第1回道北ブロックユース

 

準々決勝 9月11日(土)名寄健康の森
永 山2−1(1−0)啓 北
得点者 荻野(25分),伊藤(68分)(永)湯川(51分)(啓)
永 山 GK石川 DF西沢,半田,荻野,高田 MF福沢,中坪,中井健,斎藤,植村 FW伊藤
啓 北 GK長堀 DF斎藤健,片石,二階堂,上口航 MF永井,三浦,平野,西山 FW湯川,伊與田
 序盤から左サイドを高田,伊藤らが崩し永山ペースで試合が進む。啓北も時折平野の左サイドを基点にカウンターからチャンスを作るが決定機までいかない。25分永山は斉藤のCKから荻野がヘッドで先制点を奪う。後半は一進一退の戦いとなる。啓北は51分西山のショートコーナーを受けた斎藤健がクロスボール。湯川がバックヘッドでゴールに流し込み同点に追いつく。この後は流れは啓北に傾く。三浦,永井が中盤でボールを拾い,湯川のポストプレーから伊與田が抜け出すなど再三チャンスを作る。永山は防戦となるが,半田,高田,西澤らが懸命に体を張って得点を許さない。PK戦かと思われた68分,永山は左サイドからの植村のクロスボールに伊藤が左足のボレーで合わせ決勝点。押され気味だった試合をものにし,準決勝へと進んだ。
緑が丘7−0(1−0)愛 宕
得点者 酒井(7分),O・G(52分),鮫澤(53分,68分),杉本(61分),浜崎(65分),吉田(66分)(緑)
警 告 菊地(愛)
緑が丘 GK安食 DF宮川,鶴羽,谷地元,高買 MF岩田(加藤),酒井,浜崎(久保),杉本(風上) FW野村(吉田),鮫澤(本多)
愛 宕 GK鈴木 DF前川,堀翼(伊藤),白石,福井 MF永田(松原),武田,天池,堀通(坂田) FW菊地,児島
序盤から緑が丘ペースで試合は進む。酒井,鮫澤を中心として中盤を丁寧に組み立て,浜崎,杉本の両サイドから崩しにかかる。7分には酒井が杉本とのパス交換から左足で先制シュートを決める。しかし愛宕の守備陣も踏ん張り前半は1対0で折り返す。愛宕はカウンターから児島,天池らが緑が丘ゴールに迫るが,緑が丘GK安食のファインセーブに阻まれる。52分オウンゴールで緑が丘が追加点をあげると,一気に緑が丘のゴールラッシュが始まる。53分には酒井のパスを受けた鮫澤が3点目。61分には杉本,65分には酒井のアシストから浜崎,66分にはまたしても酒井のアシストから吉田。68分には谷地元のパスから鮫澤がゴールし大量7点を奪って準決勝へと進んだ。
広 陵1−0(1−0)附 属
得点者 梶(29分)(広)
広 陵 GK大屋 DF宮越,竹内,畠山,松下 MF橋本,渡辺,畠山,大島 FW沼田(細川),梶
附 属 GK能瀬 DF高橋,原田,河口,祖父江 MF金澤(山根),松本(松田康),坂本,工藤,中野 FW楠
 序盤自陣に引いて守備をする附属に対し,広陵は竹内のロングフィードから沼田をターゲットにリズムをつかむ。やがて甲斐を中心とした中盤も機能し始め,左右にボールを展開。橋本の右サイドから突破を図る。一方の附属は中野が中盤からドリブルで割っては入り,トップの楠の個人技からゴールを脅かすが,広陵GK大屋も落ち着いた守備を見せる。29分広陵は畠山の右CKをファーサイドに流れた梶が見事に頭で合わせて先制する。1点を追うことになった附属は後半攻撃に人数をかけて反撃する。工藤や楠がドリブルから広陵ゴールを脅かすが,宮越,竹内を中心とした広陵守備陣が粘り強いディフェンスを見せる。さらに附属は山根を投入し左サイドから崩しにかかる。しかし,広陵守備陣の集中は最後まで切れず虎の子の1点を守りきった。
名寄SC4−1(2−1)枝 幸
得点者 O・G(22分),橋詰(26分,41分,67分)(名)山崎(2分)(枝)
名寄SC GK村田 DF木原,柴田,三上,簑島 MF加藤,武内,山崎,木村 FW橋詰,沼尻
枝 幸 GK佐々木 DF石田(戸田),小島(羽賀),嘉津山,中野(小田桐) MF佐藤,松山,君ヶ袋,小野寺 FW山崎(阿部),中場
  開始2分枝幸は君が袋のパスを受けた山崎がペナルティエリア外25mから強烈なシュートをたたき込み先制する。木村を中心にワンタッチでの細かいパスをつなぎながら攻撃をしかける名寄SCは,橋詰が再三DFラインの裏を抜け出ようとするが,DF石田のカバーリングやGK佐々木の前への飛び出しで防ぐ。しかし,22分名寄SCは左サイドの加藤からのクロスボールが相手選手のオウンゴールを生み同点に追いつく。さらに26分武内のスルーパスに抜け出た橋詰がGKもかわして左足で逆転ゴールをあげる。後半に入ると徐々に足が止まった枝幸に対し,名寄SCが圧倒的に攻め次々にチャンスを作り出す。41分には木村が中央からスルスルとドリブルで抜け出しシュート。GK佐々木に一度は防がれるが橋詰がこぼれ球を押し込んで3点目をあげる。この後名寄SCシュートミスによりなかなか追加点をあげられなかったが,67分木原のパスを受けた橋詰がハットトリックを完成した。枝幸も小野寺のクロスを中場がヘッドでねらうチャンスもあったが得点を返せず,名寄SCがベスト4に進んだ。


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