| 決勝 7月7日東光スポーツ公園 |
| 緑が丘５－０（３－０）永 山 |
| 得点者 |
野原（6分、10分）、平林（17分、50分）、安部（41分） |
| 緑が丘 |
GK山本 DF藤澤（河合）、大村（田中），八島，武田（米澤） ＭＦ西條，阿部，辻（渡部），髙村 ＦＷ平林（杉浦），野原（安部、松田） |
| 永 山 |
ＧＫ糸田 ＤＦ金子，五十川，佐竹（蛯名） ＭＦ西村柊，串田，土井，西村空（中村），工藤 ＦＷ荒木，平山 |
序盤から緑が丘は阿部慧を中心に左の髙村、右の西條の両ワイドを広く使いながら永山の守備陣の綻びを探す。開始1分には阿部を起点に西條のスルーパスから野原がファーストシュートを放つがサイドネットに。立ち上がりから押し込まれる展開の永山だが金子が西條の突破をストップするなど、しのぐかと思われた6分。緑が丘は阿部慧が右サイドでセンタリング、中央でフリーとなった野原が右足でゴール左隅に蹴り込み先制点を奪う。2試合目ということで、互いに中盤でのプレッシャーがやや緩い。そのため、中盤でいい形でボールを回す。八島、藤澤のＣＢがビルドアップしなが ら、武田、大村のＳＢも高い位置を取って攻める。中盤での阿部慧の配球もよく、北城、髙村がフリーでボールを受ける場面も多い。永山は金子が右に左にカバーリングするが、ＣＢが連れ出されるため、逆サイドのマークがルーズになる。しかし、攻撃に出るときには、串田、西村柊が起点となって、荒木、平山にくさびのボールを入れ細かな組み立てからチャンスを作ろうとするが、あと一歩及ばない。9分には左サイド深く進出した大村が戻したボールを阿部がシュート。10分には、緑が丘は阿部慧の右からの折り返しをフリーで受けた野原が再びゴール。1点目と同じような形で追加点を奪った。そして、17分には阿部慧からのスルーパスを受けた西條が右サイドを突破。中央で待つ平林がプッシュして早くも3点目を奪った。21分にも八島、平林と渡ったボールから髙村がバーに当たる シュートを放つなど数多くのチャンスをつかむ。丁寧なパスワークで、永山守備陣に的を絞らせない攻撃を見せる緑が丘が終始主導権を握って前半を終えた。 後半も緑が丘がボールを支配する。交替で入った安部もからみ、阿部慧、辻らが中盤でワンタッチツータッチでボールを回す。34分には安部のパスを受けた阿部が中央突破。ファウルを受けるが阿部のＦＫがゴールバーの上に越えるが何度も永山ゴールに迫る。永山はＣＢ金子が獅子奮迅の活躍。何度も緑が丘のスペースへの飛び出し、ドリブルでの突破を体を張ってストップする。41分緑が丘は、平林のパスを受けた辻がミドルシュート。ゴールポストに当たって跳ね返るところを安部が蹴り込んで4対0とする。攻撃の手を緩めない緑が丘は50分には安部の落としたボールを平林が強烈なミドルシュートを突き刺して5点目を奪う。1点を返したい永山は串田、荒木を中心に懸命に反撃するがゴールは遠く。緑が丘が5対0で快勝し、3年連続18度目の全道大会出場を決めた。
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