| 決勝 緑が丘１−０（０−０，延長１−０）広 陵 |
| 得点者 |
片岡（65+1分） |
| 緑が丘 |
GK荻原 DF米澤，宮野，浅川 MF福原（久保），今村，成田（片岡），黒川（小神），松田（湊谷），早坂（砂川） FW杉浦 |
| 広 陵 |
GK桑島 DF井上，原（菅原），蓮沼，松尾 MF千葉，林，岩本（小笠原），田中，寺崎 FW栗栖 |
| 戦 評 |
中体連，決勝…。天候は曇り。令和元年 度最初の優勝をかけた熱い戦いの幕が開けた。キックオフは緑が丘。開始早々の緑が丘・杉浦のループ気味のロングシュートはバウンドし，ゴール上に外れる。3分広陵・松尾のFKはトップの栗栖へ。競り合いになるが，緑が丘DFがクリア。4分，緑が丘は広陵陣内右サイドでFKを得る。広陵DFがのがれCKになるが，そのCKは得点につながらない。緑が丘は最終ラインからトップの杉浦にボールを集め，広陵DFを揺さぶる。広陵も組織的に粘り強く守り，突破を許さない。どちらも相手DFの裏へのパスを狙うが，素早い対応に阻まれ，ゴールへ迫ることができない。16分右サイドを攻めあがる広陵だが，緑が丘も激しいプレッシャーをかけ，ボールを奪う。21分緑が丘は，福原から中央で待つ杉浦へパスが渡るが，広陵DFが素早く戻り，ブロック。両チームとも前半残り5分のところで，やや疲れが見え始め，ロングボールが多くなる。27分広陵は田中がシュートを放つも大きくゴールを外れる。28分，緑が丘のコーナーキック。福原はけるがニアサイドの広陵DFがクリア。そのこぼれをもう一度福原がゴール前にクロスを上げ，黒川が頭で合わせるも，とらえられず。アディショナルタイムは1分。互いに得点なく，０−０で折り返す。後半のキックオフは広陵。広陵は右サイドの寺崎につなぎ，縦へ突破を試みる。32分緑が丘は右サイドを駆け上がった福原から黒川へのクロス。うまく合わせたが，GK桑嶋が好セーブし，DFがクリア。37分広陵はCKを得る。キッカーは田中。ゴール前に挙げるがクリアされる。 緑が丘は44分ハーフェーライン付近でボールを受けた杉浦が右サイドで待つ砂川に縦パスを送るが広陵DF蓮沼がスライディングでカットし，クリアする。両チームとも，後半に入ってもDFのラインコントロールが保たれ，決定的チャンスをチャンスを作らせない時間が続く。後半も残り5分。両チームともにフレッシュな選手を投入し，打開を図る。５６分の広陵のCK，ゴール前の混戦から千葉がシュートを放つが，ゴール上。アディショナルタイムは2分。広陵がやや優勢に試合を進める時間が続くが，ゴールに迫れず，勝負は延長戦へ。延長前半が始まり，互いにシンプルに前線へボールをフィードする。延長前半2分62分広陵は右サイドの千葉からのクロスに小笠原が強烈なボレーシュートを放つが，惜しくもゴール右にそれる。延長前半4分，広陵が立て続けにチャンスを迎えるが，緑が丘ゴールを割ることができない。延長前半も残りわずかとなったところで，緑が丘は杉浦が左サイドを抜け出し，ゴール中央で待つ片岡へラストパス。これを冷静に片岡が決め，緑が丘が均衡を破る。延長後半，同点に追いつきたい広陵は早めに前線へパスを送る。緑が丘は，しっかり跳ね返し，ゴールに迫らせない。ここで試合終了のホイッスル。激戦を制した緑が丘が１−０で勝利し，令和元年度初代優勝チームに輝いた。 |
