平成30年度上川四地区合同中体連サッカー大会

平成31年6月21日(金)〜23日(日)東川ゆめ公園
 

決勝 6月23日(日)東川ゆめ公園
上富良野2−1(1−1)富良野西・富良野東合同
得点者 小玉(8分,60+1分)(上)仁科(1分)(富)
上富良野 GK広瀬 DF山田,村田,小玉,森井 MF伏見,吉田,小松,多湖,高松 FW山谷
富良野 GK藤原 DF石川,馬場,山木,吉野 MF塩尻,石野,小川,仁科,上杉 FW高田
 決勝は第1,第2シードのカブスディビジョン1のチームが順当に勝ち上がり,富良野地区同士の対戦となった。試合は開始1分動く。馬場を中心にビルドアップしていた富良野は山木が前線にフィード。相手DFのクリアを拾った仁科が25mの距離からミドルシュートを放つとゴール左上に吸い込まれた。7分上富良野は小松がペナルティエリアすぐ外でファウルを受けFKを得る。これを小玉が低い弾道でゴールにたたき込み同点に追いついた。両チームとも縦へのフィードが多く,なかなか相手守備陣を崩しきれない。互いのCB小玉,山田,富良野の馬場,山木ともに対人に強く単純なボールははじき返す。やや中盤でのボールの回収率で上回る富良野が上杉にボールがからんで攻撃にアクセントをつけるだけやや優勢に試合を進める。上富良野は多湖にボールが集まらずなかなかチャンスを作れない。終盤富良野はFKから仁科が精度の高いボールを送り,チャンスを迎えるが上富良野守備陣も集中して守り得点を与えず前半は1対1で終わる。 後半に入り33分,上富良野は村田が吉田とのワンツーから抜け出したところをファウルを受ける。このFKを多湖が狙うと混戦になるがわずかに外れる。その後も多湖の左サイドのドリブルや吉田の右からのクロスなど相手陣内でボールを奪いだした上富良野のプレーエリアが高くなり流れが傾き出す。右サイドバックの村田も積極的にオーバーラップを仕掛けるなど,攻撃に厚みが生ま出す。その上富良野の攻撃を馬場を中心に何とかしのぐ。なかなかシュートチャンスを迎えられない富良野だが,50分小川のハーフウェー付近からのFKを高田がフリック上杉がゴール前に飛び込むが上富良野GK広瀬も果敢に飛び出しCKに逃れる。53分にはペナルティエリア左外20mの位置から仁科が狙うがGK広瀬が落ち着いて処理する。59分富良野は仁科がミドルシュート,ポストに当たって跳ね返るところを高田が流し込んでゴールかと思われたがオフサイドでノーゴール。その直後高松の左クロスに吉田が頭で合わせるがこれもわずかにゴールバーの上に。追加タイム2分上富良野は30mの距離でFKを得る。これを小玉が正確なキックでゴール左上に蹴り込み劇的な幕切れで初優勝を飾った。

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