中富良野6−0(0−0)名寄東美深 |
得点者 |
佐藤(39分,57分)),岡山(42分),笹川(50分),高松(55分),手代(60+0分)(中) |
警 告 |
西田(名) |
名寄東美深 |
GK西田 DF桑原,矢北,太田(山本),宮川(谷) MF岡田(井上),森下,樋口,伊藤,斎藤 FW前田 |
中富良野 |
GK高橋 DF岡,手代,本田,山澤(小林唯) MF佐藤(金清),岡山(小林蒼),菊地,中山,伊地知(横山) FW笹川(高松) |
二地区と名称が変わった2年ぶりの中体連の開幕戦。開始早々は名寄東美深が前田,斎藤らが高い位置でプレスを仕掛けるが,それを手代を中心とした守備でしのぐと,徐々に中富良野のペースとなる。佐藤にボールを集め,トップ笹川をターゲットに,右サイドからは菊地が崩しにかかる。しかし,名寄東美深も矢北,伊藤を軸に粘り強く守備し決定機を作らせない。その後も中盤で佐藤が高いキープ率を発揮し,右サイドの菊地の前のスペースへスルーパスを再三送るが,名寄東美深も矢北が素早いカバーリグで対応する。GK西田も広い守備範囲で中富良野の攻撃の芽を摘む。27分の相手FWとの1対1も的確なポジショニングでストップする。前半は名寄東美深が粘り強く守って0対0で折り返した。後半も中富良野は右サイド菊地に加え,左サイドから笹川に横山がからんで両サイドに佐藤がボールを配球し攻撃を仕掛ける。しかしGK西田の攻守に阻まれる。38分の笹川のシュートもゴールポストをたたくなど,徐々にゴールに近づく雰囲気が出てくる。そして39分中富良野は横山のスルーパスから笹川が抜け出しセンタリング。ゴール前に飛び出した佐藤が合わせて先制する。さらに42分本田のセンタリングから最後は岡山が蹴り込んで追加点を奪う。50分には佐藤のスルーパスからDFのギャップに走り込んだ笹川が左足で流し込んで3対0とする。55分には岡山のCKから最後は高松がプッシュしてダメ押しの4点目をあげる。57分には小林唯のアシストから佐藤が5対0とする。追加タイムには手代が40mのFKを決めて6対0とした。 |
東 川5−0(0−0)美瑛鷹栖 |
得点者 |
高橋旺(43分,48分,50分,60+0分),尾崎(60+2分)(東) |
東 川 |
GK上村 DF藤原,西潟,瀬良,新谷 MF濱邉,高橋旺,浅野,高橋友(尾崎) FW菊地,行天(吉田) |
美瑛鷹栖 |
GK本山 DF鈴木,谷口,佐藤佑,濱坂 MF丹,長谷川,佐藤優,高瀬,佐藤幸 FW高崎 |
GK上村もビルドアップに加わって,丁寧なパスワークから攻撃する東川は,濱邉,高橋旺が中盤で組み立てを図ろうとする。しかし,美瑛鷹栖はコンパクトな陣形を保ち,最終ラインでは谷口がカバーリングのポジションをとり,攻撃の芽を摘む。さらに攻撃でも長谷川のつなぎから高崎が縦への意欲を見せる。開始早々こそ,行天のポストプレーや高橋友の右サイドから攻撃を仕掛けた東川だが,美瑛鷹栖の粘り強い守備に合い崩しきれない。逆に美瑛鷹栖の縦へのフィードは,東川守備陣を慌てさせる。密集して守る美瑛鷹栖に対し,組み立てのパスの精度に欠き,前線の動きも少ない東川は崩しきれない。美瑛鷹栖陣内でゲームは進めるが,スペースを生み出すことができず,ペナルティエリア内になかなか進出できない。谷口に合わせて鈴木,佐藤も堅い守備を見せ前半を0対0で折り返す。後半も東川がボールを支配し,美瑛鷹栖が粘り強い守備をする展開が続く。東川は浅野,高橋友の両サイドから攻めの糸口を探る。43分東川は右サイドの展開からクリアされたボールを高橋旺が拾ってゴール右隅に決め待望の先制点を奪う。この1点で勢いにのった美瑛鷹栖は,48分にも高橋旺がゴールを決める。高橋旺は50分にもFKのこぼれ球を拾ってハットトリックを完成させると,60分にも4点目のゴールをあげる。追加タイムには高橋旺のシュートのこぼれ球を尾崎がダメ押しの5点目を奪う。粘り強く守備し健闘した美瑛鷹栖だが,東川は高橋旺が全得点にからむ活躍を見せ,美瑛鷹栖を振り切った。 |
上富良野1−0(0−0)東神楽 |
得点者 |
高松(48分)(東) |
上富良野 |
GK風間 DF秋田谷,高畑,高橋,上田 MF小坂(菊池),齊藤,稲村,高松,荒田 FW島田(山内) |
東神楽 |
GK松橋 DF清水(佐藤),川村,西垣,豊口 MF川上,岡田,石川,角井,黒澤 FW菅野 |
序盤から上富良野がボールを支配し攻勢を仕掛ける。高松が中心となってスルーパスや縦パスを入れ,FW島田やMF齊藤,荒田が東神楽ゴールに迫る。東神楽は,清水,川村のCBを中心にコンパクトな陣形で対応。GK松橋の判断よく前に飛び出し,シュートストップする。攻撃でも石川,角井らが中盤からドリブルで仕掛け,上富良野ゴールに迫る。上富良野は何度かミドルシュート,ロングシュートを狙うものの,シュートの位置が遠く,東神楽ゴールを脅かすまでには至らない。また,島田への縦パスはGK松橋に抑えられる。序盤に高松が迎えた好シュートもGK松橋がはじいてCKに逃れる。前半は両チーム得点できず3試合連続で0対0で終える。後半に入っても同じような展開が続く。東神楽は岡田もからんで石川が前線に飛び出し,黒澤がシュートを放つが得点には至らない。48分上富良野は稲村の右CKのこぼれ球を高松が蹴り込んで待望の先制点を奪う。しかし,反撃に転じる東神楽は,石川を基点に何度も上富良野ゴールに迫る。しかし追加タイムのシュートチャンスもわずかに右に外れ万事休す。上富良野が高松の1点を守り切り,準決勝へと駒を進めた。 |