6月25日(土)準々決勝 |
上富良野2−0(1−0)東神楽 |
得点者 |
山内(20分),荒田(35分)(上) |
東神楽 |
GK松橋 DF新田,砂川,西垣,豊口 MF黒澤,石川源,岡田,川上 FW富岡,菅野 |
上富良野 |
GK大澤 DF小坂,吉河,秋田谷,河内 MF高橋暁,菊池,佐藤 FW山内,村田(佛田),荒田 |
準決勝の第1試合は第1シードの上富良野と東神楽の対戦となった。上富良野は中盤で高橋がボールを配球し,菊地とともに中盤を形成。右から山内,左から村田が突破を図り,荒田が守備ラインの裏を狙う。東神楽は押し込まれる展開となるが,西垣を中心に粘り強く守備を行い,石川源のキープ力から打開しようとするが,上富良野の前線からのプレスを回避できず,なかなか相手陣内に進出できない。20分上富良野は,相手のビルドアップをパスカットし,山内が落ち着いてゴール左隅に決めて先制する。東神楽も終了間際富岡がシュートを放つが前半はこの1本のみに終わる。後半もボール支配する上富良野は,荒田を中心に何度か抜け出しシュートチャンスを作るが,東神楽もGK松橋が好判断で飛び出し,防ぐ。35分上富良野は高橋のラストパスに反応した荒田が貴重な追加点をあげる。その後も上富良野は何度も得点チャンスを作るがゴールは割れない。東神楽も西垣の後方からのFKに飛び出した岡田のシュートが唯一のチャンス。終始押し込んだ上富良野が3年ぶり33度目の上川代表決定戦へと進んだ。 |
富良野東・富良野西合同(3−1)東 川 |
得点者 |
畠山(8分),村井(24分),石野(25分)(富)O・G(11分),泉(58分)(東) |
富良野 |
GK下村 DF菊地(小河),大澤(原口,小川),大野,松山(加門) MF橋本,多湖,村井,相田,畠山(広瀬) FW石野 |
東 川 |
GK奥原 DF齋藤,伊藤,吉田,森 MF新谷,藤川,高橋一,森(大門) FW高橋友,早勢 |
準決勝第2試合は上代を争う常連校同士の対戦となった。序盤,富良野合同は相田,村井が中盤を作り,右サイドの橋本の突破から攻撃を組み立てる。富良野合同は菊地の左CKからこぼれ球を畠山が押し込んで先制点を奪う。さらに石野が縦へのスピードあるドリブルで仕掛けシュートを放つ。しかし11分左サイド高橋一からのクロスボールがO・Gをうみ,同点に追いつく。しかし富良野ペースは変わらず,石野,橋本が縦への突破から再三ゴールを脅かす。23分には田湖のスルーパスから橋本が右サイドからクロスボールを入れると逆サイドから村井がヘッドで合わせて勝ち越す。さらに24分には田湖の横パスからゴール前に進出した石野が合わせて続けざまに得点する。後半も富良野ペースで試合は進む。縦へのスピードのある攻撃は潜み始めたものの,全体のラインが相手陣内深く押し込み,菊地のCKや田湖のシュートはなどがゴールに迫るが東川GK奥原が防ぐ。東川も何とかトップの新谷の裏にボールを入れゴールに迫ろうとするが,富良野GK下村が広範囲のカバーリングでシュートチャンスを与えない。だが東川は一瞬の隙をつき,57分高橋友のラストパスから泉がゴール左隅に流し込んで1点差にまで迫る。しかし1点が届かず,富良野合同が3年ぶり2度目(富良野東・富良野西単独でも互いに20度目)の上川代表決定戦へと進んだ。 |