第1回道北ブロックユース

準決勝 9月18日(土)忠和公園
永 山1−0(0−0)広 陵
得点者 中坪(37分)(永)
永 山 GK石川 DF西沢,半田,荻野,高田 MF福沢,中坪(野田),中井健,斎藤,植村 FW伊藤
広 陵 GK大屋 DF宮越,竹内,畠山,松下 MF橋本,渡辺,畠山,大島 FW沼田(細川),梶
【戦評/小林(神楽)】 晴れ間の覗く曇り空、やや風の強い中、広陵のキックオフで試合開始。リーグ戦にはいってから勢いに乗る広陵は永山への強く素早いアプローチからプレッシャーをかけ、永山の攻撃を抑えにかかる。広陵はDF陣から前線へのロングパスを送り攻撃の起点を作り、永山陣内へと攻め込む。6分、中央30m付近でボール得た永山斎藤から、PA手前中央でふりーになった中坪へ縦パス。フリーでシュートするがバー上を大きくボールは通過。広陵もは10分、甲斐からパスを得た大島が左からドリブルで切れ込み、シュート。広陵の初シュートもバーの上を大きく越える。その後、中盤での競り合いが続き一進一退の試合展開が続く。永山は攻めに入った広陵のMFとDFとのギャップを突き、中盤で横へのつなぎから攻撃のチャンスを伺う。対する広陵は、DF陣からの正確な縦パスから永山陣内へと攻め込む。24分にはDF松下からのパスを大島が左サイドでドリブル。切れのいいドリブルで永山の選手を4人抜き、中央やや左20m付近からシュート。バーに直撃し惜しくも得点ならず。永山は斎藤・福沢から前線の植村へとつなぎチャンスを狙うが広陵DF陣の体を張ったディフェンスにフィニッシュまでもっていけない。やや、永山のシュート数が上回るものの、ゲーム内容はイーブンで前半終了。後半はキックオフで永山斎藤から右に位置する植村へのパスでいきなりチャンス到来。リターンを得た斎藤とのワンツーで広陵ゴールを脅かす。37分、勢いづく永山のドリブル突破に広陵がたまらずファール。右25m付近からのFKを植村が蹴ると、中井がGA付近で肩で触る。GK大屋がボールに反応するも、一瞬早く永山中坪がGK接触寸前のボレーシュートを決め、均衡を破る。その後も永山の好機は続くも大屋が体を張った果敢なセービングでゴールを死守。勢いづく永山を一点ビハインドの広陵は素早いアプローチで自由にさせず、前線へとボールを送り込むも永山のスペースを埋める守備に繋ぐことができない。対する永山は状況に応じた長短のパスをうまく組み合わせ、広陵陣内へと攻め込む。51分にはロングボールを中央で得た伊藤が個人技でPA右に切れ込み豪快にシュートするが、GK正面。対する広陵は60分、宮越のドリブルから左サイドを走る橋本へのパスがうまくつながり、PA中央付近で基点を作った梶が振り向きざまにシュートするが、永山にクリアされる。その後のコーナーキックも永山DF陣の落ち着いた処理にかわされる。広陵の梶は前線の途中出場の細川にボールを送るが、うまくDFとGKのスペースを狙うことができず、GK石川にぎりぎりのところで処理されてしまい、シュートまで持っていけない。必死の広陵の反撃は5分のロスタイムでも及ばず、ポゼッションでやや優位にたった永山が競り勝ったゲームであった。

緑が丘3−0(3−0)名寄SC
得点者 野村(25分,27分),鮫澤(29分)(緑)
警 告 篠原(緑)
緑が丘 GK安食 DF宮川,鶴羽,谷地元,高買 MF篠原(加藤),酒井,浜崎(杉本),森川 FW野村,鮫澤(岡)
名寄SC GK村田 DF木原,柴田,三上,簑島 MF加藤,武内,山崎,木村 FW橋詰,沼尻
【戦評/久世(六合)】 試合開始から相手陣内にロングボールを蹴り込み、前線でプレスをかけてゲームの主導権を握ろうとする緑が丘に対して名寄も素早い出足で緑が丘の攻撃を凌ぐ。名寄は中盤でボールを奪うと前線に張る橋詰・沼尻のポストプレーからチャンスをねらう。3分、緑が丘DFとの競り合いで名寄橋詰がゴール正面25MでFKを得る。木村がグラウンダーでシュートを放つが、壁にあたってゴールをそれる。5分、緑が丘は酒井のスルーパスに谷内元が反応するが、名寄DFに挟まれ突破できない。緑が丘は8分に野村が左サイドを抜け出してCKを得る。左からのCKのクリアが左サイドにこぼれたる。このボールを宮川が左足でダイレクトでゴール前に入れると、右から走り込んだ野村が受け、GKと1対1になるが、名寄GKが体を張ってセーブする。一方、名寄は11分に左からのロングパスを沼尻がヘディングでゴール前に流し、このボールを受けた橋詰がシュートを狙うが、緑が丘DFが体を張ってブロックする。 ロングパスからのポストプレー、セカンドボールへの反応からチャンスを狙う名寄に対して、ショートパスをつないで展開する緑が丘の一進一退の攻防が続くかに思われたが、残り10分から緑が丘がたて続けにゴールを奪う。25分にはハーフライン付近で相手ボールを奪った酒井がすぐに左サイドを走る野村に合わせ、ショートカウンターを仕掛ける。スペースに抜け出した野村は、落ち着いてゴール右へシュートを決める。27分、右サイドから森川が名寄DFのギャップを狙ってスルーパスを通す。このパスに反応した野村がDFラインの裏に飛び出し、ゴールキーパーの頭を越えるループシュートを決める。更に30分、自陣から酒井が左サイドにロングパスを送ると、これを受けた野村がドリブルで左サイドを突破し、左足でシュートを放つ。名寄GKがこのシュートをはじくが、右から走り込んでいた鮫澤が詰めて3点目を奪う。 後半、攻撃の手を緩めない緑が丘は、名寄DFラインの裏にパスを送り、鮫澤がスペースに走り、チャンスをねらう。リードしている緑が丘は、相手陣内でボールをキープしてゲームの主導権を握る。中盤を支配された名寄はFWにボールが収まらなくなり、なかなかチャンスを作れない。反撃のチャンスをつかみたい名寄は、ラインを押し上げ、DFもオーバーラップを試みるが、シュートチャンスには至らない。一方の緑が丘は、高い名寄DFの裏にパスを送り、FWが走り込むが、GKが飛び出し追加点を与えない。後半は両チームとも無得点のまま終了し、前半のリードを守った緑が丘が決勝に進んだ。 





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