第66回旭川市中学校連盟サッカー大会

決勝 7月4日(木)
広 陵2−1(0−1)北 門
得点者 小林(59分,59分)(広)田中(29分)
広 陵 GK越田 DF坂牛,石橋,山中,藤田 MF甲斐,西池 FW井上,熊谷,小林,小原 交代/FP藤原,森本,大曽根
北 門 GK中村昴 DF森,中村宏,大西,鈴木恭 MF高柳,畑,伊藤和,能代,田中 FW得永 交代/FP石澤
 序盤は北門が伊藤を中心に押し込み,広陵ゴールに迫るが,徐々に広陵がボール支配率を高め,北門を自陣内に押し込み始める。小林のポストプレーに,西池,小原が素早くサポートし,ワンタッチ,ツータッチでボールをさばき,井上,熊谷の両サイドを使って崩しにかかる。北門は中盤で伊藤がタメを作り,左サイドの能代を走らせる。また,左サイドにドリブルで進出しては,ゴール前まで切れ込んでシュートチャンスを狙う。10分広陵は小原のクロスに小林が競り,こぼれたところを井上が飛び出し最初のビッグチャンスを得る。さらに12分には自陣からの西池の縦パスを小林がフリックし,小原が抜け出すが広陵GK中村昴がブロックする。北門は伊藤のドリブル突破から,広陵は小林,小原,西池のトライアングルのパスワークからリズムの取り合いとなり一進一退の攻防が続く。19分には左サイド小林のセンタリングを井上が折り返しフリーの小原が合わせるがジャストミートせず。24分にも西池が右サイドでドリブル突破し,クロスを送るが小原のシュートは中村宏が体を張ってストップする。重心を後ろにおく北門は伊藤の個人技から打開を図ろうとするが,坂牛,藤田を中心とした懸命のディフェンスに防がれる。前半終了間際,伊藤の中盤でのボールキープからカウンターに出た得永がDFのギャップにスルーパスを送ると,オフサイドギリギリで抜け出た田中が左足でふわりと浮かせてゴール右隅にに決め北門が先制した。前半は小林,西池,小原に甲斐もからんで多彩なパスワークでリズムをつかんだ広陵だが,一瞬の隙をつかれて北門にリードを許して終えた。
 開始早々広陵は相手DFのミスをつき,井上から小林にボールが渡り絶好のシュートを放つが,ボールはゴール左ポストをかすめる。北門も広陵の隙をつき,右サイドの高柳がシュートを放つが広陵GK越田にあたる。36分には左サイドでボールを受けた伊藤が中に切れ込みながら相手守備陣をかわし,ゴール左に強烈なシュートを放つ。長短を織り交ぜながらポゼッションで上回る広陵は,37分にも小林のポストプレーから小原がドリブルで抜け出しシュートを放つがこれもゴール右ポストをかすめる。39分にも西池のパスを受けた小原が強烈なシュートを放つが,GK中村昴の正面をつく。伊藤,得永が孤立気味となる北門だが,キープ力のある2トップの強引なドリブルから広陵守備陣を慌てさせる。守備に重きをおく北門は時には得永と伊藤を二人のこして自陣に守備のブロックを形成し,集中した守備を見せる。53分北門は伊藤が相手DFのパスをカットしGKと1対1になるが,広陵越田が落ち着いてストップする。懸命に反撃する広陵は57分には小林のロングパスから熊谷が中に切れ込んでシュートを放つが中村昴の正面を突く。追加タイム広陵は西池の右CKに小林が頭で合わせてついに同点に追いつく。さらに追加タイム3分同じような西池の右CKから小林が再び頭で押し込んで決勝点を奪った。終始ボールを支配した広陵が追加タイムの3分間で逆転に成功する劇的な優勝を飾った。






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