準々決勝 9月19日(土)忠和公園サッカー場 | |
北 門(D1位)1−0(0−0)上富良野(C2位) | |
得点者 | 佐々木(51分)(北) |
警 告 | 鑓野目(上) |
北 門 | GK畠山 DF青野,菅原,木村,関(今野) MF高橋真,稲田,佐々木,得永(能代),原 FW高橋佑(原),高橋蓮 |
上富良野 | GK藤崎 DF佐藤,江嶋,増田(中澤),鑓野目 MF林,中田,迫田,岩澤 FW三瀬,北川(世坂) |
北門は序盤MF稲田にボールを集めながら攻撃の糸口を探る。しかし,前線に効果的なボールが供給できずにいる間に,上富良野は守り慣れてくる。右DF佐藤も北門のスピードのある攻撃によくカバーリングしピンチを防ぐ。攻撃のチャンスもMF中田を中心に増え始め,FW三瀬がゴールに迫り出す。中田,岩澤の中盤の守備も利いており,前半は0対0で折り返した。 後半は北門FW高橋佑が前を向いてプレーできる場面が多くなり,ドリブルから上富良野ゴールに迫り出す。しかし,上富良野も攻撃に人数をかけ始め得点への気配が感じられ出す。51分北門は左からの能代のクロスがDFがクリアし流れるところをフリーでゴール前に進出した佐々木がワントラップし左足で決めて待望の先制点をあげる。終盤,中田を起点に迫田,岩澤がゴールに迫る上富良野だが,北門も菅原,木村を中心に得点を与えず。高橋真の展開から何度かチャンスを迎えた北門は追加点こそ奪えなかったが,1対0で勝利し2年ぶり9度目のベスト4に進んだ。 |
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永山南(B1位)2−0(1−0)永 山(A2位) | |
得点者 | 梶谷(18分),山本(43分)(永) |
警 告 | 伊藤(永) |
永山南 | GK松元 DF上用,萩谷,鈴木,登野 MF梶谷,猪又,八重尾,近藤,藤原 FW山本 |
永 山 | GK石川 DF西澤,半田,荻野,中坪 MF加賀谷,植村,齋藤,堀田,中井 FW伊藤 |
立ち上がり永山南はショートパスからDFの裏へスルーパスを送りチャンスを狙う。対する永山は素早いボールへの寄せでプレスをかけ,サイドの鋭い飛び出しでチャンスを狙う。18分永山南はペナルティエリア右外からFKを逆サイドでフリーになっていた梶谷がヘディングシュート。GKも反応したがポスト内側にたたき込まれる。その後も永山南が優勢にゲームを進め,ドリブルとロングボールを多用し永山ゴールに迫る。 後半は永山南がサイドからのスピードある突破からシュートに結びつけるがポストをたたくなど追加点を奪えない。43分永山南はロングボールを山本がハーウェー付近で受けるとそのままドリブルし,貴重な追加点をあげる。その後もスピード,フィジカルに勝る永山南が攻め続ける。永山も奪ったボールを丁寧につなぎ,左サイド中井の突破からチャンスを作るが得点には結びつけず。永山南が2対0で勝ち,5年ぶり4度目の準決勝へと駒を進めた。 |
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啓 北(C1位)0−0(0−0,延0−0)<PK3−0>明 星(D2位) | |
啓 北 | GK永井建 DF斉藤寿,干場,片石,平野 MF三浦(若田),保田,笠原,高橋,西根 FW藤原 |
明 星 | GK田鎖 DF鹿野,藤川(佐藤),田中,大平 MF太田,栃丸,古山,大森健 FW大森響,石山(土澤) |
開始早々から啓北は笠原,藤原を軸にシュートを明星ゴールに浴びせるが,明星GK田鎖の好セーブもあり得点を奪えない。その後も笠原,保田で中盤を作り,西根,藤原がDFラインの裏に抜け出てゴールを狙う。しかし,明星もDF大平を中心に堅い守りをみせ,フィニッシュを楽に打たせず粘り強く守る。逆に大森響を中心にカウンターから時折啓北ゴールに迫る。 後半に入っても一進一退の攻防は続く。啓北はボール支配率は高いものの,シュートの精度と明星の体の寄せにあい前半同様決めきれない。笠原の50分のシュートもゴールポストに阻まれる。明星も鋭いカウンターから55分大森響が抜け出しシュートを放つが永井のファインセーブに阻まれる。その後も,啓北が左サイドを中心に攻撃をしかけるが,明星の守備を崩せず試合は延長戦も無得点でPK戦へと突入する。PK戦では明星のキックを3本連続でストップした永井の活躍もあり,啓北が2年ぶり4度目の準決勝に進出した。 |
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緑が丘(A1位)3−0(1−0)稚内南(B2位) | |
得点者 | 横田(19分,43分,60分)(緑) |
緑が丘 | GK吉田(今多) DF館山,津田,大田,酒井 MF猪川(川口),横田,田端(佐藤),久保(鮫澤) FW相澤(篠原),國本(豊田) |
稚内南 | GK岡音 DF大井,豊嶋,西村,森 MF阿部,加藤,上中俊,布目 FW藤澤,梶原(寺田) |
序盤緑が丘はCKを得てチャンスを作るが,高さのある稚内南DFに跳ね返される。その後も緑が丘が優勢に試合を進めるが,シュートには至らない。稚内南もカウンターから活路を見いだそうとするが,緑が丘の速いアプローチにあい,シュートまでには至らない。19分緑が丘は猪川からのセンタリングを久保がファーサイドで中央に折り返すと待っていた横田が鮮やかなボレーシュートを決め先制する。稚内南も阿部と藤澤のコンビネーションからゴールを脅かすが得点はできない。 後半に入り両チームとも丁寧な入り方をするが,緑が丘がポゼッションし稚内南陣内で試合を進める。43分猪川が左から突破し丁寧なセンタリング。中央から走り込んだ横田がまたしてもボレーで追加点を奪う。さらに60分には猪川からのセンタリングを横田が決めハットトリックを完成する。稚内南も果敢に攻撃に出るが,緑が丘守備陣を崩せず。緑が丘が3対0で勝ち,2年連続16度目のベスト4へと進んだ。 |