第69回旭川中学校連盟体育大会サッカー大会


1回戦・2回戦〜6月28日(火) 準々決勝〜6月29日(水) 準決勝・決勝〜6月30日(木)東光スポーツ公園
 

6月30日(木)東光スポーツ公園
準決勝
愛 宕3−2(1−2)緑が丘
得点者 藤井(8分),古本(56分),菅原(59分)(愛)O・G(5分),名和(22分)(緑)
愛 宕 GK高木悠 DF上堀,鎌田,有持,谷口(浅野) MF三浦,藤井,佐藤,滝ヶ平(菅原),高橋 FW古本
緑が丘 GK山本 DF名和,佐藤,堀,大熊(遠藤) MF大西,畑山,小野寺,西田 FW工藤(森),長谷川
 準決勝Aピッチは道カブス緑が丘とブロックカブス愛宕の対戦となった。序盤緑が丘はセーフティーに前線に長いボールを入れ,愛宕のプレスを避ける戦術をとる。小野寺が中盤でボールを拾い,トップの長谷川をターゲットに攻撃する。5分緑が丘は畑山が右サイドにスルーパス。相手DFと競り合いながらスピードを生かして突破した工藤が右サイドかとなしたらセンタリングを送ると,体制を崩したDFがクリアしきれずオウンゴール。緑が丘が先制する。対する愛宕は8分古本の右CKから中央でフリートなった藤井がヘッドで合わせて同点に追いつく。愛宕も後方から前線の古本のフィジカルを生かした長いボールを高橋らが拾って攻撃する。互いに中盤を省略した形となった序盤だったが,次第に緑が丘は,畑山が中盤で畑山が前線にスルーパスを送り出し,右サイドも工藤を走らせる。愛宕も左サイド高橋を起点に古本へのスルーパスが増え始め,谷口からも古本を走らせるボールが出始める。愛宕は中盤で滝ヶ平が中盤で豊富な運動量で中盤を支える。カウンターになった時の愛宕の攻守の切り替えは早く,右サイド佐藤からの攻撃のオプションも増え始める。愛宕のスピーディーな攻撃から苦しめられていた緑が丘だが,23分畑山の左CKから名和がヘッドで押し込んで再びリードを奪う。愛宕は古本が両サイドに流れながら起点となろうとするが,緑が丘は名和,佐藤の両CBがよく対応し,決定的な場面を作らせない。追加タイム緑が丘は長谷川のクロスに大西が折り返し小野寺が,さらに堀の右サイドのスペースへのボールを長谷川がと2度チャンスを作るが,愛宕もGK高木悠が冷静な判断で処理し前半は2対1で折り返す。
 後半に入り緑が丘は小野寺が中盤でインターセプトを繰り返し,CB名和もからみながら左サイド大熊から攻撃しリズムをつかもうとする。愛宕も古本のポストプレーから反撃のチャンスを狙うが,小野寺がDFラインまで戻ってカバーリングし防ぐ。愛宕はさらに高橋のスルーパスから藤井がギャップをついてゴールに迫るが,緑が丘守備陣も粘り強く対応する。さらに滝ヶ平のハーフウェー付近からのFKから古本がヘッドで狙うがGK山本が抑える。後半も中盤に入ると,愛宕が押し気味に試合を進めるが,高橋の2度の左CKもGK山本がパンチングで逃れる。飲水をはさみ,緑が丘がペースをつかみはじめ,48分には遠藤が左サイドから入れたボールを長谷川が相手DFをかわして強烈なシュートを放つが,GK高木悠が好セーブを見せ,CKに逃れる。56分愛宕は中盤で相手ボールをインターセプトした佐藤が右サイドをスピードに乗ってドリブルしグラウンダーのクロスを送ると逆サイドからつめた古本が体ごと押し込み再び同点に追いつく。勢いに乗る愛宕は右サイドから佐藤がクロスを入れ逆サイドに流れたところを,古本が戻したボールを高橋がクロス。菅原が頭で流し込んでついに逆転する。愛宕のスピードによく対応した緑が丘だったが,愛宕が高さとスピードを生かした攻撃で逆転勝ちし,2年連続で決勝へと進んだ。
北 門3−0(2−0)北 星
得点者 水正(27分,28分),堀本(43分)(門)
北 門 GK瀧田(鎌本) DF高橋,星,大島,丸山 MF篭場(原悠),水正(白川),原涼,那須(宮武) FW山本(埴生),堀本
北 星 GK林 DF金平,前川,西田,小西 MF八幡(久保),向井,藤谷,岩田 FW三浦,杉田
北門のキックオフで始まった準決勝。開始早々,北門は左サイドを起点に攻撃を組み立てCKを得る。一方北星は,藤谷,向井を中心に中盤でボールを奪い前線にボールを送るもシュートまでいくことができない。両チーム中盤でのボールの奪い合いで五分五分の試合展開,シュートチャンスはあるものの,両チームとも集中力を切らさないディフェンスで,得点を取ることができない。25分,北門水正のクロスボールを原がボレーシュート,流れが北門に傾いてきた。CKを得た北門は,山本からのボールをフリーで入り込んだ水正がヘッドで決めて先制点をとる。さらに28分,北門はキーパーから出たボールを堀本がヘッドで前に送り,抜け出した水正がキーパーの位置を見て冷静にループシュート。追加点を得る。さらに,堀本は左サイドをドリブルで駆け上がり中央の水正に出すもつながらず決定機を逃す。北門に流れが傾いたいい状態で前半戦を終えた。
 後半に入り,得点のほしい北星。小西がクロスボールを上げるもキーパーのファインセーブ。西田のミドルシュートを放つも得点にはつながらず,中盤でボールを奪ってもシュートまで持ち込むことができない。一方北門は,サイドをうまく使いシュートチャンスを作る。再三,北星のゴールに迫るも,キーパー林のファインセーブを繰り返し追加点を取ることができない。しかし,13分,北門堀本がキーパーのクリアボールを奪い,これをきっちりと決めて3点目,北門の勝利を決定づけた。北星中も全校応援の中,最後まであきらめず,ゴールを狙いにいき,熱い試合となった。





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