第22回U-15旭川地区ジュニアユースフットサル大会

決勝
附 属9−7(6−5)コンサドーレ旭川
得点者 中野(3分,3分),工藤(6分,6分,8分),楠(6分,11分,15分),原田(14分)(附)
木村(4分),橋本(4分,6分,13分,15分),荒木(6分),三浦大(8分)(コ)
警告 森木,村上,荒木(コンサ)
附属 GK:野瀬,FP:工藤,中野,原田,楠 交代/河口,金澤
コンサ GK:小野,FP:荒木,村上,橋本,木村 交代/三浦大,森木,渡部,久保,中山,實吉
【戦評/後藤(北都)】
 互いに圧倒的な攻撃力で準決勝を勝ち上がったコンサドーレ旭川と附属との決勝戦は,附属のキックオフで始まった。序盤から,早い攻めと強烈なシュートの応酬となる。3分,中野がドリブルで持ち込み豪快にシュート,附属が先制する。4分,再び中野が中央を突破しキーパーとの1対1を文字通り飛び込みながらシュート,附属がペースをつかみかける。コンサも果敢に攻め込みシュートまでつなぐが,GK野瀬の好セーブに阻まれる。しかし,4分には木村が右から,橋本が左からと続けて得点,たちまち同点に追いつく。追いつかれた附属はカウンターから工藤がドリブルで持ち込みそのままゴール,コンサを引き離しにかかる。勢いに乗りたい附属だったが,逆にコンサが反撃に出る。荒木が豪快に附属ゴールにたたき込み同点に追いつくと,7分には橋本が左から決め逆転する。しかし,附属も7分にフリーキックから工藤が直接決め同点となる。さらに同じく7分,ゴール前の混戦から楠が決めて勝ち越す。その後,両チーム1点ずつ追加し,1点差で附属がリードして前半を終える。
 後半はコンサドーレのキックオフで幕を開ける。後半に入っても積極的にゴールを狙う両チームは,11分ゴールエリア外でFKのチャンスを得た附属の楠が,落ち着いて決め2点差とする。その後も互いに一歩も譲らないゴールの奪い合いが繰り広げられる。2点差とされたコンサもすぐさま反撃に出て,13分橋本が左から持ち込みゴールし,1点差。しかし14分,附属原田がすぐさま取り返し再び2点差とする。15分コンサも橋本がすぐさま押し込み1点差とするが,楠が工藤とのワイドなパス交換からきれいに決めてまたもや2点差とする。追いつきたいコンサは,シュートを連発するも,附属は,GK野瀬を中心に身体を張ったディフェンスでゴールを割らせない。最後まで壮絶な試合となった決勝戦は,附属中学校が9−7で逃げ切り,U−15フットサル大会初優勝を決めた。附属中,コンサドーレ旭川2チームの全道大会でのさらなる活躍を期待したい。


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