第24回北海道ユース(U-15)道北ブロック大会 <第3回道北ブロックユース>


決勝 9月17日(月)忠和公園
北 門3−0(1−0)緑が丘
得点者 伊藤(4分),得永(45分,67分)(北)
北 門 GK石崎 DF栗山,中村宏,森淳,松田 MF岡敏,瀧川,能代,斉藤 FW得永,伊藤
緑が丘 GK坂口 DF中谷,伊藤,岩倉,栗山 MF米倉,江端,相澤 FW名和,横尾,滝田
【戦評/小林(神楽)】 雨は上がったが、かなりウエットなピッチ状況の中、北門のキックオフでゲーム開始。2分ファーストシュートは緑が丘。左に位置した滝田がフリーでボールを保持し、中央に入り込んだ相澤にマイナスパス。ダイレクトでシュートするが、GK正面。立ち上がりはやや勢いにのった緑が丘だったが、4分、カウンター気味で、左サイドハーフの北門・能代が中央でボールを奪うと、同じく左サイドに位置した伊藤に迷わず縦パス。伊藤は勢いよく縦に走りDFを振り切り、左足でPA左20m付近からシュート。GKが弾いたボールを伊藤自らが走り込みPA内中央でリバウンドシュート。ゴール左隅のシュートを決め先制する。失点した緑が丘はその後も果敢に北門陣内へと攻め入る。緑が丘はラインを高く保ち、素早いプレッシャーでポゼッションを上げる。FKやアーリークロスのチャンスを得るもゴールの枠を捕らえることができない。対する北門はカウンターで岡からチャンスメーク。前線の得永、伊藤に繋ぎ、13分には右サイドから伊藤がシュートを放つもバーを大きく越える。対する14分、緑が丘・滝田が左サイドをえぐり、クロスを入れるが、飛び込んだ2枚に合わず、ゴールラインを切れる。18分には横尾の横パスを相澤が中央から25mシュート。惜しくもバーをかすめる。20分には、相澤が左サイド30m付近からシュート。スリッピーになったボールを北門GKが好セーブ。しかし、リバウンドを滝田が走り込みシュートし、あわやネットを揺らすかと思えたシュートはGKがサイド好セーブ。北門は、ロングフィードからトップ得永と伊藤の個人技で打開を狙うも、緑が丘DF陣が粘り強く対応し、フィニッシュにもっていかせない。しかし、23分には縦パスを得た伊藤が右サイドをドリブル。DFを引きつけらPA手前まで持ち込み、PA手前中央に位置した斉藤へ。しかし、斉藤のシュートはミートせず、GK正面へ。追加点を奪うことができない。25分には、相澤が中央25m付近からFK。バーを越える。33分、中央の江端から左を走る相澤へ、ドリブルからシュートを放つもGK正面へ。34分CKを得た北門、能代のキックはファーサイドの伊藤に合うが、GK正面へ。何度もシュートを放つが緑が丘は得点できず。前半は北門の1点リードで折り返す。 後半に入ってもファーストシュートは緑が丘。中盤でボールを支配する緑が丘は、相澤へとボールを繋ぎ、フィニッシュにもっていく展開。38分には、横尾と名和のワンツープレーからチャンスメーク。シュートを放つも北門DF陣が体を張ってセーブ。混戦から漏れたボールを、中央から走り込んだ江端が25m付近からダイレクトシュート。シュートは惜しくもクロスバーを直撃し、得点を奪うことができない。42分、緑が丘DF伊藤の右サイドからの35m付近からのフリーキックに滝田が反応し、走り込んでシュートするも惜しくもGK正面。対する北門は、45分、得永が右サイド40m付近でロングフィードを保持。3人の選手を振り切りドリブル突破。左サイドに位置した伊藤にサイドチェンジのパス。伊藤にDF陣が引きつけられると、伊藤が落ち着いて逆サイドの得永にリターンパス。フリーの得永がシュートを放つとGKはボールに触るも、ボールは静かに転がり、ゴールラインを割り、点を奪う。やや劣勢だった北門には待望の追加点となる。パワープレー気味の緑が丘は、50分、左サイドからのFK、続いてCKのチャンスを得るも、北門GKやDF陣の体を張ったセービングに、ゴールネットを揺らすことができない。54分には、右サイドからの展開で横尾が混戦を抜け出し、GKをかわしてループシュート。あわやゴールインかと思われたシュートを北門・栗山がヘッドでクリヤーし、得点を許さない。55分にはCKを相澤が走り込んでPA中央付近でダイレクトシュート。これもバーを越える。対する北門は直後の56分、左サイドの能代が中央の伊藤へパス。伊藤がためて、DFを引きつけると、左サイドを走る能代へリターンパス。能代がドリブルシュートを放つが、クロスバーの上を越える。続く57分には、斉藤とのワンツーで伊藤がシュートするがゴール左に切れる。緑が丘は、60分、縦パスを得た相澤が左サイドをドリブル突破。シュートはゴール右に切れ、なかなか得点することができない。62分のCKも枠を捕らえることができない。対する北門は、67分、右サイドでロングフィードを保持した伊藤はDFとの間合いを計りながら落ち着いてドリブルでボールを運ぶと、得永との連係でバイタルエリアでボールをキープ。伊藤にDF陣が引きつけられると得永が右サイドでフリーに。得永のシュートはGK正面。リバウンドは再び左の伊藤へ。伊藤がためを作ると、右に位置した得永がラインをしっかりと見て、フリーでパスを受け、次は落ち着いてシュートを決め、ゲームを決定づける3点目を奪う。試合は北門が3対0で勝ち,3年連続の全道大会出場を決めた。







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