第67回旭川中学校連盟サッカー大会



決勝 7月3日(木)東光スポーツ公園
北 門6−2(3−2)啓 北
得点者 畑(12分,48分),鈴木颯(25分),田中(29分),O・G(45分),石澤(55分)(北)大友(8分,26分)(啓)
北 門 GK中村 DF長岡,森,鈴木颯,三浦 MF岡,畑,田中,高柳,石澤 FW荒瀬 交代/FP鈴木恭,伊藤
啓 北 GK平野充 DF久保田,細川,若田,上野, MF鈴木,藤原,深見,工藤,大友 FW横山 交代/FP秋葉,平野友
 炎天下の中で行われる決勝,立ち上がりはスローテンポで互いに出方をうかがうように始まった。3分には石澤のスルーパスから荒瀬がスピードにのって相手陣内に迫りシュートを放つがサイドネットに終わる。北門は畑,田中で中盤を組み立てながら,右サイドの高柳から突破を図る。やや北門押し気味で進む中,啓北は得意のショートカウンターから先制点を奪う。8分横山から右サイドのスペースに出た藤原にサイドチェンジ。藤原が折り返したところを大友が20mの距離からミドルシュートを決めて先制する。しかし,12分北門は田中からのスルーパスに中盤から畑が飛び出し,最後はGKまでかわして同点ゴールを決める。北門はさらに攻撃を加え,15分には高柳からのスルーパスに反応した石澤があわやというシュートを放つ。先制点はいい形で奪った啓北だが中盤でなかなか相手ボールを奪えない。そのため,鈴木が前を向いてプレーできずなかなかカウンターをしかけられない。北門はシュートで終わる理想的な形が続き,17分には鈴木恭のロングフィードを起点に高柳がペナルティエリア内で相手DFをかわして右に持ち出し強烈なシュートを放つ。25分北門はCKの守備から鈴木颯がカウンターを仕掛け,左サイドのスペースに飛び出した荒瀬にパス。荒瀬は相手DFを振り切り中に入れると,パスを出した鈴木颯がGKとの1対1を落ち着いて決めて逆転する。しかし,啓北は直後の26分,右からのショートコーナーを鈴木がシュート気味に中に入れるとディフレクションしたボールは大友の前にこぼれ右足でプッシュし,すぐに同点に追いついた。29分北門は,鈴木颯がハーフウェー付近からロビングボールを入れると,ゴールエリア右角に走り込んだ田中がワントラップし,浮き球を右足アウトサイドで技ありぼゴールを決め,再び突き放し前半を終えた。 後半は立ち上がりから啓北が攻撃の形を作る。開始直後の31分,啓北は細川の縦へのフィードから横山が抜け出したところでファウルを受けFKを得る。大友が直接狙うがGK中村の正面をつく。35分には久保田の自陣からのFKが相手守備陣の連係ミスをつき,大友がシュートをねらうが中村が好セーブをみせ防ぐ。炎天下の2戦目ということもあり,両チームとも運動量が落ちる。両チームとも相手の積極的な仕掛けに対応が遅れ始める。38分北門は中盤から斜めにスルーパスを入れると,すばらしいタイミングで走り込んだ石澤がGKまでかわして追加点かと思われたが,啓北DF上野があきらめないカバーでゴール前でクリアする。39分には啓北鈴木がハーフウェーから4人を次々とかわしてゴールに迫るが,惜しくも左にシュートはそれる。40分にも鈴木が30mの距離から強烈なシュートを放つなど,運動量が落ちる中,個の力で打開を図る。しかし,運動量の低下は啓北守備陣の方に重くのしかかり,中盤でボールを奪えず守勢に回る。44分北門は畑が中盤で相手をかわしながらシュート。こぼれたボールをもう一度コントロールし,右サイドの高柳にパスは高柳が一瞬のうちにトップスピードにのりゴール前に切れ込んでシュート気味のクロスを入れると,相手DFのオウンゴールをうみ貴重な4点目を奪った。続く47分にも中盤で相手ボールを奪った高柳が右サイドを疾走し,ゴールに迫ると深見がすばらしいカバーリングするものの,その相手が所持しているボールを高柳がスライディングしながら強引にうったシュートが右ポストに当たるなど北門が完全に試合を支配する。そして,48分畑が荒瀬との壁パスからペナルティエリアに進入すると,右足インサイドで落ち着いて流し込み,だめ押しともいえる5点目を奪った。55分北門は中盤でためを作った畑が右サイドの高柳にDFのギャップをついてパスを送ると,高柳はスピードにのってゴールラインまでいき折り返すと,待ち構えていた石澤が流し込んみ優勝に花を添える得点を決めた。予想外の4点の差はついたが,決勝にふさわしい好試合を北門が制し,3年ぶり13度目の優勝を果たした。




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