第67回旭川中学校連盟サッカー大会

準決勝 7月3日(木)東光スポーツ公園
啓 北4−1(3−0)永山南
得点者 横山(2分),鈴木(18分),大友(22分,39分)(啓)鷲見(42分)(永)
啓 北 GK平野充 DF久保田,細川,若田,上野, MF鈴木,藤原,深見,工藤,大友 FW横山 交代/FP秋葉,平野友
永山南  GK中田 DF大杉,土田,前川,鷲見 MF樋口,須藤,吉田,塚本,浅見 FW鈴木 交代/FP長屋,小泉,野原,高橋,高谷,森永
 準決勝A ピッチは,ブロックカブス3位で第1シードの啓北と,地区カブスながら前評判通りの強さを見せ,シード2チームを破って進出した永山南の対戦となった。立ち上がり長いボールを入れて出方をうかがった啓北は,2分GK平野充のキックから抜け出した横山がGKの頭上越しにループシュートを決め早々と先制する。永山南も4分吉田のFKがわずかにゴールをそれるなど,互いに攻め合いが予想された。早めに縦へのフィードを入れ,横山、細川を走らせる啓北。対する永山南は鈴木や浅見が高い位置でボールをため,右サイドの樋口のスピードある突破から攻撃の糸口を探る。ゲームが落ち着き始めた時間帯,永山南は大杉が最終ラインから丁寧に中盤にボールを預けだす。そして吉田が中盤でボールを左右に散らせながら,ラインを高く保ちリズムをつかみ出す。塚本、鈴木らが啓北のギャップを狙ってスルーパスを送るが,啓北も久保田が的確なカバーリングでチャンスの芽をつみとる。永山南は17分は浅見が右サイドを突破しセンタリング,こぼれたところを鈴木がボレーでねらうがわずかにゴール上に外れる。啓北は右サイドからの長いクロスボールを入れ、逆サイドから横山,鈴木が飛び出し永山南守備陣に警戒心を与える。18分,前がかりになった永南の背後をついて,ショートカウンターから啓北が追加点を奪う。中盤でボールを奪って右サイドの大友が相手DFんい競り勝ってグラウンダーのセンタリング。横山がスルーしてところを鈴木が狙いすましてゴール左隅に流し込んだ。さらに22分には鈴木のスルーパスから大友がDFラインの裏に抜け出してGKの出際をふわりと浮かして落ち着いて流し込み3点目を奪う。26分にも鈴木が自陣からドリブルに乗って突破し好シュートを放つが,永南GK中田がセービングで逃れる。ゲームを支配する時間帯が長かった永山南だが,啓北がショートカウンターからの高い決定力を見せ,3点のリードで前半を終えた。 後半は3点を追う永山南が高い位置でボールを支配し,圧力をかけ攻勢に出る。浅見,鈴木がバイタルエリアでボールを受け,啓北ゴールに迫る。しかし,若田、久保田のCBに加え,中盤の深見までが最終ラインに下がり密集して守る啓北のゴールを割れない。中盤で相手のパスミスを奪うと,一気に左サイドの横山に渡ってゴールラインにまで到達する高速カウンターで完全に啓北のペースとなる。39分には横山が左サイドを突破,永南守備陣がセンタリングの対処に手こずる間に大友が蹴り込んで4点目を奪う。42分永山南は吉田からのスルーパスに抜け出した鷲見がGKをかかわして1点を返す。46分には中田のキックから森永が相手DFと競り合いながらシュートを放つなど,1点を返して勢いが出る。しかし,啓北の攻撃陣のドリブルのスピードとキープ力は鋭く,鈴木のチャンスメイクから藤原が決定的をつかむなど,永南の攻撃に牽制を与える。最後まで久保田をリーダーとしながら守備の高い集中力は続き試合は終了。ブロックを組み,守備に人数をさきながら,前線のタレントの個の力を全面に押し出しショートカウンターからの鋭い攻撃を見せた啓北が高い決定力を生かし,4対1で啓北が永山南に快勝し,8年ぶりに決勝へと進出した。
北 門4−0(2−0)北 星
得点者 畑(0分),荒瀬(6分,34分),石澤(42分)(北)
警 告 石澤(北)
北 門 GK中村 DF長岡,森,鈴木颯,鈴木恭 MF岡,畑,田中,高柳 FW荒瀬,石澤 交代/FP丸山,三浦,山本
北 星 GK伊場 DF本間,本谷,金尾,高畠聖 MF佐藤,淺川,小野,高畠優 FW船越,大瀧 交代/FP西田,向井,膳法
 準決勝Bピッチはブロックカブスチームの強豪緑が丘を1−0で破り、11年ぶりに管内大会出場を決めた北星と2回戦、準々決勝ともに大量得点で順当に勝ち上がった北門の対戦となった。 北門のKickoffで開始。立ち上がり、両サイドの石澤、高柳が北星PAに進入、北星のマークがつききれないところを田中が畑にロビング、ゴール前フリーで落ち着いてヘディングで決め早くも先制する。これで落ち着いた北門は両サイドの石澤、高柳をワイドに使い北星陣内への侵入を繰り返す。5分、畑が中盤から縦パス、石澤がDFを引きつけながらこれをスルーするとゴール正面の荒瀬につながり豪快に右足を振り抜き2点目を挙げる。 早い時間で2失点した北星だが、北門のスピードにも慣れ、浅川、小野らが中盤で踏ん張り、サイドへの配球をカットする場面が増える。DFラインもGK伊場を中心に高畠、木谷らが粘りを見せ、決定機を摘む。徐々に陣地を回復した北星にもチャンスが訪れる。14分、DFラインからのクリアーボールが北門DFの裏まで伸びるとFW船越がセンターバックを交わしGKと1VS1となる。決定機かと思われたが中村が勇敢に飛び出し、シュートは枠を外れる。続く18分にも北門サイドでのフリーキックを得るがシュートまで至らない。終盤は北門が押し気味にゲームを組み立てゲームを支配。北星もペナルティエリア前で2ラインのブロックをつくり北門の横パスのインターセプトを狙う。パス回しからの鋭い縦パスに高畠がよく対応し。追加点を許さずに前半を終える。 気温が上昇し、さらに消耗がいられる後半も立ち上がりは北門ペース。4分右サイドの田中のコーナーキックーをファーサイドから走り込んだ荒瀬が左のインサイドで流し込み3点目をあげる。北星もDFからのロングフィードで前線の船越、西田に送るが、押し上げがないため孤立気味となり、攻撃の厚みを出せない。12分、北門右サイドバックの星がオーバーラップ、サイドから低いクロスをあげるとGK正面の田中がスルー。走り込んだ石澤がインサイドで当てて試合を決める4点目をあげる。 一矢報いたい北星は、DFのフィードを左右に振り、北門のサイド裏を狙う。15分には船越が左サイドを抜けてエリア内にドリブル、小野がシュートチャンスを得るがGK中村の好セーブに阻まれる。終盤に左サイドでフリーキックを得て佐藤が高さのある善法、船越にあわせるも決定機に至らず。北門が昨年に続き決勝に駒を進めた。









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