第70回旭川中学校連盟体育大会サッカー大会

準決勝
緑が丘3−0(1−0)神 楽
得点者 平林(16分),栗林(32分),勝山(35分)(緑)
警 告 今井(神)
緑が丘 GK佐藤(山本) DF大熊,勝山(小林),栗林(大村),浅野(臼杵) MF阿部,北嶋(久野),大西(渡部) FW平林(湊谷),森(西田),西條
神 楽 GK今井 DF大盛,栢木大,栢木楓,栗原(野田) MF藤本周,松尾(中山),木下,木村(大野),藤本爽 FW長岩(谷口)
 曇り空の中,決勝をかけた戦いが火蓋を切った。前半3分緑が丘のコーナーキックはH番森が合わせるが,神楽GK今井ががっちりブロック。神楽はI番木下を基点に左サイドG番松尾を走らせ,チャンスをうかがう。10分過ぎから神楽が押し込む時間が続く。16分緑が丘はI番森がパスカットから30mのロングシュート。ワンバウンドしてゴールに吸い込まれ,緑が丘が先制する。徐々に緑が丘が攻めのリズムを作り,神楽ゴールを脅かす。神楽も粘り強くディフェンスをし,ゴールを死守する。前半1−0緑が丘リードのまま終了。 後半のスタート。キックオフは緑が丘。32分緑が丘はD番栗林がゴール右サイドの混戦抜け,シュートを放ち追加点をあげる。緑が丘は36分右コーナーキックにB番勝山が合わせ,さらに追加点を挙げる。緑が丘の攻めが続く苦しい展開だが,神楽は,気持ちをきらさず最後までボールを追い続ける。60分神楽I番木下が中央で抜け出しシュートを打つが,ゴール右に惜しくも外れる。アディッショナルタイムは2分。このままホイッスル。3−0で緑が丘が決勝へ駒を進めた。

広 陵1−0(0−0)東 光
得点者 平田(47分)(広)
広 陵 GK阿部 DF吉田,寺崎,武田,柄澤 MF西脇(高橋巧),石崎,浅田(河野),唐太,平田 FW高橋玄
東 光 GK山田 DF中右,楠美,高橋(江刺),北澤 MF山本,水野,地引,中根,竹内(森内) FW桜田
 ブロックカブスのシードチームが次々と姿を消す中,ノーシードから勝ち上がった地区カブスD1同士の対戦となった。立ち上がり広陵は左サイドの平田を起点としながら,ワントップの高橋玄のポストプレーから押し込む。東光守備陣のギャップをついて,CBの左右のスペースにボールを入れ,揺さぶりをかける。4分には高橋玄のドリブルから右サイドを突破する。東光は押され気味の展開ながら中右を中心になんとかしのぐ。しかし,中盤でのプレスがきかない東光に対し,広陵MF陣が次々と平田や西脇の両サイドハーフのスペースに斜めのボールを入れ,東光守備陣を混乱させる。7分には武田のFKから平田が抜け出してヘッドで狙うが,わずかに合わず。8分にも平田から西脇,9分にも高橋玄のポストプレーから西脇が抜け出してチャンスメークする。東光は前線にボールが収まらず,ラインが高く保てず,攻撃に人数をかけられない。ここまで5得点の桜田にもボールが集まらず苦しい展開が続く。しかしピンチをしのいだ東光は徐々に竹内を中心に中盤で細かなパスがつながり始め,広陵のDFラインの裏にボールが出始める。20分東光は地引のスルーパスからチャンスを作る。ここまで守備機会の少なかった広陵守備陣の混乱に乗じ,竹内がGKと1対1になりさらにこぼれ球を桜田が狙うがGK阿部の攻守もあり得点には至らない。このシュートでゲームのリズムをつかんだ東光は24分にも山本のスルーパスから桜田が左サイドを突破してシュートを放つなど,押し込まれていた展開からの打破を図る。中盤で山本がボールを拾う機会が多くなり,守備一辺倒だった序盤に比べ,攻撃にも人数をかけられるようになる。序盤の劣勢をしのいだ東光がリズムをつかみだして前半をスコアレスで終わった。 後半は立ち上がり,中盤でのしのぎ合いから,31分柄澤の縦パスを受けた高橋玄がターンからドリブルで中央を突破し,GKとの1対1からシュートを放つが東光GK山田が好ストップを見せる。34分には武田の左サイドからのFKが逆サイドに抜けてくるところを平田がループ気味に狙うが惜しくもクロスバーをかすめる。後半に入ってからは広陵が試合開始早々のリズムを取り戻し,東光のDFとDFのギャップにボールを入れ,チャンスを作り出す。39分東光も桜田の左からのセンタリングを山本がヘッドで狙うなど互いに得点の可能性が感じられる攻撃が増え始める。石崎,唐太が中盤でボールを拾う機会が多くなった広陵は,47分高橋玄が中央でボールを受け右サイドの高橋巧にパス。高橋巧がグラウンダーのボールを折り返すと逆サイドからつめていた平田が左足で合わせて均衡を破るゴールを決めた。1点を追いかける展開となった東光は地引が中盤でフリーになる場面が増え,広陵守備陣を背走させるべく,スルーパスから桜田を走らせて反撃を試みる。49分東光は地引のスルーパスに桜田が抜け出してゴールに迫るが,懸命に戻った武田がシュートチャンスを与えず事なきを得る。地引,桜田のホットラインから攻撃を仕掛ける東光は,57分地引の左からのクロスをきっかけに中央で中右がファウルを受けFKを得るがシュートが弱くゴールを割れない。広陵も58分石崎の左CKに平田が合わせるがわずかにゴール左へ外れる。59分には平田のクロスから唐太が絶妙のコントロールから狙うが及ばず。終盤に入り両チームとも前線と守備ラインがコンパクトに保てずオープンな試合展開となるが,広陵は武田が,東光は中右が的確なカバーリングを見せ互いに得点を許さずタイムアップ。広陵が4年ぶりに決勝へと進んだ。








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