決勝 7月7日忠和公園 |
北 門1−0(0−0)緑が丘 |
得点者 |
槌谷(56分)(北) |
警 告 |
今野(北) |
北 門 |
GK田中 DF高橋航,鈴木,高橋温,内田 MF伊藤勇,今野,関,伊藤和 FW得永,槌谷 交代/MF斎藤友,斉藤圭 |
緑が丘 |
GK中嶋 DF加藤拓,鶴羽,谷地元,相澤 MF田,杉本,岩田,野村 FW滝加藤大,岡 交代/風上 |
【戦評/小林(神楽)】 天候は快晴,気温31度,弱風の中,決勝は,永山を2:0でくだした緑が丘と付属を3:1でくだした北門の顔合わせとなった。 12時45分,緑が丘のキックオフで試合開始。両チームともやや疲れの見える中,静かにゲームが進む。立ち上がりは,緑が丘が若干ボールを支配。ファーストシュートは緑が丘。右を走る加藤から中央の野村に横パス。30m付近から,野村がフリーでシュートを放つが,ゴール右にきれる。5分にはコーナーを得た緑が丘が,中央で合わせに来るが,北門DFが落ち着いてクリアー。北門はDF陣からのパスが中盤や前線にうまくつながらず,緑が丘に処理されてしまう。ラストパスがなかなかなでない北門だったがMF6番伊藤から左サイドの今野へスルーパスがでると,今野が切れ込んでシュート。GKが正面で弾いたところを走りこんできた関がPA内でダイレクトで蹴りこむが,これもGK正面で弾かれる。このシュートを機に北門は中盤の伊藤兄弟から槌谷のポストプレーや右を走る得永を利用するプレーで緑が丘のゴールに迫り始める。引水後の15分過ぎからは,両チーム共に,攻め手に欠き,ラストパスまでつながらず,大味な試合展開で一進一退を繰り返す。次第にリズムに乗り出した緑が丘は,20分過ぎ,左DF相澤がドリブルで左を突破。相澤の運んだボールを杉本,岩田が細かいパスでつなぎ,最後は右を走る11番滝田にスルーパス。絶好の位置でボールを得た滝田は,GKと一対一に。あわやノーマークシュートになるかと思われたが,北門DF鈴木がスライディングでファインセーブ。滝田のシュートを抑える。その後も緑が丘の攻撃は続くが,北門DF陣が体をはって簡単にシュートをさせない。やや防戦気味であった北門は,26分,6番伊藤が中央でボールを奪うと,中央を走る14番斉藤へ縦のスルーパス。斉藤が抜け出し,絶好に位置からシュートを放つと,ゴール左ポストにシュートが直撃。ネットを揺らすことができない。緑が丘も,野村を起点に,右サイドの滝田へスルーパス。滝田のクロスにFW加藤が頭で合わせるも,GK正面。0対0のまま前半終了。 後半は,両チームともに,足を使い,ワンタッチでボールをつなぎ,相手のマークを外し,前線へとボールを送り始める。しかし,両チーム共にDF陣が踏ん張り,シュートまでボールを運ぶことができず,ミドルシュートが増える。42分滝田から野村へとつなぎ,左を走る杉本がフリーでパスを得るとGKと一対一に。北門GKが迷わず,飛び出し,ファインセーブ。続く,44分,北門の今野のコーナーを高橋がヘッドで合わせるが,クロスバーを惜しくも超す。緑が丘は,右の滝田と加藤が,ボールを相手陣内まで運ぶが,センターリングの落下地に北門のDFが素早く走り込み,パスを弾き返す。北門も左サイドの今野を起点に攻め込むも,ラストパスが通らず,シュートパまでもっていけない。両チームともに50分過ぎから,連日の試合の疲れから,足のつる選手がでて,選手交代が増えてくる。0対0のまま試合が終了すると思われた56分,PA中央外で蹴りこまれたボールの処理に緑が丘DF陣がもたついているところを,北門槌谷が体使ってボールを奪うと,そのまま,右に移動し,フリーに。ゴール左隅にボールを叩き込み,待望のゴールを奪う。その後,緑が丘は,加藤のポストプレーや野村のドリブル突破で意地の攻撃を見せるが,鈴木,高橋が落ち着いて対応し,良い形でシュートをさせない。4分のロスタイムも互いに譲らず,タイムアップ。北門は,2年連続12度目の市内中連旗を奪取することとなった。
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