が神居東守備の背後まで入り,シュートを放つなど前半よりもチャンスが増えだす。一方の神居東も平田のシュートがゴールポストをたたくなど,一進一退の攻防となる。広陵のシュートはGK水口がストップする神居東は,8分に谷口からのパスを受けた高橋がゴール左にわずかに外れるシュートを放つなど追加点を狙う。1点を追う広陵は小西がシュートを放つなどするが,残り1分相手のボールを奪った堀が相手DFを二人かわして強烈なシュートをたたき込み貴重な追加点をあげる。堀が好守に渡って活躍し,神居東が準決勝へと進んだ。
神 楽4−4(0−3)<PK8−7>愛 宕
得点者 佐藤絢(0分,2分,9分),三品(1分)(神)中濱(7分),菊地(7分),木村(8分,11分)(愛)
神 楽 GK甲斐 FP菊地,木村,中村,中濱 交代/FP西埜,前田,林
愛 宕 GK高橋誠 FP三品,佐藤,高橋里,佐々木海 交代/FP八重樫,佐々木哲,小野
 第3試合,神楽は前線から厳しいフォアチェックを仕掛ける。最後尾には菊地,木村が控え,なかなか崩せないと思われたが,愛宕は59分秒混戦からのこぼれ球がゴール前に流れるところを佐藤が先制点を奪う。三品,佐々木海が最終ラインでしっかりつないだ愛宕は,1分40秒にもハーウェーライン付近から三品がうったシュートがブラインドをつき,ゴールイン。早々と追加点を奪う。2分57秒には佐藤が相手からボールを奪って高橋里との大きなワンツーからゴールに流し込み3点目を奪う。神楽も菊地を前線にあげ,反撃を試みるが,三品,佐々木海の愛宕の守備を崩しきれず前半が終了する。6分53秒神楽はカウンターから木村のラストパスを中濱が決めて1点を返す。6分28秒には愛宕の隙をつき,木村のCKから菊地がたたき込んで1点差に追いつく。勢いに乗る神楽は8分6秒菊地の前線へのロングボールをクリアされたところを,木村がダイレクトで蹴り込んでついに同点に追いつく。体と体のぶつかり合いとパワフルな攻防となり神楽が優位になると思われた9分28秒愛宕は,三品のキックインから佐藤がゴール左サイドネットに叩き込んで再びリードを奪う。残り27秒神楽はゴールライン付近の自陣での守備から木村がそのままドリブルで相手陣内まで持ち込み,値千金の同点ゴールを決め勝負の行方はPK戦に持ち込まれる。9人目までいったPK戦は神楽が8対7で制した。
啓 北0−0(0−0)<PK5−4>忠 和
警 告 國井(忠)
啓 北 GK養老 FP尾崎,佐藤駿,茂木,土谷 交代/FP木下
忠 和 GK山岡 FP大高,山田,國井,龍野
 最終試合はキックインからの國井のシュートがゴールバーへの直撃からゲームはスタートする。相手守備陣を崩しにかかる忠和が優勢に試合を進め,山田もゴールに迫る。龍野のゴール左へあわやのシュートを放つなどよい入り方をした忠和に対し,その時間帯をしのいだ啓北は徐々に落ち着きを取り戻し,後方での土谷の安定したプレーから攻撃を仕掛け始める。尾崎がポストプレーのあと,バーを直撃するシュートを放つなど,互角の展開となる。茂木も前線からプレスを仕掛け,積極的にシュートを。佐藤駿も左サイドから強烈なシュートを放つなど,啓北が盛り返す。忠和もゴール前で反転から龍野がシュートを放つなど,互角の展開で前半が終わる。後半も好守の切り替えの速いスピーディーな展開となる。その分やや1対1の競り合いが多くなり,ボールは落ち着かない展開が続く。尾崎が前線で体を張りながら,土谷が右サイドの突破を再三図る。しかし両チームとも遠くからのシュートが多く,相手守備陣の内側に入り込む場面が多く,シュートこそあるものの決定機にはつながらない。それだけ,忠和國井,大高,啓北佐藤駿,土谷を中心とした守備が堅く,勝敗の決着はまたしてもPK戦に持ち込まれる。PK戦では啓北が5対4で勝利し,準決勝へと駒を進めた。







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