平成16年度U-14北海道・旭川地区リーグ兼第3回会長杯秋季リーグ

決勝 10月21日(日) 花咲球技場
啓 北2−0(2−0)愛 宕
得点者 藤原(13分),山内(15分)(啓)
警 告 山内(啓)
啓 北 GK永井 DF斎藤,高橋竣,茂木,干場 MF酒井,山内,保田,池田FW藤原,笠原
愛 宕 GK森洸 DF大橋,網野,中川,野越,石崎 MF芝山,越智,鈴木FW大門,多田
主審/西川(永山南) 副審/宮川(東光),角地(附属) 第4審/目黒(神楽)
【戦評/小林(緑が丘)】 雨天のためピッチ上は水浸しの中,立ち上がりから啓北はボールを支配し愛宕陣内へと攻め入る。酒井,山内らが中央からサイドを利用した攻撃を展開するもフィニッシュまでにはもっていけず。愛宕のクリアボールを中央から大きく蹴るシュートが目立つ。しかし,高いボール支配率からチャンスの数も多い啓北は,13分右MF保田がパスを受けると愛宕DFをかわしてドリブル突破。ペナルティエリア右の絶好の位置からシュートを放つと,左から飛び込んだFW藤原がゴール前で逆サイドに蹴りこみ均衡を破る。続く15分には右サイドから中央に送られたボールにMF山内が反応。絶妙なタッチからDFをかわして豪快にシュート。GKはまったく動けずシュートはネットに突き刺さる。愛宕は右サイドのMF越智,FW多田の前線にボールを送り込むが,啓北左DF干場もよく対応。中央では茂木,高橋竣もよくカバーリングし,綻びを生じさせない。終始啓北がゲームの主導権を握ったまま前半が終了。 後半,愛宕は右の前線に位置する越智への配球が多くなり場面の打開を図る。越智のスピードを生かしたドリブルから啓北陣内へ攻め入る。リズムをつかみ始めた愛宕は積極的にシュートをねらい,単発ではあるがミドルレンジからシュートを啓北ゴールへと放つ。しかし,啓北GK永井も安定したキャッチングでゴールを許さない。12分には愛宕越智が個人技を生かし,中央に切れ込むと,DFをかわしてそのままミドルシュート。最悪のピッチコンディションの中での見事なシュートであったが,GK永井も好セーブで防ぐ。15分過ぎから一進一退のゲーム展開となる。両チーム共に大きくボールを散らして相手陣内へ攻め入るが,タイトなDFに両チームとも思うような攻撃を展開できずゲームが流れる。結局最悪のピッチコンディションに翻弄され,攻め手欠いたままの攻防に終始し,試合終了となった。準決勝で緑が丘の猛攻をしのぎきり決勝に進出した愛宕の健闘を讃えるとともに,今大会無失点で優勝を飾った啓北の全道での活躍を心から期待したい。

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