決勝 11月12日東神楽中学校 | |
EINS FSV2−2(2−0)<PK5-4>上富良野 | |
得点者 | 中村(1分,4分)(E)山内(8分),菊池煌(13分)(上) |
EINS FSV | GK西池 FP安藤,河野,菅原,中村 交代/GK宮本 FP塚本,大久保,杉本,加藤,松島 |
上富良野 | GK高橋 FP菊池煌,山内,吉河,佐藤 交代/FP河内,松井俊 |
決勝は自由奔放な攻撃力を誇るEINSと堅守からの鋭いカウンターを得意とする上富良野の対戦となった。ゲームは戦前の予想通りEINSがイニシアチブを握りながら,ポジションチェンジを繰り返しながら上富良野守備陣の綻びを探る。ピヴォの位置にも菅原,安藤,中村らが入れ代わり立ち代わりに入り,河野も含めてマークをはずす。また奪われた瞬間に素早いカウンタープレスからボール奪取を試みる。なんとかカウンターをしかけたい上富良野だが,EINSのボール保持の前になかなかボールを奪える時間が与えらない。また,EINの切り替えの速さとプレスバックで,カウンターの芽も封じ込まれる。1分13秒EINSは菅原のCKからデザインされたプレーで中村が先制点を蹴り込む。また,4分3秒には河野の縦へのパスに抜け出した中村がGKの鼻先で触って2点目を蹴り込む。EINSのボール保持と上富良野のブロックの守備で,前半のプレータイムは12分16秒と今大会一の速さで終えた。後半は上富良野が前線からの圧力を高めてくる。開始早々に山内のセットプレーから菊池煌がシュートを放つ。しかし,前線からの守備は背後にスペースが生まれ,中村の個人技から河野が決定機をつかむなどチャンスを作る。しかし相手陣内に入ったEINSが逆にバランスを崩し,攻撃に人数をかけすぎカウンターを浴びる。8分19秒自陣でボールを奪った山内が独走からGKの股下を破って1点差に迫るゴールを決める。さらにゴール前山内の高さを生かした浮き球のボールでゴールをこじ開けようと狙う。互いに次の1点を狙って激しいボディコンタクトのゲームは残り24秒で山内のシュートのこぼれ球を菊池煌が蹴り込んで同点に追いつく。一進一退の試合は2対2のドローに終わりPK戦で優勝カップを争うことになった。PK戦ではEINSGK西池が1本目をストップ。その後両チーム1本ずつ外し,最後は河野が蹴り込んで5対4で勝利し,初優勝を飾った。 |