平成28年度上川代表決定戦


7月8日(金)・9日(土) 士別天塩川サッカー場
 

7月8日(金)士別天塩川サッカー場
1回戦
緑が丘3−0(2−0)愛 宕
得点者 小野寺(2分),工藤(29分),畑山(42分)(緑)
緑が丘 GK山本(福士) DF遠藤(栗林),名和,佐藤(小林),小野寺 MF畑山,堀(大西),工藤(清水) FW長谷川(嶋中),大熊(八島),西田(森,西條)
愛 宕 GK高木悠 DF三宅,上堀,鎌田,谷口(浅野) MF三浦,藤井,佐藤(有持),滝ヶ平(菅原),高橋 FW古本
 旭川地区大会の準決勝と同一カードとなったAピッチの第1試合。序盤緑が丘はトップの長谷川をターゲットの長いボールを入れてリズムをつかもうとする。2分左サイドのスローインから長谷川が左サイドを突破,ゴール前に入れたグラウンダーのボールを工藤がためて短いパスを右に送ると小野寺がインサイドで合わせて早くも先制する。先制された愛宕は古本にボールを預け高橋の左サイドから反撃のチャンスを探るが,工藤が運動量豊富にサイドのカバーリングにはいるなど高い守備意識を見せる。緑が丘は小野寺や畑山が中盤で基点となって,横パスを使いながらサイドチェンジを効果的に使い,右サイドの堀や工藤を使って優勢に試合を進める。リズムをつかみたい愛宕だが,ボールを奪う位置も低いため,なかなか古本に効果的なボールが入らない。緑が丘の名和,佐藤の中央でのポジショニングも巧みでセンタリングをはじき返す。11分の滝ヶ平のFKに続いて17分には右Ck,18分には古本が相手DFを抜き切る前にシュートを放つなど徐々にチャンスを作り出し始める愛宕は,19分中盤に下がった古本から高橋へのスルーパスが出るが,佐藤がスピーディーなカバーリングで対処する。徐々に愛宕の時間となりはじめ,藤井が中盤でボールにからみ右サイドの佐藤の突破から攻撃を仕掛けだす。しかし,右サイドの遠藤,CBの佐藤が懸命にクリアし,ピンチをしのぐ。緑が丘も小野寺,畑山が中盤でボールを拾い,長谷川のキープ力から攻撃を仕掛けるなど,互いにリズムを取り合う一進一退の攻防となる。29分緑が丘は左サイドでボールを受けた長谷川が中央へ高いセンタリング。GKがはじいたボールを工藤が右足のボレーで蹴りこんで追加点を奪って前半を終える。
 前半終了間際の得点で優位に立った緑が丘は後半もリズムをつかむ。35分には工藤,堀で右サイドを崩しセンタリング。最後は長谷川が左足でシュート放つが,GK高木悠がキャッチする。36分にも長谷川を起点に工藤,堀とわたってシュートを放つなど,目まぐるしくポジションを変える堀をつかめきれない愛宕に対してチャンスが多くなる。40分愛宕は菅原の素早いスローインから古本が抜け出してシュートを放つがわずかに右に外れる。42分緑が丘はペナルティエリア外で横パスを受けた畑山がミドルシュートを右上に決めて貴重な3点目を奪う。その後も愛宕の両サイドの攻撃を遠藤,大熊が粘り強くストップ。中央へのボールは佐藤のスピードのあるカバーリングと名和の高さではじき返す。GK山本も安定した守備を見せる。古本,高橋らが懸命にゴールに迫るが,緑が丘の守備は崩れず。追加タイムの古本のクロスも菅原にはわずかにあわず。緑が丘が道カブスの実力をいかんなく発揮。中連旭川大会の雪辱を果たし,3対0で準決勝へと進んだ。
北 門3−1(2−0)鷹 栖
得点者 水正(6分,23分),堀本(57分)(北)楠本(58分)(鷹)
北 門 GK瀧田 DF星,原悠,大島,丸山 MF高橋,堀本(荒瀬),原涼(高森),篭場 FW水正(白川),山本(埴生)
鷹 栖 GK鈴木 DF相内,藤川,武田 MF西田,本城,長谷部,市川,斉藤 FW楠本,濱坂
 東からの心地よい風が吹く中,上代1回戦が北門のキックオフで始まった。前半4分北門のJ番堀本が左足で振り抜いたシュートはゴールバーをたたく。その直後の北門のコーナーキックは,N原涼番が頭で合わせるが,鷹栖GK鈴木のファインセーブに合い得点ならず。前半6分,北門はI番山本のロングパスを受けたH番水正がシュートを決め,先制する。10分鷹栖もH番武田がシュートを放つが,ゴール右へ外れる。その後も北門はシンプルに前線へボールを配球しチャンスをうかがう。鷹栖もI楠本を中心に右サイドからのパス回しからシュートチャンスを狙う。23分北門は,N番原悠が右サイドからシュートを放つと,GKがそのシュートを弾き,そのこぼれ球をH番水正が決め,追加点を奪う。28分中央からパスを受けた鷹栖D番本城がシュート,更にこぼれ球を味方がヘッドでシュートを狙うが,GK瀧田が,がっちりキャッチし,得点を許さない。
前半を北門2点のリードで折り返す。鷹栖のキックオフで始まった後半,最初にチャンスを迎えたのは北門。I番山本のCKにH番水正が合わせようとするが,相手DFにはじかれる。北門は,速いパス回しからチャンスをうかがい,鷹栖の反撃を許さず,鷹栖サイドでの攻防が続く。北門は選手交代によってフレッシュな選手をつぎ込み,運動量を増やして得点を奪いにいく。鷹栖もルーズボールを奪い,攻撃へとつなげる。互いに最後のところで踏ん張り,後半はなかなか得点に至らない。57分ゴール前の混戦から北門J堀本がゴールを決めるが,直後58分,鷹栖もI番楠本がゴール中央からシュートを決め,1点を返す。このまま試合終了となり,3−1で北門が準決勝へコマを進めた。
北 星3−1(2−1)富良野東
得点者 藤谷(11分),向井(20分),久保(46分)(北)野村(27分)(富)
警 告 前川,藤谷(北)
北 星 GK林 DF金平,前川(山本),西田,小西 MF八幡,向井,藤谷,岩田 FW三浦(久保),杉田
富良野東 GK藤原 DF田賀,渡辺,小沼,福永 MF高田,西村,野村,神谷 FW高道,金山
 1回戦第2試合は,旭川3位代表の北星と富良野地区代表の富良野東との対戦となった。富良野東のキックオフで始まったこのゲームは,野村からの的確なバイタルエリアへの供給で富良野東のペースで進むが,北星も落ち着いた対応で対処する。
膠着状態かと思われた11分。右サイドでボール奪った八幡から中央に切り込んできた藤谷に絶妙のスルーパス。藤谷がフェイントでタイミングをずらし冷静にシュート。北星に先制点が入る。早く追いつきたい富良野東は,中盤からペナルティエリアにパスを入れチャンスをうかがうが,シュートまでは至らない。富良野東の流れと思われた20分。逆に,北星はGKを杉田がインターセプト。右サイドを駆け上がり,深い位置からセンタリング。向井が合わせ追加点。2点差となり,流れが決まったかと思われた27分。西村が蹴った低い弾道の右CKに野村がダイレクトボレーで合わせ1点を返す。このまま前半終了。
1点差に追いついた勢いのまま,後半の出足は富良野東のペースで進む。野村のドリブルや神谷の鋭い出足からのインターセプトから再三シュートを放つが,ゴールネットを揺らすことができない。飲水をはさんだ46分,一瞬のスキを突き杉田が縦に切り込みシュート。GK藤原もよく反応しはじくが,後半から入った久保が素早く反応し飛び込みゴール。ゲームを決定づける3点目が北星に入る。ゲームはそのままタイムアップし,北星が準決勝進出を決めた。
士 別1−0(1−0)美 深
得点者 中田(13分)(士)
士 別 GK武田侑 DF弓場,田中,柳瀬,泉田 MF三留,島尻,武田朋,城野,柴崎 FW中田
美 深 GK廣岡 DF芳賀,森広,遠藤 MF河合,元岡,丸山,樋口,石川 FW高橋,奥村
 Bピッチ2試合目美深対士別,試合開始から風上の美深が押し気味に試合を進める。しかし,士別も最終ラインでDFが体を張り決定的チャンスを与えない。8分美深は丸山が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスをあげるが,シュートまで持っていけない。直後,士別はカウンターから攻撃に出るが,シュートまでいけない。13分士別は武田朋がゴール前まで持ち込んだところを美深ディフェンスがたまらずペナルティエリア内でファール。このPKを中田が落ち着いて決め,先制点を奪う。23分CKを得た美深はホアポスト付近で決定的チャンスを迎えるが,シュートはキーパー正面となり,同点機を逃す。士別は,最終ラインから中田と柴崎への配球から攻撃を仕掛けるが,美深ディフェンスを崩すことができない。前半アディッショナルタイム,美深のロングシュートは士別GK武田が何とかキャッチし,得点を防ぐ。士別が前半1点リードで折り返す。
 後半風上に立った士別が優勢に試合を進める。32分ゴール左サイドでボールを受けた中田が切り返しからシュートを狙うが,美深DFもそれを許さない。34分美深はCKからシュートチャンスを得るが,GK武田のセーブに合う。37分の美深のFKは,士別I番柳瀬がクリア。38分美深はCKを樋口が蹴り,丸山がホアポストからボレーでシュートするも決まらず。40分そして41分と立て続けに美深にCKのチャンスが訪れるが,粘り強い士別のディフェンスにあい,ゴールを割ることができない。54分の士別のヘディングシュートはゴール右にはずれ,追加点ならず。56分,美深はCKのチャンス。樋口が蹴り,最後は石川がシュートするが,うまく足に当たらず。前半のPKによる1点を士別が死守し,準決勝へ駒を進めた。 


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