決勝 6月27日(日)東川ゆめ公園 |
中富良野0−0(0−0,延0−0)<PK4-3>東 川 |
中富良野 |
GK高橋 DF岡,手代,本田(小林唯),山澤 MF佐藤,岡山,横山,菊地,伊地知(中山) FW笹川 (高松)(小林蒼) |
東 川 |
GK上村 DF藤原,西潟,瀬良,新谷 MF濱邉,高橋旺,菊地,吉田,高橋友 FW浅野 (行天)(尾崎) |
互いにショートパスを中心に最終ラインからビルドアップするチーム同士の対戦となった決勝。序盤は菊地,横山が丁寧に中盤を組み立て,佐藤が前を向いてプレーする機会も多く,中富良野が押し込む。高橋旺がなかなかボールに触れず,押し込まれた東川だったが,立て続けのCKから東川の時間となる。吉田がゴール前でシュートチャンスを得るなどするが,得点には至らない。互いにリズムを取り合う展開は,菊地,横山がセカンドボールを拾う場面が増え,再び中富良野がボール支配率を高めだす9分には佐藤が中盤でインターセプトし,笹川にスルーパスゴール前まで進んだ笹川が伊地知にラストパスを送るが,GK上村が判断よく飛び出し防ぐ。12分には佐藤が抜け出し,シュートを放つが再び上村がキャッチする。東川は高橋旺が前を向いた時にはチャンスを感じるが,中富良野守備陣の集まりもよく,高橋旺のプレーに制限をかける。25分高橋友の縦パスを菊地,浅野とつないでシュートチャンスを得るが,GK高橋の正面となる。中富良野がやや優勢だった前半だが,東川CBの瀬良,藤原も堅い守備を見せる。中富良野のCB岡,手代もカバーリングの距離もよく,互いに決定機を作らずに前半を終えた。 後半の開始早々は中富良野の入りが悪く,動きが止まった感が見られる。東川は濱邉の中盤での回収率が高まり,右サイドの高橋友を基点にリズムをつかむ。この時間帯を自陣30の距離にブロックを敷きしのいだ中富良野は,徐々に盛り返す。岡の落ち着いた対処と手代のスピードでのカバーリングから佐藤が相手の背後にボールを送るが,GK上村がDFのカバーリングを忠実に行って対応する。右サイド新谷の数度に渡るインターセプトもあり,次第にゲームは東川がリズムを取り戻し,CKを何度もつかむ。49分の濱邉のシュート,52分の菊地のシュートなど,ゴールに近づく。57分には高橋旺のスルーパスから菊地が抜け出しGKと1対1となるが,GK高橋がシュートストップを見せ,ピンチを切り抜ける。追加タイムには中富良野佐藤,東川高橋旺が長いドリブルからゴールに迫るが,ゴールは遠く。試合は延長戦に突入した。 延長開始直後にも高橋旺のスルーパスから菊地がシュートチャンスをつかむが,またもGK高橋がシュートストップする。延長後半にも東川は行天,尾崎がゴールに迫るが,GK高橋が判断よく飛び出し,ゴールを死守する。追加タイムの笹川のCKも東川守備陣が懸命に守りPK繊維突入した。PK戦ではGK高橋のPKストップもあり,中富良野が勝利。二地区大会の初代優勝を飾った。
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