1回戦 7月7日(金)士別天塩川 |
緑が丘4−1(0−0)東 光 |
得点者 |
平林(4分),森(39分,59分),勝山(44分)(緑)地引(63分)(東) |
警 告 |
中右(東) |
緑が丘 |
GK佐藤(山本) DF大熊(小林,臼杵),勝山,栗林 MF浅野(大村),阿部(久野),北嶋(武田),大西(渡部) FW平林(湊谷),森,西條(武田) |
東 光 |
GK山田 DF中右,楠美,高橋,北澤 MF山本,水野,地引,中根,竹内(森内) FW桜田 |
上川代表決定戦1回戦、快晴の中、緑が丘のキックオフで試合が始まった。開始早々から攻撃的布陣の緑が丘が攻勢に出る。東光もセンターバックの中右を中心に粘り強く守り、カウンターから桜田にボールを配球し、チャンスをうかがう。前半13分を過ぎるが、東光陣内での駆け引きが続く。20分、緑が丘はI森が右サイドからドリブル突破をはかると、たまらず東光はファール。FKを得た緑が丘だが、シュートまではいかない。23分、東光は、右サイドからのクロスにI番桜田がゴール前でフリーになり、右足で合わせるがゴールバーを超える。27分、東光の右コーナキックはオーバーラップしたA中右が頭で合わせ、こぼれ球をF地引がシュートを打つが、緑が丘DF陣が体を張ってブロックする。前半は0−0で終える。 じりじりと焼けつく暑さが増す中、後半がスタートした。緑が丘は最終ラインでボールを回し、サイドチェンジを繰り返しながらチャンスをうかがう。34分、緑が丘は右サイドからの折り返しをH番平林がゴール前でシュートを放つと、キーパーの手をはじくも、ゴールイン。緑が丘が先制する。39分J番西條がの右サイドからゴール前に折り返すと、I番森が冷静に右足のインサイドで流し込み、追加点を挙げる。44分緑が丘は左サイドからのコーナーキックをB番勝山がヘディングシュートし、ゴールを決める。48分、東光J番森内の右サイドからのシュートはふわりとゴール方向へ伸びるが、バーをかすめ、得点ならず。59分緑が丘はI番森がこぼれ球をきっちり決め、さらに点差を広げる。アディッショナルタイムは3分。終了間際に、東光中はF番地引がキーパーと1対1になり、シュートを決めて1点返すが、ここで試合終了。4−1で緑が丘が次へ駒を進めた。
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広 陵1−0(1−0)中富良野 |
得点者 |
石崎(5分)(広) |
広 陵 |
GK阿部 DF寺崎,武田,柄澤,河野 MF吉田,西脇(高橋巧),石崎,浅田(野澤),唐太 FW高橋玄 |
中富良野 |
GK岩浪 DF瀬田,矢原,山田航,角野 MF山田大,河地,荒井,安部 FW幸田,荒崎 |
序盤大きく縦に出した中富良野の攻撃をしのいだ広陵は,武田のFKや石崎のCKから攻撃チャンスを作る。左サイドに進出した石崎の個人技から攻撃を組み立てる。5分広陵は右サイド柄澤のクロスボールがDFとGKのギャップに出たところに石崎が抜け出て左足で強烈なシュートをゴール右上に蹴り込み早々と先制する。中富良野は前線の幸田二ボールを集めてするが、広陵は中盤の底で浅田が相手の攻撃の芽を摘み取り、DF武田を中心に最後は相手ボールを一掃してゴール前に入らせない。しかし、中富良野は荒井、荒崎を中心にボールを相手陣内に運ぶ回数が増え始め、広陵を押し込み始める。飲水タイム後、ゲームは俄然動きを見せる。広陵は高橋玄、石崎が、中富良野は荒井、荒崎が素早いトランジッションから相手ゴール前に迫るが、互いにシュートまでには至らない。広陵の高橋玄へポストプレーも中富良野CB山田航、瀬川がタイトなマークで自由を奪い,守備の良さから次第に試合は中富良野ペースへと変わる。27分中富良野は荒井のスルーパスに幸田が抜け出しGKもかわして折り返すが広陵守備陣が懸命のクリア。28分には右サイド矢原のクロスボールに逆サイドから走り込んだ河地が合わせるなど、中富良野のチャンスが増え出す。前半は広陵が1点を先攻したが中富良野が終盤ペースを握って終えた。 後半も一進一退の攻防が続く。広陵は高橋玄、石崎を軸に左サイドの攻略を図るが、瀬田の高さと山田航のカバーリングで広陵の攻撃を抑える。しかし、徐々に広陵がリズムをつかみ始め、34分広陵は石崎のCKから高橋巧が合わせるが右に外れる。38分には高橋玄のパスから石崎が抜け出て左足で低い弾道のシュートを放つが、ゴール右をかすめる。中富良野は左サイドの河地が豊富な運動量を見せ、何とか突破を図ろうとするが広陵も武田、柄澤を中心にシュートまで持ち込ませない。飲水タイムを挟み、中富良野は瀬田をトップにあげ反撃を試みる。左サイド河地にボールが集まり、中に切り返してのアーリークロスからチャンスをつかみ出す。しかし、前線と後方の距離が開き始め、バイタルエリアで高橋玄が前を向いてボールを受ける機会が増え、フリーな状態でアタッキングサードにボールを運び出す。56分には左サイド石崎から右サイド高橋巧がフリーでシュートを放つがわずかに左へ。中富良野プレスが効かなくなったため、広陵の中盤から前線にかけて、時間的余裕が生まれ決定的なシュート場面が多くなる。瀬田を上げたため逆に守備にリズムが乱れ、運動量の不足から荒井、瀬田のトップが孤立。反撃も届かず試合は広陵が前半の石崎の1点により準決勝へと進んだ。
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東 川2−0(1−0)美 深 |
得点者 |
寺西(8分),山田(23分)(美) |
東 川 |
GK早川 DF柏倉,吉田,石坂,長田 MF山田,石澤,西潟,遠藤(袴田) FW寺西,松岡(千葉) |
美 深 |
GK和田 DF森広,遠藤,奥村,安東 MF石川,河合,元岡,樋口,大野(神野) FW佐藤 (小倉) |
30度を超える暑さの中で始まった上川代表決定戦1回戦第2試合は前半8分東川ボランチの石澤のスルーパスに抜け出したトップの寺西がGKとの1対1を冷静に決め、東川が先制する。 美深は東川のプレスによりなかなかボールを落ち着かせることができない。東川のDFの背後をねらう美深に対して東川はセンターバック長田の的確なカバーによりチャンスの芽を摘む。熱中症対策によるクーリングブレイクを挟んみ流れが変わった15分、美深は右サイド河合が持ち込んだコーナーキックのチャンスからファーストシュートは惜しくも枠を外れる。続けて左サイド大野がコーナをとり、美深は続けてチャンスをつかむが樋口の精度の高いボールに森広が合わせるが惜しくもバーの上。出足のよくなった美深か攻勢に出たところを26分、東川はカウンターから 右サイに流れた寺西から精度の高いクロスボールに飛び出した遠藤が頭で合わせるも、美深遠藤森広の両センターバックが必死にかきだしピンチをしのぐ。アディショナルタイム美深は樋口はピッチ中央でボールを奪いそのまま東川バイタルエリアまで近づくも長田吉田が壁となって進入させない。後半美深はセンターバックの森広をトップにあげて東川に圧力をかける。5分美深はボランチ石川から左前線の大野へのパスでバイタル進入を試みるも東川吉田がしっかりと体を寄せてクロスをあげさせない。 9分美深は森広が右サイドからバイタル進入を試みるドリブルをしかけるが,東川長田がしっかりと対応するもコーナーに。樋口の精度の高いボールに佐藤が最後シュートするも惜しくもバーの上に。その後東川は山田 石澤からのボールを動かし美深DFの隙をうかがう。美深は森広がトップにいることで,高い位置でボールが収まるようになり,高い位置からDFラインに圧力をかけ始める。クーリングブレイク後の動きが注目された20分美深はボランチ大野からのスルーパスをGK早川がクリア。これを森広は詰めて体に当てるもバーの上へ。23分東川は右サイドをしかけ寺西からのクロスをタイミングよく詰めてきた山田が冷静にゴール左隅に流し込み貴重な追加点。直後美深は佐藤からヘディングのパスを森広がコントロールから鋭いシュートを放つも,東川早川はしっかりキャッチ。 その後も一進一退の展開のなか両チーム最後まで足を止めず走りきりタイムアップ。
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神 楽2−0(0−0)士別南 |
得点者 |
栢木楓(60+2分),(60分+5分)(神) |
神 楽 |
GK今井 DF大盛,栢木大,谷口,栢木楓 MF木村,藤本周,木下,松尾,藤本爽 FW長岩(栗原) |
士別南 |
GK田中 DF鈴村,二宮,高橋龍,高橋優 MF古田,佐々木,新見(山川),平塚,千葉 FW張間(立石) |
序盤神楽はDFラインの栢木大、栢木楓から前線の長岩をめがけて縦パスをを送り活路を見いだそうとする。2分士別南は新見の左サイドの突破から張間がファーストシュートをは放つ。さらに7分にも新見の左サイドの突破から張間、千葉がチャンスをつかむなど、左サイド新見のスピードを生かした士別南が攻勢に出る。神楽もDFラインからのロングフィードに長岩が抜け出すが、二宮がカバーリングし対応する。14分士別南は中盤で新見が逆サイドに展開走り込んだ佐々木がクロスボールお入れ、ゴール前の混戦から新見がGKもはずしてシュートを放つが、神楽栢木楓がゴールカバーを行い、ピンチをしのぐ。17分にも平塚の横パスを受けた新見が強烈なシュートを放つなど士別南がストロングポイントの左サイドを活用しながら、押し気味に試合を進める。クーリングブレークを挟み,ロングフィードばかりでなく、つなぎ始めた神楽は長岩のポストプレー、木下のスルーパスを中心にリズムを奪い取る。士別南は左サイド新見へのボールの供給が減り、攻め手がなくなる。押し込まれながらも二宮がオーバーラップをかけたときには新見へのボール供給がよくなり、可能性が感じられるようになる。前半は両チーム0対0で終わった。 後半もゲーム展開になれてきたのか、前半よりも両チームともつなぐ意識が高く、アバウトなボールの配球が減り出す。神楽はトップの長岩に交代出場の松本がからんで右サイドを基点に攻撃する。士別南は佐々木、立石の右サイドが機能し始め、右サイドからの攻撃が目立ち出す。35分平塚の右CKに新見がヘッドで合わせるが、わずかに体が伸びきりジャストミートせず。45分にはGK今井のパントキックから木下がシュートを放つが左に外れる。次第に暑さと疲れのため運動量が減り始め、中盤でのプレッシャーが多くなりオープンな試合展開となる。53分には神楽谷口の右クロスにトップに上がった栢木楓が抜け出すがわずかにオフサイドの判定となる。士別南GK田中も広い守備範囲でDFラインの後方のスペースをカバーし神楽の攻撃を防ぐ。士別南二宮、神楽栢木大を中心に両チームの最終ラインも懸命に踏ん張る。延長かと思われた追加タイム2分、神楽は木下の縦パスに栢木楓が抜け出しスピードに乗ってGKまで抜き去って無人のゴールに流し込み決勝点。追加タイム6分神楽は松尾の右CKから栢木楓がだめ押しのゴール。追加タイムの劇的な連続ゴールにより神楽が準決勝へと駒を進めた。
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