第67回旭川中学校連盟サッカー大会

決勝 7月2日(木)
永山南3−1(1−1)愛 宕
得点者 高谷(16分,48分),O・G(32分)(永)中田(28分)(愛)
愛 宕 GK土田 DF窪田(三宅),半田,滝ヶ平(小建),上堀 MF遠藤(石崎),中田,池田,三浦(森川),高橋 FW古本(浅野)
永山南 GK中田 DF高橋直,須藤,小森(越田),大平 MF定岡,伊藤,高橋翼 FW鷲見,高谷(石川),林
 序盤永山南は長いボールを前線に入れ,愛宕DFの裏で勝負をしかける戦い。愛宕高橋の切れの良いドリブルから中田,古本とのコンビネーションから崩しにかかる。は7分永南のファーストシュートは左サイドで作ってから右に展開し,鷲見の落としたボールを伊藤がDゾーン付近から放ったもの。このシュートをきっかけに永山南がボールを支配し始める。トップの定岡にくさびのボールを入れながら,2列目、3列目が素早い動き出しでサポートし,ワンタッチ,ツータッチではたきながらシュートへのアプローチを見いだす。16分永山南は伊藤が中盤でボールを受けると左サイドのスペースにパスを送る。後方からスピードに乗って走り込んだ高谷は相手DFを速さでおいていき,GKの出際でシュート。これがゴールに吸い込まれ先制点が生まれた。永山南はこの後も,少ないタッチ数で中盤を作り,サイドチェンジで相手DFのマークをはがしながら,タイミングのよい動き出しで,相手守備陣をかわしながら攻撃をしかける。押し込まれる展開の愛宕は,中田のスピードを生かしながらカウンターからチャンスを狙う。27分愛宕はショートパスで組み立てて遠藤が前線の中田にスルーパス。うけた中田は相手DFをかわしながら落ち着いてゴール左にシュートを決めて振り出しに戻した。前半はやや永山南が押し気味に進めたが,見事なコンビネーションから同点ゴールを決め同点で折り返した。 後半開始早々の31分右サイドを高谷が疾走。約50mをスピードにのって愛宕DFを置き去りにし,センタリング。鷲見が合わせるがGK土田がストップする。その1分後 高橋翼のつなぎから右サイドの高谷がクロスをあげると,これがO・Gをうみ再びリードを奪う。サイドを右にかえた高谷のスピードのあるドリブルで永山南の攻撃が俄然活性化する。愛宕はの運動量が落ち始めると,永山南の高橋翼を中心としたパスワークや高谷のスピード後手後手にまわり,苦しい戦いとなる。41分池田のFKに遠藤が合わせるが,GK中田にストップされる。その後も愛宕の攻撃は須藤の的確なカバーリングでストップする。飲水タイムをはさんだ47分,永山南は林が中央でためをつくり,右サイドをスピードにのって駆け上がった高谷にパス。高谷は一気にドリブルでペナルティエリアに進入し,ゴール右上に貴重な3点目を決める。その後も永山南は次から次へとフリーランニングで愛宕の守備陣に的をしぼらせないパスワークで攻撃をしかける。愛宕も高橋や中田の個人技から何とか突破を図るが,須藤を中心とした永山南の高い守備意識に孤立する傾向となり決定機をなかなか作り出せない。追加タイムには高橋のターンから中田がシュートを放つがボールはポストをたたき1点が奪えず。ノーシードからブロックカブスのチームを次々と下した永山南が丁寧なパスサッカーで6年ぶり2度目の優勝を果たした。








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