| 6月29日（水）東光スポーツ公園 |
| 準々決勝 |
| 北 門４−０（２−０）啓 北 |
| 得点者 |
水正（7分，12分，53分），山本（35分）（北） |
| 北 門 |
Ｇ瀧田 ＤＦ高橋（原悠），星，大島（，岡），丸山 ＭＦ篭場，水正，原涼（荒瀬），那須 ＦＷ堀本（白川），山本（埴生） |
| 啓 北 |
GK小針 DF藤原，佐藤，大市（上ケ島），北山 ＭＦ中里，上野，田澤，金子，冨塚（木下） ＦＷ菅原（中山，坂本） |
上代出場をかけた戦いは北門のキックオフで始まった。試合開始から互いに前線へのボール配給でチャンスをうかがう。7分北門はＦＷ山本が左サイドを 走りこんでいたＭＦ水正にスルーパス、そのボールを水正が縦にドリブルし、ゴール右にシュートし、先制点を決める。12分、北門は左サイドのコーナーキックを山本がゴール前に蹴り、水正がホアポストからヘッドで決め、追加点を奪う。啓北もＭＦ富塚のＣＫにＭＦ中里が合わすが、ゴールを割ることはできない。23分啓北はカウンターからＦＷ菅原が右サイドからクロスを上げ、ＭＦ田澤が合わすが、ゴール左に外れる。さらに上野がドリブル突破からシュートを放つが北門DF陣に阻まれる。前半終了間際、北門はＭＦ原涼のクロスを水正がフリーでシュートを放つがゴール左に外れる。前半を２−０、北門リードで折り返す。後半スタート直後の34分、啓北は、上野からのクロスに金子が合わせるがキーパー正面。５分北門はキーパーのクリアボールを山本がひろい、ロングシュートを放つと、ゴール右へ吸い込まれ、３点目を挙げる。啓北も徐々にリズムを取り戻し、北門ゴールに迫るが、放つシュートがゴールの枠をとらえることができない。上野のミドルシュートも北門ＧＫ瀧田が正面でがっちりキャッチ。45分の北門の右サイドのコーナーキックはＤＦ星が合わせるが、得点ならず。47啓北は富塚がゴール右隅へ強烈なミドルシュートを放つも北門GK瀧田の好セーブで得点を奪えない。53分北門は右サイドのコーナーを山本が蹴り、水正が足で合わせ、ゴールを決める。４−０で北門が勝ち、2年ぶり27度目の上代出場を決めた。
|
| 愛 宕５−１（４−１）神 楽 |
| 得点者 |
古本（2分，9分，13分），三浦（3分），佐藤（20分）（愛）管野（12分）（神） |
| 愛 宕 |
ＧＫ高木悠（大久保） ＤＦ上堀（坂田），鎌田（高木虎），有持（宮地），谷口 ＭＦ三浦，藤井（菅原），佐藤（浅野），滝ヶ平（野坂），高橋（柴田） ＦＷ古本 |
| 神 楽 |
ＧＫ栢木海 ＤＦ池上，栢木大，佐藤旬，田崎 ＭＦ松浦，伊藤（山岡），木下（佐藤），川田，高橋（大曽根） ＦＷ管野 |
愛宕のキックオフで始まった準々決勝。開始2分，愛宕は，右サイド三浦から出たクロスボールを古本が決めて先制。その後すぐに，高橋から三浦に繋ぎ， これを三浦がドリブルで切り込んで追加点。更に8分，佐藤から中央で高橋が受けてツータッチで裏に向け出した古本に絶妙なタイミングでパスを繋ぎ3点目。愛宕のペースで試合が進む。ところが12分，愛宕ディフェンダーのバックパスでもたついたところを神楽管野がボールを奪いキーパーと1対1，これをゴール右隅に流し込み反撃を開始する。更に神楽管野は右サイドでボールを受け中央で待つ伊藤に繋ぎ伊藤がシュートを放つも，キーパー正面追加点とはならず。一方愛宕は20分，中央で古本がボールを受けいいタイミングで裏へ抜け出した佐藤に繋ぎ追加点。その後も愛宕はパスとドリブルで神楽ゴールに迫り，何度もゴール脅かす展開となった。 後半，開始2分 神楽は川田が中央からシュートを放つもこれは枠の外。愛宕は中盤でボールを預け一気にスピードを上げ裏へ抜け出し何度もゴールへ迫る。13分，愛宕は右サイドからペナルティエリアにドリブルで侵入した鎌田は，丁寧に古本にラストパスを繋ぎ，古本のハットトリックのお膳立てをした。その後，愛宕はメンバー交代を行い，古本を中心に神楽ゴールを何度も脅かすが，5対1で準決勝にコマを進めた。
|
| 北 星１−０（１−０）永 山 |
| 得点者 |
藤谷（北） |
| 北 星 |
ＧＫ林 ＤＦ金平，前川，西田，小西 ＭＦ八幡，向井，藤谷，岩田 ＦＷ三浦（久保），杉田 |
| 永 山 |
ＧＫ吉田駿 ＤＦ石原，小野田，工藤，遠藤 ＭＦ藤森，山本（末永，秋山），佐竹，鈴木（藪内） ＦＷ島森（竹中），吉田直 |
準々決勝第2試合はブロックカブス前期2位の永山と地区カブス北星との戦い。イレブン杯では北星が快勝しており，両チームがどのような戦いをするのかが注目される中、北 星のキックオフで試合開始。北星はロングボールをシンプルに相手背後へのロングボールでので永山陣地へ。永山は佐竹中心に丁寧にパス交換しな がら相手陣内へ攻撃する。2分。最初のコーナーは北星藤谷が蹴るも永山GK吉田駿が的確に対応する。永山は島森を中心に丁寧なスルーパスで北星ペナルティエリアへ入り，鈴木，吉田直とボールを動かしゴールに迫る。5分には吉田直のスルーパスから鈴木がペナルティエリアに進入するも決定的チャンスも北星DF金平の踏ん張りでシュートさせず。6分北星はペナルティエリア左角からフリーキックのチャンス。藤谷は直接ゴールを狙うもゴールバーを越える。互いに相手左サイドから攻略。ゴール前までいくが両チーム陣の踏ん張りでシュートには至らない。北星は中盤藤谷を中心にゲームを組み立て、シンプルに永山DF陣の背後をねらう。19分永山のＣＫ。佐竹のキックを吉田直がシュートするもゴールバーを越える。さらに22分永山は藤森が山本とのリターンパスからペナルティエリア右に侵入しシートするも惜しくもゴール左へ外れる。吉田のゴール中央からのミドルもゴールバーを越える。27分北星GKがDF背後のボールをクリアしに前へ出たところを永山が拾うも北星の必死のプレスで攻撃を遅らせシュートには至らない。28分ペナルティエリア中央の北星杉田のシュートも永山DF陣の素早い寄せでブロック。一進一退の攻防が続く29分。中盤の奪い合いから抜け出た北星藤谷のスピードのあるドリブルが永山のDFのファールを誘いＰＫ。これを藤谷自らがゴール右にきっちりと決めて、北星が貴重な先制点を挙げる。 気温が27度を超え、選手の消耗が心配される中後半がスタート。同点に追いつきたい永山が攻勢に出る。34分ペナルティエリア右45度付近から永山吉田直のシュート性のクロスボールに島森がつめるも左に外れる。しかし、永山の攻撃にリズムが出てくる。小刻みに選手交代し選手のプレー強度を落とさない永山は中盤佐竹を中心にシンプルに北星DF陣をの背後をとるロングボールやスルーパスで、北星DF陣を背走させる。44分右サイド石原のオーバーラップからゴール中央へクロスボールが上がるも、GK林が的確なポジショニングでキャッチ。50分には右サイドに流れた永山竹中が相手陣内深くからマイナス気味にクロスボールを上げるも詰めが間に合わない。55分久々の攻撃チャンスを得た北星はセンターサークル付近からのフリーキックはゴール左に外れる。試合時間が少なくなる中、1点がほしい永山はGK吉田駿がラインを浅くし自らもロングフィードで攻撃に参加。北星へ圧力をかけ続ける永山であったが、北星は前川，金平を中心にシンプルにはじき返しバイタル付近に進入させない。最後まであきらめない永山は右サイドから攻撃を仕掛けるも北星前川がしっかり対応しタイムアップ。北星がブロックカブス2位の永山を倒し、2年ぶり12度目の上川代表決定戦進出を決めた。
|
| 緑が丘４−０（０−０）東 明 |
| 得点者 |
小野寺（40分），長谷川（51分，57分，60分）（緑） |
| 緑が丘 |
GK山本 DF名和，佐藤，小野寺，遠藤 MF大西，畑山（大熊），森（堀），西田 FW工藤，長谷川 |
| 東 明 |
ＧＫ佐藤輝 ＤＦ栢木，高尾，福本，山岡（我妻） ＭＦ瀬戸，高田（関口），稲垣，小原（神田） ＦＷ吉岡，松本 |
上代出場をかけた準々決勝の２試合目は、２回戦をともに危なげなく勝ち進んだ両チームの対戦となった。 緑ヶ丘のキックオフで始まったこの試合は、互いに主導権を握るため中盤で激しい当たりが続く。徐々に緑ヶ丘がボールを支配しだし長谷川をを軸にゴールに迫るが、東明の鋭い出足と身体を張ったディフェンスで良い状態でシュートを打たせず、前半をスコアレスで折り返す。 体感で30℃を超すかと思われる暑さの中での後半。先制点を奪いたい緑ヶ丘は，シュートパスとドリブルでゴールに迫るが，東明も集中力を保ちゴールを割らせない。得点が動いたのは，40分。出血で１人少ない状態の東明の中盤のギャップをつき，緑ヶ丘長谷川が左サイドを鋭く駆け上がり折り返しに小野寺が飛び込み，待望の先制点が緑ヶ丘に入る。追いつきたい東明は，吉岡にボール集めチャンスを狙うがシュートには至らない。前がかりになった東明のスキを突き，緑ヶ丘は52分，右サイドをえぐり，折り返しを長谷川が冷静に決め追加点。さらに，57分，60分と長谷川が連続で得点しハットトリックを完成。試合を決定づけ，緑ヶ丘が4年ぶり28度目の上代出場を決めた。
|
