平成17年度第3回U-15北海道・旭川地区リーグ兼 イレブン杯春季リーグ (平成17年度高円宮杯旭川地区1次予選)

準々決勝
8月23日(木) コンサフィールド東川
コンサドーレ旭川2−1(2−0)緑が丘
得点者 大沼(12分),山田海(21分)(コ)宮下(47分)(緑)
警 告 滝口(緑)山室(コ)
コンサ GK宮崎 DF大沼,河本,那須,越川 MF宮本,大野,山田陽,山田海 FW前田,山室交替/GK今岡 FP/志摩,小澤
緑が丘 GK蔦 DF滝口,中村,中島,近江 MF三浦,鷹橋,佐藤慶,宮崎 FW山口,永田交替/FP杉本,栗山,宮下
主審/西川(永山南) 副審/對馬(東神楽),添田(広陵) 第4審/則末(啓北)
 序盤からコンサがゲームを支配する。中盤の底で山田陽がボールを拾い,両サイドに展開。右の大野,左の宮本からワイドな攻撃を繰り返す。緑が丘は中村,中島を中心に守備に重点をおく布陣。時にはペナルティエリア近辺に9人が戻って対応する。この厚い壁をなかなか破れなかったコンサはセットプレーから打開を試みる。FKから山田海,大野が惜しいシュートを放つ。12分コンサはそのFKから先制する。那須が左サイドのFKをゴール前に入れると,緑が丘DFがヘッドでクリア。そのボールを大沼がダイレクトでボレーシュート。ボールは見事に左サイドネットにたたき込まれた。さらに21分には山田海が前田の左からのFKへヘッドで合わせて2点目を奪う。緑が丘は鷹橋を起点にカウンターから得点機をねらうが,河本,大沼のコンサCBにはじき返される。後半1点を返したい緑が丘は鷹橋を中心に開始早々攻勢にで,宮下がゴールに迫るがGK宮崎の攻守にあう。コンサにしのがれた緑が丘だが,47分鷹橋が自陣からDFラインの裏へスルーパス。宮下が飛び出したGKの頭上を破る約30mのループシュートを決めて1点差とする。1点は返されたもののコンサの攻勢はかわらず,宮本,那須の左サイドの崩しから,前田,山室,山田海がゴールに迫るが追加点を奪えず。しかし,緑が丘の攻撃は河本,大沼が対処し2対1でコンサが準決勝に進んだ。
準々決勝
8月19日(日) コンサフィールド東川
啓 北1−0(1−0)広 陵
得点者 高橋竣(16分)
啓 北 GK永井 DF酒井,高橋竣,秋島,干場 MF笠原,茂木,山内,池田,保田 FW藤原
広 陵 GK喜多 DF小野,福井,庄末,深川 MF菅井,松岡,田中,小板橋 FW佐藤,橋本 交替/FP斉藤
主審/砂川(協会) 副審/松山(コンサ),鈴木(中富良野) 第4審/佐藤(永山南)
 序盤は啓北が山内,茂木の中盤が機能し,攻勢に出,山内がポストにあたるシュートを放つなどチャンスをつかむ。しかし,福井,庄末のCBは堅く,次第に広陵は小板橋,橋本にボールが集まり始め,ゲームを盛り返す。しかし,啓北も秋島,高橋竣,酒井のDF陣が踏ん張り,なんとかしのぐ。16分啓北は高橋竣がセンターサークル付近でGKの位置を見て,思い切りよく約40mの距離からシュート。ボールはGKの頭上を越えゴールネットに吸い込まれて啓北が先制する。後半は松岡,福井が中盤で奮闘し,ボールを支配してゲームを進めるが,啓北茂木,山内らの速いプレッシャーに対してなかなかゴールへの糸口がつかめない。また,小板橋らがサイドからえぐってちゃんすをつくりだすが,GK永井の好判断で得点できない。終盤庄末を中盤にあげて追いかける広陵だったが,啓北の守備の集中力も途切れずタイムアップとなる。
北 門2−0(2−0)中富良野
得点者 青野(1分),小出陣(8分)(北)
警 告 横澤(北)斉藤(中)
北 門 GK斉藤 DF滝沢,吉野,尾崎 MF青野,大西,高橋哲,横澤,高橋龍 FW 上村,小出陣 交替/FP中西
中富良野 GK仲条 DF杉原,岩本,目黒 MF吉武大,佐藤,阿部,堀本,鈴木,松田 FW斉藤,岡 交替/FP大西,吉武優,鈴木,石神
主審/砂川(協会) 副審/日里(啓北),斉藤(留萌) 第4審/賀谷(コンサ)
 開始1分北門は青野がミドルシュートを決めて早くも先制する。さらに8分には小出陣がゴール前のこぼれ球を蹴りこんで追加点をあげる。早々の2得点で北門の快勝かと思われたが,中富良野はここからふんばる。堀本が中盤でボールを収め,前線の斉藤を走らせる。阿部や右サイドの佐藤もチャンスにからんで,一進一退の攻防となる。北門は横澤が中盤の底でボールを拾い,左サイドの大西から攻撃をしかける。小出陣,上村のツートップが何度もゴールに迫るが,DF目黒,杉原を中心とした中富良野のがんばりにあい追加点を奪えない。終盤中富良野はサイドを崩し,ビッグチャンスをつかむが,1点を返すことができずに北門が2対0で勝利した。
留 萌2−0(0−0)東 明
得点者 千葉(51分,59分)(留)
留 萌 GK佐藤 DF里見,中土井梨,生出,渡瀬 MF吉田宰,斉藤,神田,千葉 FW伊藤,吉田拓 交替/高田
東 明 GK小足 DF澤田,中村,杉原,山中 MF松井,徳廣,木村,阿部 FW斉藤,垣見 交替/FP小川
主審/矢倉(協会) 副審/添田(広陵),川口(コンサ) 第4審/則末(啓北)
 序盤からボールの支配は東明。徳廣が中盤を突破し,右サイドに流れた木村の崩しから,左サイドの松井に渡ってチャンスをつかむ。しかし,危険な場所には必ず顔を出す留萌里見のカバーリングにあい,どうしても得点があげられない。留萌は吉田拓,吉田宰を中心に千葉,神田の両サイドからカウンターで対抗するが,東明も中村,澤田の両CBがよく対応する。徐々に運動量が落ち始めた留萌の中盤のスペースをつき,徳廣がスルーパスを前線に送り出す。しかし,留萌のGK佐藤が鋭い飛び出しで防ぎ,前半は0対0で折り返す。後半開始直後は澤田が右サイドに進出し,ロングフィードで留萌DF陣を押し込む。しかし,留萌里見が前半同様にピンチの芽を確実につみとる。GK佐藤も1対1の場面を何度もシュートブロックで防ぐ。この時間帯をしのいだ留萌は51分,神田の左からの折り返しをフリーの千葉が右足のインサイドで見事に合わせて待望の先制点をあげる。必死に攻撃する東明に対して生出もよくふんばり得点をあげさせない。逆に留萌は59分クリアミスをひろった千葉が右足で蹴りこんで駄目押しの追加点をあげた。


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