平成30年度上川代表決定戦


 

7月日(土)準決勝
永 山2−1(0−1)広 陵
得点者 平山(14分)、串田(26分)(永)宮田(5分)(広)
広 陵 GK堀 DF河野,牛田,柄澤,井上(齋藤) MF小笠原(成田),藤澤,宮田,野澤,高橋 FW栗栖
永 山 GK糸田 DF金子,工藤,五十川,佐竹 MF西村柊,串田,土井,西村空 FW荒木,平山
 序盤広陵は、永山に前線から厳しいプレッシングで押し込める。1分には宮田のCKから藤澤がヘッドで合わせるがわずかに左に外れる。5分広陵は小笠原が左サイドからロビングボール。中央で待ち構えていた宮田がヘッドで合わせるとボールはゴール右隅に吸い込まれた。6分にも野澤がミドルシュートを放つなど、試合のりずむに乗りきれない永山を押し込む。反撃したい永山は串田が、ボールを丁寧に散らし始め少しずつリズムを奪い返そうとする。荒木のポストプレーから串田が前を向いてプレーできる機会が増え始める。序盤こそ橋、藤澤を中心に前線からの圧力で相手陣内でボールを奪って攻撃を組み立てていた広陵だが、次第に後方からのロングフィードが多くなる。しかしFW栗栖には金子がぴたりと抑える。15分には、串田からのパスを受けた西村空がカットインし、中に落ち返し平山がからんで工藤がシュートチャンスをつかむなど、丁寧に組み立てだした永山のリズムで試合は進む。しかし広陵も牛田が出足のよい守備でなんとかしのぐ。この時間帯をしのいだ広陵は河野、小笠原の左サイドを起点に試合を盛り返す。永山も五十川が的確なカバーリングを見せ、広陵の攻撃をストップする。29分広陵は中盤でパスをカットした藤澤からスルーパスを受けた栗栖がゴールに迫るがGK糸田が落ち着いてシュートをストップする。前半は両チーム一進一退の試合となったが、開始早々の宮田の得点で広陵のリードで前半を終えた。 後半も丁寧につなぐ永山がスタートはリズムをつかむ。串田を中心に右サイドから攻撃をしかけ、土井、佐竹がクロスを入れチャンスをつかむ。西村柊、串田を軸にくさびのボールからの落としで広陵のギャップをつこうと荒木、平山が走り出すが、広陵は牛田、柄澤のCBが体を張ってしのぐ。それでも13分藤澤がシュートを放つなどカウンターから虎視眈々と追加点の機会を狙う。14分永山は佐竹がDFラインの裏へ抜け出した串田にパス。GK堀がフィスティングデ逃れるも、ボールを拾った平山がループシュートでついに同点に追いつく。この1点で勢いにのった永山は相手DFとGKのギャップに荒木、平山を走らせるボールを送って、完全にリズムを掌握する。広陵も藤澤、野澤らが中盤で奮闘するが、金子、五十川の壁を崩せない。左サイド西村空、工藤により活性化した永山は26分永山は西村空がゴール前の平山にスルーパス。平山が倒されてPKを得る。このPKを串田が落ち着いて決めて逆転に成功する。追加タイム右サイド齋藤が倒されたFKを宮田がゴール前に入れるが金子が高さを生かしてヘッドでクリアする。追加タイムの5分もリズムを失わなかった永山が2対1で逃げ切り、6年ぶりに5度目の決勝へと進んだ。
緑が丘3−0(2−0)忠 和
得点者 平林(22分、23分)、西條(38分)(緑)
忠 和 GK小林 DF橋(佐藤),本間,内嶋,大高 MF中西,土井,山崎,角田(大高 覇),森川 FW小坂
緑が丘 GK山本 DF大村,八島(米澤),武田(田中),河合 MF西條(堀田),阿部(渡部),辻,村(松田) FW平林(杉浦),野原(安部)
 準決勝は旭川市内大会の準決勝と同カードの対戦となった。市内大会では、忠和が粘り強い守備から終了間際に山崎が挙げた得点で勝利している。曇り空、やや肌寒い中、試合が始まった。緑が丘はDFラインでパスをつなぎ前線への配球のタイミングをうかがう。忠和は、早いプレスで緑が丘MF・FW陣にプレーさせず、トップの小坂にボールを集めチャンスメイクする。7分忠和のCK、大高が合わせるも、うまくミートできず得点できない。9分忠和は中西が右サイドをドリブル突破をはかり、CKを得る。森川が右足で合わせるが、ゴールならず。15分緑が丘は、辻がクロス気味のシュートを放つが、キーパー正面。前半15分を過ぎ、一進一退の攻防が繰り広げられる。20分忠和の左CKは、緑が丘がクリア。直後の22分、左サイドをドリブルで開け上がった西條が中央で待つ平林にパス、それを平林がワンタッチでDF一人を交わし左足でシュートを決め、緑が丘が先制する。23分西條が今度は右サイドをドリブル突破、そしてゴール中央でフリーで待つ平林にラストパスを送り冷静に平林が決め2点差とする。余裕を持ち始めた緑が丘が両サイドにボールを散らし、攻撃を組み立て始める。忠和もしっかりマークにつき、食い止める。前半2−0、緑が丘リードで折り返す。 いよいよ勝負の後半がスタート。開始直後チャンスを迎えた緑が丘だったが、忠和DFが難なくクリアし、攻撃の芽を摘む。忠和もインターセプトからトップの小坂につなぎ、小坂が早さを生かした突破を試みるが、緑が丘DFも体を寄せ、攻撃を防ぐ。7分小坂の左サイドからのショートクロスを中西がゴール前に走り込みシュートを放とうとするも、緑が丘DFがスライディングでクリア。38分緑が丘は西條がペナルティエリア内で個人技を生かしドリブル、右への切り返しからシュートを放つと、ゴール左に吸い込まれ追加点を奪う。 緑が丘が押し込み続け、忠和にとって苦しい時間帯が続く。何度もゴール前に迫られるも体を張り、ゴールを死守する忠和。51分の緑が丘安部のシュートは忠和GK小林がファインセーブ。忠和もフレッシュな選手をつぎ込み、緑が丘ゴールへ攻め込もうと、力を振り絞る。が、ここでタイムアップ。雪辱を果たした緑が丘が3−0で勝利をおさめ、決勝へと駒を進めた。





HOME

平成30年度top

上川代表決定戦top

準々決勝  準決勝  決勝

組合せ表(xls.file)