第70回旭川中学校連盟体育大会サッカー大会

準々決勝 6月28日(水)東光スポーツ公園
緑が丘6−0(3−0)東 明
得点者 大熊(3分)、北嶋(14分)、西條(28分)、阿部(38分)、森(52分)、O・G(54分)(緑)
緑が丘 GK佐藤(山本) DF大熊(大村),勝山(小林),栗林,浅野 MF阿部(西田),北嶋(久野),大西(渡部) FW平林(湊谷),森,西條(臼杵)
東 明 GK堀口 DF山岡(石橋),高尾,福本,城戸(塚田) MF西川(佐藤),松本(蓮井、小澤),稲垣,藤田(中居) FW佐々木(武田),小原
序盤東明は福本を中心としながら、縦にロングフィードを入れながら緑が丘の攻撃をかわそうとする。しかし緑が丘は中盤で大西がボールを巧みにつないで、リズムをつかみだす。2分大西のパスから浅野が抜け出して右サイドに進出しCKを得る。この阿部の右CKから中央フリーで待つ大熊がヘッドで合わせて早々と先制する。この先制点で余裕が生まれた緑が丘は勝山、栗林もビルドアップに参加し、西條、北嶋の両サイドをワイドに使いながら細かなパスワークから崩しにかかる。対する東明は、縦へのカウンターから小原、佐々木のスピードを生かして対抗しようとするが、緑が丘CB勝山、大熊が的確なカバーリングを見せ、攻撃の形を作らせない。13分再び緑が丘は阿部の右CKを起点に森のシュートのこぼれ球を北嶋がプッシュして追加点を奪う。その後もボール支配率で圧倒的に勝る緑が丘は両サイドバックの浅野、栗林も相手陣内深く進出する機会も多くなり,敵陣に9人が攻め込む場面も出るなど、厚みのある攻撃を見せる。27分緑が丘は森のスルーパスから左サイの西條がスピードのあるドリブルで突破を見せ、そのままペナルティエリアに進出。右足インサイドをゴール右隅にカーブをかけながら流し込んで大きな3点目を奪い前半を終えた。 後半もキックオフからラグビーのようなフォーメーションで相手陣内に攻め込み東明の反撃の気勢をそぐ緑が丘は31分に浅野がシュートを放ってリズムをつかむ。左サイドの西條、栗林を使いながら相手陣内に攻め込み、ボールを失うや否や素早いトランジッションで森を中心にプレッシングをかけ、東明の前線へのボールの供給を遮断する。38分栗林、大熊のオーバーラップで左サイドに守備陣を集めておいて、右サイドをフリーで抜け出した浅野がゴール右上に蹴りこんで4点目を奪う。直後に東明も西川が初シュートを放つが、GK佐藤が抑える。前線にタメができ、時間的、空間的にゆとりが生まれた緑が丘の攻撃は大熊、栗林、浅野が自由奔放にオーバーラップをしかける。突如として次々に現れる選手に東明守備陣を混乱に陥り、守勢一方となる。46分で8人の選手を交代させた緑が丘に対して東明は終盤何とか1点を返そうと試みる。51分高尾がミドルシュートを狙うがGK山本に阻まれる。52分緑が丘は中盤でボールを拾った森がドリブルからミドルシュートで5点目のゴールを決める。54分には栗林の左からのクロスを東明DFがクリアしきれずオウンゴールで6対0とする。終始を圧倒した緑が丘が道カブスの実力を見せ2年連続29度目の上川代表決定戦進出を決めた。

広 陵2−1(1−1、0−0、1−0))神 居
得点者 高橋玄(21分)、石崎(61分)(広)新(9分)(神)
警 告 水谷(神)
広 陵 GK阿部 DF吉田,寺崎,武田,柄澤 MF西脇(野澤),石崎,浅田(河野),唐太,平田 FW高橋玄
神 居 GK佐藤 DF二階堂,米澤,亀谷 MF山本,笹村,片岡,天野,神山(山川) FW森(水谷),新 
 心地よい微風が吹く中、21年ぶりに準々決勝に進んだ神居と第2シードの永山を破った広陵の準決勝進出をかけた戦いが始まった。開始早々、広陵がチャンスを迎え、高橋がシュートを打つが、キーパー正面で得点ならず。6分、広陵はH番・高橋が中央ドリブル突破からシュートをするが、神居GK佐藤のファインセーブに合う。9分、神居はロングボールを広陵ゴール前に放り込むと、そこにR番・新が走り込み、ゴールを奪い、神居が先制点を挙げる。広陵は再三のチャンスを迎えるが、神居ゴールを割ることができない。21分広陵は右サイドをH番・高橋がドリブルで切り込み、ゴール左に落ち着いてシュートを決め、同点とした。前半、同点で折り返す。 後半スタートから神居が広陵ゴールに迫る。広陵も徐々にリズムを取り戻し、一進一退の攻防が続く。互いに決め手を欠き、なかなかシュートまで行けないまま後半も残り5分となる。その後も両者点を奪えず、延長に入る。 延長前半開始すぐに広陵F番石崎が左サイドをドリブル突破をはかると神居DFがたまらずペナルティエリア内でファール。PKを得た広陵はF番水谷が冷静に決め、リードを奪う。延長後半、互いに体力を消耗する中、広陵がやや押し気味に試合を進める。ここで試合終了のホイッスル。2−1で広陵が4年ぶり12度目の準決勝進出を決めた。


神 楽1−0(0−0)愛 宕
得点者 長岩(46分)(神)
愛 宕 GK大久保 DF菅野,宮地,丹野(熊林),津田 MF有持,阿部,浅野,竹内,菅原(谷田) FW坂田
神 楽 GK今井 DF大盛,栢木大,栢木楓、栗原 MF藤本周,松尾,木下,木村(谷口),藤本爽 FW長岩
 第4シードの愛宕と神楽は、互いに開始早々から後方からの縦へのロングフィードで前線の選手をターゲットにした攻撃を見せる。神楽は柏木大らが後方から前線の長岩、木村の裏へのスペースを狙って縦パスを入れる。一方の愛宕は浅野が中盤でアクセントをつけながらも、前線の長身FW坂田をめがけてどんどん放り込む。13分神楽は柏木大のハーフウェー右サイドのFKをゴール前に入れ、こぼれ球を長岩が最初のビッグチャンスをつかむが、シュートはわずかにそれる。愛宕は右サイドの阿部からのクロスボールから可能性のある攻撃をするが、シュートには結びつかない。昨日の寒さから一転して気温のやや高い気候が左右したのか、両チームとも運動量が少なく、前線とDFラインがやや間延びした展開となる。そのスペースをついて、愛宕は竹内が、神楽は藤本周らがドリブルで局面の打開を図り、柏木楓、愛宕は浅野がミドルレンジからシュートと放つがなかなか決定的な場面を作ることができる前半はスコアレスで終わった。 後半も互いにボールが収まらず膠着状態が続く。愛宕は浅野がアンカーのポジションに位置しているため、前線に進出できず柏木大を中心とした神楽守備陣を崩せない。40分過ぎから神楽が長岩のポストプレーからリズムをつかみだし藤本周もからんでつなぐ意識が出始める。46分神楽は中盤の空いたスペースを藤本周がするするとドリブル。ペナルティエリア内にボールを入れると長岩が素早くターンしてゴールエリアの角に入り込みトゥーキック気味にGKの肩口を破って貴重な先制点を奪う。1点を追う愛宕は浅野をトップに上げ反撃を試みる。さらに中盤に下がっていた坂田もトップに上げ、前線にボールを供給しようとするが、神楽は柏木大が最後のところで体を張ってシュートチャンスを作らせない。59分左サイドからのFKがGKの頭上も超えあわやゴールインかと思われたが、ボールはゴールポストに当たってGK今井が抑える。終了間際の愛宕のFKもGK阿部が勇気ある飛び出しで防ぐ。このまま試合は終了し、神楽が10年ぶり6度めの上川代表決定戦を決めた。

東 光1−0(1−0)忠 和
得点者 桜田(20分)(東)
忠 和 GK梅村 DF三輪,鈴木,大高,谷本 MF安江,中西翔、大浪,山本,中西佑(山崎) FW山内(小坂)
東 光 GK山田 DF中右,楠美,高橋,北澤 MF山本,水野,地引,中根,竹内(森内) FW桜田
 Aピッチ第2試合、試合開始から東光はI番桜田にボールを集め忠和ゴールに迫ろうとする。忠和も両サイドや中央を使い、巧みなパスワークで東光ゴールへと迫る。17分、東光はキーパーからのロングフィードのボールをI番桜田がシュートまで持ち込むが、ゴール左に外れる。しかし、東光は20分、DFラインからのパスに反応したI番桜田がキーパーの右側を抜くシュートを決め、東光が先制する。忠和も右サイドM番中西の突破からサイド攻撃を仕掛けるが、シュートまで行くことができない。1−0東光中りーどで前半を折り返す。 後半スタート。31分、東光はセンターサークル付近からの忠和ゴール前へのミドルパス。I番桜田が抜け出してシュートを放つがゴール左に外れる。39分忠和のコーナーキックは東光DFが大きくクリア。忠和はじわじわと東光ゴールに迫るが、東光は中右を中心に粘り強く守る。46分東光は、桜田がキーパーと@対@になるが惜しくもシュートはゴール左に外れる。48分にもチャンスを迎えた東光だが、ヘディングシュートはクロスバーを超える。50分過ぎから忠和が東光サイドに押し込む時間が続く。東光も最後まで集中を切らさず守りきり、平成18年以来11年ぶり2度目の準決勝進出を決めた。







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