決　勝

広　陵１−０（０−０）明　星
得点者	石井（33分）〔広〕
警告	宮原大枝（広）瀧本（明）
広　陵	ＧＫ久保田　ＤＦ宮原大河，宮原大枝，志摩，瀧本　ＭＦ室井，菱木，上鶴，村松　ＦＷ石井，岩田　交替/ＦＰ菊地
明　星	ＧＫ佐藤　ＤＦ菅原，丸子，斉藤侑，米川　ＭＦ田井，一條，門馬，斉藤健　ＦＷ瀧本，柴田
主審/西川（聖園）　副審/嵯峨（緑が丘），谷山（北星）　第４審
【戦評/鈴木（愛宕）】　決勝戦は接戦を勝ち上がった広陵とノーシードからシード校３校を次々と撃破した明星の対戦となった。３分最初にシュートを放ったのは明星。中盤から前で待つ瀧本へシンプルにつなぎシュートに至るが精度を欠きノーゴール。対する広陵も５分混戦から抜け出た岩田がシュートするもノーゴール。その後も両校ロングボールをゴール前に蹴りこみシンプルな攻撃が続く。12分中盤でのコンビネーションからドリブルで抜け出た広陵菱木が左足で強烈なシュートを放つがキーパーはパンチングで防ぐ。一方明星も15分中盤からの速い縦パスをＦＷ柴田がＤＦと競り合いながらも左足でシュートするが枠をはずす。序盤縦パスの目立つ両校であったが，20分過ぎから広陵が横のゆさぶりからチャンスをつくる。しかし明星ＤＦも必死に守りゴールを許さず。21分明星はペナルティエリア付近で得たＦＫのチャンスにＭＦ門馬が左足でシュートするもゴール上へはずれる。27分，左中盤から門馬が後ろ向きながら中で待つ瀧本へ絶妙のパスを通すが広陵ＤＦがＣＫに逃れる。明星はそのＣＫを中で待つ瀧本がフリーでヘッド。ゴールかと思われたが当たり損ねノーゴール。やや劣勢の感があった明星だが前半終了間際に瀧本の突破力を生かし盛り返す。　広陵は後半開始早々右ＣＫを石井がジャストタイミングで合わすがゴールならず。逆襲した明星は瀧本がＧＫと１対１となるがファウルし絶好のチャンスを逃す。試合が活発となり得点の予感をさせる中33分ゴールライン際でキープする菱木がマイナスのパスを中へＦＷ石井が合わせゴール左へ突き刺した。１点のビハインドとなった明星だが息下がることなく果敢に広陵ゴールをねらう。40分広陵ＭＦ菊地がエリア内から振り向きざまのシュートを放つがＧＫ佐藤が横っ飛びではじき出し追加点を許さず。42分明星は自陣で得たＦＫをゴール前へ。広陵ＤＦ陣に当たり抜け出たボールを室井が左足でシュートするが惜しくも右にはずれる。43分には明星柴田がゴール前で競り合いながらシュートするが無情にもバーを直撃。47分にはハーフウェー付近でフリーでボールを受けた柴田が目の覚めるようなスピードで持ち込み中へ折り返すがＧＫ久保田が必死のセーブ。明星の決定的なチャンスが見え始めた終盤。広陵も攻め込まれた後の逆襲からチャンスを作るがシュートにやや精度を欠き，追加点を奪えず。59分に明星はゴール前25ｍ付近で得たＦＫを門馬が直接狙うが枠をとらえられず。ロスタイムに入ってからも両者一歩も引かぬ攻防が展開されたがタイムアップ。決勝にふさわしい好ゲームの末，広陵が　年ぶりの優勝を果たした。

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大会の記録（１，２回戦の記録）

準々決勝　　準決勝

優秀選手