令和元年度上川代表決定戦


 

7月5日(金)名寄健康の森
緑が丘9−1(4−1)東 川
得点者 杉浦(9分,14分),成田(11分,33分),成田(29分),福原(42分),小神(46分,56分),砂川(50分)(緑)松山(6分)(東)
緑が丘 GK荻原(那須) DF米澤,宮野(清水),浅川 MF福原(中川),今村(木下),成田(久保),黒川,湊谷(砂川),早坂(片岡) FW杉浦(小神)
東 川 GK下関 DF菊地,山谷,柏倉,早川(石井) MF矢ノ目,溝口,山本,松山(浅野) FW日蔭,行天(高橋,西潟)
戦 評 上代Aピッチの初戦,緑が丘のキックオフで開始。直前まで降っていた雨が上がり,良いピッチコンディション。緑が丘は前に急がず,DFラインから冷静に組み立て,チャンスをうかがいながら縦をねらう。そこで,1分,早速14番の湊谷が裏に抜けて最初のシュートを放つがゴールを外れた。5分にも東川のゴール前の混戦を16番早坂がシュートを撃つも東川DFの堅守でCKとなるが,ゴールを奪いきれず。それに対して,東川は,チャンスを狙いながら堅守。6分には,11番松山が,緑が丘のDFラインでのパスを奪い,GKと1対1に持ち込み,冷静にゴール左側へ落ち着いてシュートを決めて先制した。しかし,9分,緑が丘10番の杉浦がDFからの縦の1本のスルーパスに抜け出し,スピードに乗ってGKを交わしてゴールし,同点打を決めた。さらに11分,緑が丘は,16番の早坂から10番杉浦への裏へ抜けるパス。それを杉浦は,落ち着いてゴール前にクロスボールを入れ,7番成田が冷静に頭で合わせてゴールをし,逆転した。それに対し,東川は,右サイドを6番の矢ノ目が素早いドリブルで抜け出してシュートをするがGK荻原が好セーブ。その後,速い攻撃で,緑が丘10番杉浦が右サイドからのクロスを合わせて3点目を決めた。18分,東川は左サイド9番日蔭から12番行天へスルーパスをし,GKとの1対1まで持ち込みチャンスを作るがGKの好セーブで得点を奪えず。東川は,7番松山にボールを集めつつ,サイドに開いた9番日蔭と6番矢ノ目を使いながら緑が丘ゴールを目指すが,緑が丘DFの堅守で奪えず。東川は,常に緑が丘のDFラインのパス回しの隙を狙い,26分には,12番行天が,コースを限定して9番日蔭が奪い,チャンスを作った。しかし,29分には,7番成田がドリブルでゴール前に持ち込み鮮やかな反転で,左サイドネットにシュートを決め,4−1で前半を終えた。後半は,緑が丘が,高い位置から守備をし,左サイドで7番成田が33分にキーパーの頭上を越えるシュートを決めた。42分,ペナルティエリアの外側でフリーキックを得た緑が丘は,壁をつくっている隙に5番福原が裏に抜け,GKの頭上を越えるシュートを決めた。46分に18番小神が,浮いたボールを落ち着いて収め,ゴール前に持ち込み,シュートを決めた。50分には,緑が丘砂川が追加点。56分には,東川のクリアボールを奪って18番がシュートを決めた。9対1で緑が丘中学校が勝利を収めた。
富良野西・富良野東合同 1−0(0−0)啓 北
得点者 仁科(48分)(富)
富良野 GK藤原 DF石川,馬場,山木,吉野 MF塩尻,石野,小川,仁科,上杉 FW高田
啓北 GK佐藤駿輔 DF尾崎,今井(田中),田口,佐藤駿希 MF森(茂木),芳野,山下,北川,土谷 FW岡田
戦 評 啓北のキックオフで始まった第一試合。 富良野西・東合同はフォワード高田からのクロスの折り返しをミッドフィルダー石川はファーストシュートを打てず。丁寧なポゼッションで前進を試みる啓北に対し,富良野西・東合同はシンプルに相手背後を狙う。4分富良野西・東合同のコーナーキックのチャンス.仁科のボールに山本が飛び込むも合わない。6分富良野西・東合同の高田が右サイドを抜け出しシュート。啓北GK佐藤のこぼれ球を石野がシュートするも枠をとらえられない。富良野西・東合同は高田と仁科がポジションを入れ替えながら啓北DF陣の背後を狙い攻勢が続く。10分,啓北右サイド山下のクロスを岡田がシュート。続くコーナーからの岡田のシュートは枠外へ。啓北は北川がボールに絡みだし,富良野陣内へ侵入しだす。17分啓北北川自らのドリブルで得たフリーキックは,クロスバーの上。啓北は右山下サイドから富良野を攻略。立て続けにコーナー得る啓北だが,富良野合同の馬場を中心としたディフェンス陣がしのぐ。23分富良野西ハーフライン上からの小川フリーキックを高田がシュート。啓北芳野のクロスを山下シュートは富良野西・東合同GK藤原がしっかりとキャッチ。残り5分を切り攻防が激しくなった26分,富良野西・東合同左からの仁科のクロスを高田がシュート。啓北山下フリーキックに芳野飛び込むもわずかに合わない。富良野西・東合同高田のクロスを石野のシュートはGK正面。一進一退の攻防が続いた前半はスコアレス。後半は啓北は左サイド岡田中心にサイド攻撃が活性化。富良野西・東合同陣内へ侵入。富良野西・東合同はフォワード北川をターゲットにして活路を見出そうとするも,啓北DF佐藤が粘り強い対応で阻止。36分啓北右山下からのクロスは合わず。37分啓北DF佐藤からのロングフィードに抜け出した岡田のシュートは富良野馬場が体を投げ出してブロック。啓北DFのうらへぬけた富良野西・東合同塩尻のシュートに啓北GK佐藤は触れないが,惜しくも枠外。両チーム目まぐるしく攻守が入れ替わり,一進一退の攻防が続く。42分啓北DF裏に抜け出た富良野西・東合同高田が得たコーナーキックは合わない。このコーナーキックのセカンドボールからのカウンターにタイミングよく裏に抜け出た啓北岡田だが,富良野西・東合同GK藤原が的確な判断で距離を詰めストップ。46分富良野西・東合同仁科のコーナーキック,ゴール前の混戦のこぼれを山下がシュートするも枠外。47分啓北山下のドリブルを富良野西・東合同小川がスライディングで阻止。続くコーナーのピンチもGK藤原がしっかりキャッチ。48分.富良野西・東合同は高田のしかけからサイドを湧き上がる塩尻へパス.そこからゴール中央で待つ仁科へパス.仁科が落ちついてゴールを決め,待望の先制点が入る。追いつきたい啓北は左サイドを中心に圧力をかけるが,富良野西・東合同は一人一人の寄せが早く,啓北に自由にプレーさせない.54分啓北のコーナーは.ゴール前の混戦のこぼれを北川シュートはヒットせず枠外へ。56分左サイドから北川の侵入からのクロスはクリア.58分啓北岡田がペナルティーエリアに侵入するもクリアされる.攻防が一段と激しくなった59分,啓北芳野のシュートはGK正面。追加タイム1分の啓北コーナーキックからのヘディングシュートも富良野GK藤原がしっかりキャッチ。 両チームの拮抗した戦いは貴重な先制点を守り切った富良野合同が1対0で勝利し,準決勝へコマを進めた。
広 陵2−1(1−0)鷹 栖
得点者 栗栖(12分),O・G(40分)(広)長谷部(52分)(鷹)
広 陵 GK桑島 DF井上,原(松尾),蓮沼,菅原(長尾) MF千葉,林,岩本,田中,寺崎(小笠原) FW栗栖
鷹 栖 GK佐々木(佐野) DF渡辺,鈴木,長谷部 MF藤川,藤信,相内,加藤北,加藤聖 FW鈴木彩(谷口),楠本
戦 評  上代Aピッチ2試合目。曇り空,微風の中,試合が始まった。キックオフは鷹栖。2分広陵は左サイドからのクロスに栗栖が頭であわせるがゴール左上に外れる。鷹栖は,相内を起点にシンプルに前線にボールをフィードし,攻撃を組み立てる。4分の鷹栖の右CKはゴールラインを割り,チャンスにならず。6分広陵の右CK。田中のキックは味方に合わず。広陵も田中が中央で起点となり,前線でまつ栗栖にボールを集め,鷹栖ゴールに迫る。12分広陵はペナルティエリア中央付近でボールを受け,シュートを放つと,そのままゴールに吸い込まれ,広陵が先制する。(前半15分〜雷による30分間の中断)鷹栖のスローインから試合再開。両チームとも試合再開後も集中を切らさない。16分の広陵のCKは,鷹栖DFが大きくクリア。広陵は両サイドへ展開し,トップの栗栖へボールを集める。右サイドの寺崎も鷹栖DFの裏を狙い,ゴールを目指すが,鷹栖DFの固い守備に阻まれる。25分鷹栖のCK。相内がゴール前に挙げ,こぼれ球を加藤聖がシュートするが,広陵DFがクリアし,ゴールならず。前半を終え,1−0,広陵リードで折り返す。 後半,広陵のキックオフでスタート。風上に立つ広陵はロングボールから鷹栖陣内に押し込むが,ゴールに迫れない。32分の広陵のCKは,ゴール前へ。鷹栖GK佐々木がパンチングではじいたボールを寺崎がシュートするが味方に当たり,ゴールならず。38分田中から鷹栖DF裏へのスルーパスに寺崎が反応し走り出すもオフサイド。40分広陵のCKは鷹栖DFの選手に当たりOGとなり,広陵が2−0とリードを広げる。鷹栖も粘り強く守り,カウンターで得点のチャンスをうかがう。しかし,広陵は蓮沼を中心に固い守りで,鷹栖の攻撃の芽を摘む。広陵の攻め込む時間が続くが,鷹栖もDF鈴木を中心に広陵の攻撃を跳ね返し,決定的チャンスを作らせない。52分鷹栖は藤川がゴール前でファールを受け,FKを得る。これを長谷部が直接決め,1点差に迫る。互いにフレッシュな選手を投入し,得点を狙う。試合時間残り3分を切り,攻防が激しくなる。アディショナルタイムは2分。勢いを取り戻した鷹栖は,前線に早めにボールを集める。広陵もプレッシャーをかけ,突破を許さない。ここでホイッスル。2−1で広陵が準決勝へコマを進めた。
忠 和 1−0 (1−0)上富良野
得点者 山崎(27分)
忠 和 GK小林 DF内嶋,木戸,本間,伊藤 MF伊山,角田,國井 FW山崎,平間(龍野),大高
上富良野 GK広瀬 DF山田,村田,小玉,高松 MF伏見,吉田,小松,多湖,森井(佐藤) FW山谷
戦 評  立ち上がり忠和は,國井,山崎,角田を中心に中盤から攻撃を組み立てる.対して上富良野は奪ったボールをシンプルに前線へ送り忠和DFラインの背後を狙う.上富良野の多湖がロングボールに反応しオープニングシュートを放つが,徐々に忠和が押し込む時間が長くなる.7分に忠和はスローインから山崎が頭ですらし角田へ送るとシュートはDFに当たり枠をとらえることはできなかった.11分には上富良野DFの縦パスをインターセプトした伊山がFW平間とワンツーを決めシュートを放つも惜しくもゴールの左に外れる.14分雷が鳴り中断に入る.40分の中断後,13:00より上富良野スローインで試合再開.再開早々15分,角田から左サイド山崎に出ると上富良野DFラインを突破し,中央へをり返す.そのボールに大高が反応してシュートを打つがゴールならず.22分忠和はサイドバックの木戸から右サイドに流れた國井へ縦パスを送ると中央の山崎へ,DFをワンタッチでかわすとドリブルでもう一人かわしてシュートを打つがバーの上に外れる.27分コーナーキックを得た忠和は,角田のキックを山崎が頭で合わせて待望の先制点を得た.これまで再三のピンチを小玉を中心とした上富良野DFがよく守っていたが,コーナーではマークを外してしまった. 後半もDFラインから丁寧にビルドアップする忠和が優勢にゲームを進める.両サイドバックの内嶋,木戸に加え,センターバックの伊藤も左サイドまで出てビルドアップにかかわる.46分忠和内嶋から左サイドでボールを受けた大高がライン際で粘り伊山へ送ると伊山から國井にわたりシュートまでつなげたが追加点にはならず.時折カウンターを試みる上富良野に対して本間を中心とした忠和DFは,落ち着いて対応する.アディショナル表示5分があった後,上富良野小玉がポジションを上げパワープレーを仕掛け何度かボールをキープするも,チャンスを作ることはできない.終始,危なげない試合展開で忠和が上川代表決定戦の一回戦を勝利した.両チームとも雷による中断等にも集中力を切らすことなく,しまった試合だった. 






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