第66回旭川市中学校連盟サッカー大会

7月3日(火)準々決勝
忠 和3−1(1−0)緑が丘
得点者 芝崎(24分),芳野(36分,48分)(忠) 三好(45分)(緑)
警 告 田中(忠)仁木,長谷川(緑)
緑が丘 GK安藤 DF長谷川,鏡(伊藤),三好,平泉 MF仁木,堀,鶴羽 FW深野,笠井,齋藤
忠 和 GK岡本 DF渋谷,設楽,山田,岩崎 MF山本,安口,田中,漆畑,芳野 FW芝崎
 強風の中,緑が丘のKOで開始された。前半,風を背負った緑が丘ゴールに猛攻をかける。24分中央からのフリーキックに芝崎がヘッドで合わせて先制した。後半36分忠和岩崎が中央に出したカウンターのパスに合わせた芳野がディフェンスラインを突破して2点目を挙げた。45分緑が丘は三好が浮き球を忠和ゴールに押し込み,反撃に転じるが,48分右からのパスに中央で合わせた忠和芳野が突き放しにかかる3点目をあげて勝利し,忠和が15年ぶり4度目の準決勝に進んだ。
広 陵4−0(2−0)神 楽
得点者 小原(7分,14分),小林(40分),西池(51分)(広)O・G(57分)(神)
広 陵 GK越田 DF坂牛,石橋,山中,藤田 MF甲斐,西池 FW井上,熊谷,小林,小原 交代/FP藤原,藤原,森本,星
神 楽 GK谷口 DF坂本,遠藤,橋,田中舘 MF井上,長田,齋藤,林輝 FW藤本,佐々木
 小林,西池を中心にポゼッションし,前線へのターゲットへのポストプレーから幅広い攻撃をしかける広陵は,試合開始早々から神楽を押し込んで攻撃をしかける。7分には小原が小原がペナルティーエリア前でボールを受けると反転してシュート。これが決まって広陵が先制する。さらに14分広陵は西池のCKをフリーの小原がきれいなボレーで合わせて2点目を奪う。ポゼッションする広陵は前線に4枚を貼らせながら,西池がパスを供給。小林のポストプレーや小原のスペースをへ飛び出す動き,変化自在な攻撃を組み立て,神楽守備陣に的を絞らせない。神楽は中盤で齋藤が幅広く動きながら,佐々木の飛び出しに活路を見いだす。15分には,スルーパスに佐々木が抜け出しシュートを放つがGK越田の正面をつく。坂本,橋らがくさびのボールに対応し,広陵の前線にボールの収まりどころを押さえ始めた神楽は,ボールを奪ってからのショートカウンターから攻撃の機会が多くなる。20分には佐々木のスルーパスに長田が飛び出しゴールを狙う。22分には林輝のシュートがゴールポストをかすめるなど,守備の安定から神楽のチャンスが増えてくる。 しかし,坂牛を中心とした最後の壁を破れず前半は2対0で広陵リードで終えた。
 後半に入り,風上に立った神楽は前線への長めのボールを多用しチャンスをうかがう。それに対し,広陵は後半立ち上がりから小林をピッチにもどしたことにより,ボールが収まるポイントができるが,後ろからの押し上げが少なく単発な攻撃となる。なかなか思うように攻撃ができなかった広陵だが,40分西池の左CKが裏へ流れてくるところを,熊谷がシュート。その混戦を小林が押し込んで貴重な3点目をあげる。この1点で神楽は意気消沈。ゆとりの出た広陵は熊谷,井上の両サイドも活性化し始め,幅広い攻撃により,リズムをつかむ。神楽は57分齋藤のCKからO・Gで1点を返すが,反撃もここまで。51分には西池が小原とのワンツーから抜けだし,冷静に流し込んでだめ押しの4点目を奪う。広陵は交代を繰り返しながらも室の高い攻撃を組み立て,選手層の厚さを見せながら神楽を圧倒し,3年ぶり11度目の上川代表決定戦へと進出した。
永 山2−2(0−2)<PK4-3>啓 北
得点者 板橋(54分),佐々木(59分)(永)工藤秀(10分),横山(23分)(啓)
警 告 池田,林(啓)
永 山 GK大沼 DF堂谷,山崎,鈴木佑,増子 MF北川,幸田,鈴木祥,森 FW佐々木,板橋 交代/FP布施
啓 北 GK見角 DF林,中里,高橋,池田 MF深見,秋葉一,若田,工藤秀 FW横山,大友 交代/FP鈴木
 上代出場をかけた準々決勝Bピッチ1試合目。啓北対永山の試合が永山のキックオフでスタートした。序盤風上に立つ啓北が攻め込むが永山も安定した守りで啓北の攻勢を許さない。徐々にペースをつかむ永山が啓 北サイドに攻め込むが決定機には至らない。前半10分永山GKとDFの間にボールを送った啓北。永山は味方同士が交錯し、Gkがボールをとれなかったところを啓北工藤秀がつめて先取点を奪う。永山22分左サイド佐々木がえぐり板橋が合わせるが得点にならず。啓北は前半23分大友のスルーパスに横山が抜け出し、GKとの1対1からゴール右サイドにシュートを決め2点差に突き放す。 啓北の2点リードで、後半スタート。後半は永山が風上に立つが、なかなかチャンスは作れない。啓北は35分過ぎに決定機を作るが、永山GK大沼のセーブにあい、追加点ならず。永山は右サイドを起点に攻め込みを図るが啓北の堅い守りを崩せない。後半は両チームとも1進1退の攻防を繰り返す。53分永山佐々木が中央からミドルシュートを放つもゴール左上に外れる。54分永山増子の右サイドからのシュートをGKがはじいたところを板橋が押し込み、1点差に迫る。すぐさま、啓北も左サイドからチャンスを作るが、永山GK大沼の好セーブで得点ならず。ここから永山が怒涛の攻撃にでる。終了間際の59分、永山は相手ゴール前のこぼれ球を佐々木が押し込み、土壇場で同点に追いつく。ロスタイムは2分。以前永山の攻勢は続いたが、逆転までは至らず、延長戦へ。
 延長前半、永山のキックオフでスタート 後半の勢いそのままに永山が押し気味に試合を進める。延長前半終了間際、永山は左サイドから幸田がシュートを放つ。ゴール右ポストに当たったところを鈴木祥がつめるが、またもや右ポストに当たり、得点ならずに延長前半終了。延長後半に入り、啓北もリズムをつかむが、ゴール前までは行くことができない。同点のまま延長がおわり、PK戦へ。PK戦では永山大沼が相手のキックを2本ストップ。永山が3年連続7度目の上代への切符を手にした。
北 門4−0(1−0)神居東
得点者 伊藤(27分,34分,57分),得永(29分)(北)
北 門 GK中村昴 DF森,中村宏,大西,鈴木恭 MF瀧川,畑,伊藤,能代,田中 FW得永 交代/GK石崎 FP高柳,兵藤
神居東 GK福家 DF上光,吉澤,波多,旭 MF熊谷,北島,森田,國澤,青山 FW佐々木 交代/FP藤井,河村
【戦評/菅原(附属)森田(神居東)川村(春光台)藤井】
 準々決勝2試合目は、ボールが押し戻されるほどの強風の中、2回戦で六合中に7対0で快勝した北門中とねばる北都中に対し試合終了直前に得点して勝ち上がってきた神居東中との対戦となった。前半は風下の北門中のキックオフでゲームはスタート。開始1分ゴール20m付近で神居東中がフリーキックを得る。コースを突いた球威のあるシュートであったが、GK中村昴が辛うじてはじく。その後は、伊藤を軸に落ち着いてパスをつなぐ北門中がゲームを支配する。これに対し、神居東がバランスのよいポジショニングで粘り強く守るという展開が続く。8分北門能代がシュートを放つも枠を外れる。その後、立て続けにシュートを放つが、風の影響でなかなか枠をとらえることができない。14分神居東はコーナキックを得るが合わせることができない。その後、ポゼッション率で神居東を上回る北門が終始押し気味の試合が続くがなかなかフィニッシュまで至らない。攻撃の糸口の見つからない北門は、得永がドリブルでしかけるが、神居東のDF陣も体を張って対応する。試合が動いたのは27分。スルーパスにタイミングよく右のスペースに飛び出した伊藤がGKの頭上を越す技ありのシュートで先制する。その後、29分能代からゴール前の得永に制度の高いロングパスが通る。それを落ち着いてコントロールし、GKをかわして2点目を奪う。前半はそのまま2対0で終了する。
 後半は風上に立ち俄然勢いに乗る北門ペースで試合が展開する。34分FWが落としたボールを伊藤がゴール左上を狙ったシュートを放つがGK福家が辛うじてはじく。そこで得たCKを伊藤自らがヘディングで合わせて3対0とする。その後、神居東陣内で北門が右から左へと左右にパスを繋ぎながらゴールを目指す展開が続く。それに対し、GK福家を中心としたDFが粘り強い守備を続ける。神居東も佐々木のポストプレーから反撃を試みるが、フィニッシュまで至らない。57分、伊藤がクロスに合わせてハットトリックを達成し、4対0となり,北門が2年ぶり25度目の上代出場を決めた。






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