令和元年度上川四地区合同中体連サッカー大会

平成31年6月21日(金)〜23日(日)東川ゆめ公園
 

6月21日(金)1回戦 東川ゆめ公園
名寄東3−0(3−0)東神楽
得点者 渡邉(8分),野澤(12分,19分)(名)
名寄東 GK成田 DF佐藤竜,村松,工藤,小山田 MF竹内,渡邉(矢北),渡部(木口),松崎(三上) FW野澤(伊藤)
東神楽 GK柏川 DF諸橋,板垣,清水,川村 MF大関,押方,角井,稲木 FW小野(宮前),江良
 令和最初の四地区中体連開幕戦は東神楽と名寄東の対戦となりました。序盤から名寄東は中盤で竹内を起点に前線の渡邉にボールを集め,東神楽を自陣に追い込みます。東神楽も諸橋が最終ラインで堅い守備を見せて対抗します。しかし,8分名寄東は松崎の左からのクロスを中央で待つ渡邉が決めて先制します。さらに12分には竹内の左CKから野澤が追加点を奪います。19分にも竹内の左CKを野澤が決めて3対0とします。東神楽もCKにGK柏川をゴール前にあげるなど,大関を中心にチャンスをつかみますがゴールは遠く。名寄東が3対0で明日の準決勝に進みました。
準々決勝
富良野西・富良野東合同4−3(2−2)中富良野
得点者 高田(0分),塩尻(26分,31分),小川(59分)(富)幸田(13分,30+1分),金谷(32分)(中)
富良野 GK藤原 DF石川,馬場,山木,吉野 MF塩尻,石野,小川,仁科,上杉 FW高田
中富良野 GK高橋 DF笹川,河地,手代,原田 MF金山,川ア,佐藤 FW徳弘,幸田,金谷
 第2試合中富良野と富良野合同・富良野西合同チーム(富良野合同)は激しい点の取り合いとなりました。開始早々富良野合同の高田が抜け出して先制点を決めますが,中富良野は中盤の佐藤がボールを収めながらトップの幸田にボールを集め攻撃します。13分にはその幸田が同点ゴールを決めます。上杉,仁科で中盤を競り合いながらFW高田を生かします。26分には塩尻が再びリードを奪います。しかし中富良野は追加タイム金谷のラストパスから幸田が再び同点ゴール。後半開始早々には上杉のスルーパスから右サイドを抜け出た塩尻が三度リードを奪うと,その直後中富良野は佐藤のスルーパスから金谷がまたも同点とします。その後は富良野合同が,押し気味に試合を進めますが,中富良野は笹川を中心に体を張って守ります。中富良野も幸田,金谷のスピードあるドリブルから富良野合同陣内に迫りますが,富良野合同馬場がカバーリングで防ぎます。59分富良野合同は相手のクリアボールを拾った小川がGKの頭上を越えるミドルシュートを決め,激戦を制し上川代表決定戦へと駒を進めました。
鷹 栖3−1(1−1)美 深
得点者 藤信(28分),長谷部(31分),加藤聖(43分)(鷹)安東(16分)(美)
警 告 渡辺(鷹)
鷹 栖 GK佐々木(佐野) DF渡辺,鈴木(谷口),藤川,長谷部 MF藤信,相内,加藤北,楠本 FW加藤聖,鈴木彩(木下)
美 深 GK森口 DF神野,君山,小倉,緒方 MF安東,佐藤,西村,吉田 FW大河原
 第3試合は準々決勝,第3シードの鷹栖と美深の対戦となりました。序盤美深はGK森口が指示で守備ラインを組織。CB神野,君山もきれいなラインコントロールで鷹栖の攻撃をかわします。攻撃ではカウンターから安東,佐藤が鋭い攻撃を見せます。16分佐藤の左CKをを起点に安東がペナルティエリア左外20mからミドルシュートを決め美深が先制します。鷹栖は左SB長谷部が積極的にオーバーラップ。アーリークロスに楠本が飛び出し何度もチャンスをつかみ始めます。28分鷹栖は右サイドから楠本が左足で中に入れると混戦から藤信が蹴り込んで同点に追いつきます。さらに31分には長谷部が左CKを直接決めて逆転に成功します。その後も鷹栖は右サイドから鈴木柊,藤信,左サイド長谷部から何度も崩して攻撃を仕掛けますが,美深GK森口の再三にわたる攻守に合い得点できません。しかし43分,鈴木彩を起点に加藤北から楠本がシュート。こぼれ球を加藤北がだめ押しのゴールをあげ,ベスト4へと進みました。

6月22日(土)準々決勝 東川ゆめ公園
上富良野3−1(2−1)当 麻
得点者 小玉(1分),伏見(13分),吉田(31分)(上)一ッ柳尚(29分)
上富良野 GK広瀬 DF山田,村田,小玉,森井 MF伏見,吉田,小松,多湖,高松 FW山谷
当 麻 GK水口 DF薄,樋口,菊地 MF一ツ柳尚,一ッ柳樹,橋口
 準々決勝第3試合は7人の当麻と第2シードの上富良野となった。何とかブロックをしいてしのぎたい当麻だが,2分上富良野は吉田の左CKを小玉が頭で合わせて早くも先制する。守備ラインに3人も余らせている上富良野だが,人数の少なさに戸惑っているのか,先制点の後は思うように攻められない。当麻は橋口がスピードあるドリブルで上富良野守備陣を抜き去りシュートを放つなど,得点の可能性も感じさせる。攻めあぐねてた上富良野だが,当麻が前がかりになった隙をつき,GK広瀬のロングフィードで山谷がGKと1対1になる。薄がスピードあるカバーリングで一旦クリアするが伏見が30mの距離からGKの頭上を破り2点目を奪う。しかし,その後もGK水口が最後尾でリベロのように動き,カバーリングする。DF薄のラインコントロールでオフサイドトラップ見仕掛けるとともに,DF樋口も1対1に強さを見せる当麻の術中にはまり,前半は2点のみに終わる。逆に29分当麻はGK水口のロングボールに反応した一ッ柳尚が守備陣の隙をつき1点を返す。後半に入り31分上富良野は山谷が相手ペナルティエリア付近までドリブルで進出。一度は樋口に防がれるが,クリアボールを吉田がGKの頭上を越える3点目をあげる。しかしその後は薄のラインコントロールによるオフサイドトラップに苦しめられ,追加点を奪えない。試合は終始このペースで進み,3対1で終了。敗れたしたものの当麻の健闘が光った試合となった。
東 川2−1(1−0)名寄東
得点者 溝口(17分),松山(57分)(東)野澤(37分)(名)
東 川 GK下関 D菊地,山谷,柏倉,早川(石井) MF矢ノ目,溝口,山本,松山 FW日蔭,行天(橋)
名寄東 GK成田 DF南坂(野澤),村松,眞嶋,工藤 MF佐藤翔,竹内,佐藤竜,神田,渡邉(松崎) FW小山田
 第4試合は東川と名寄東の対戦。細かなパスをつなぎ,守備ラインからビルドアップする東川に対し,名寄東は竹内が中盤でボールを収め,前線の渡邉のスピードを生かす。6分の行天のシュートや右サイドを日蔭がスピードあるドリブルなどで攻勢に出る。名寄東はCB工藤がカバーリングで何とか防ぐ。18分東川は溝口が中盤でボールを奪いそのままロングシュート。35mはあろうかと距離で放たれたシュートはそのままGKの頭上を破って先制ゴールとなった。東川が中盤のリズムもよくなり,山本,溝口が左右のサイドにボールを散らしながら,全体的なラインをプッシュアップ。守備面でも菊地を中心にカウンターの対応を図る。後半に入り名寄東は1点を追いかけ,野澤を投入勢いを増す。右サイドから渡邉,中央の野澤とスピード有るプレーで東川ゴールの迫り出す。37分その流れでCKを奪った名寄東は佐藤翔のCKを野澤がヘッドで合わせて同点に追いつく。中盤から竹内の前線への飛び出す回数も増え始める。東川はCB菊地の幅広いカバーリングで対応する。互いに攻守の激しい切り替えた好ゲームとなる。中盤の底で佐藤翔のボール奪取率が高くなった名寄東は前線に質の高いボールが送られるようになり,再三渡邉,野澤が前を向いてスピードに乗ったプレーで東川ゴールを脅かす。しかし名寄東は57分,からの横パスを受けた松山が左サイドから中へカットインし,右足で強烈なシュート。ゴール左隅に吸い込まれ,決勝点を奪い上川代表決定戦への出場権を獲得した。

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