第71回旭川中学校連盟体育大会サッカー大会


 

準々決勝 6月27日(水)東光スポーツ公園
永 山5−1(2−0)永山南
得点者 串田(5分,24分),荒木(47分),土井(55分),O・G(58分)(永)山口(南)
永 山 GK伊藤(糸田) DF金子,五十川,佐竹(蛯名),工藤 MF串田,西村空,土井,西村柊 FW荒木,平山(中村)
永山南 GK黒田 DF若林,澤田,小森 MF前川原,加藤(山口),鹿野,荻原 FW近江,菊地海,沼倉
 激しい雨の中,上川代表決定戦へのキップをかけた永山対決,試合開始から永山が激しいプレッシャーをかけて相手陣内で試合を進める。5分,細かいパス交換から右サイドを崩し,土井のセンタリングを串田が頭で合わせ永山が先制する。その後もスリッピーなグラウンドにもかかわらず永山が串田を中心に正確なパスをつなげて永山南のゴールにせまる。それに対し永山南は鹿野,萩原がシンプルにディフェンスラインの背後を狙って菊地海を走らせる攻撃を繰り返す。その後はお互いラストパスの精度を欠き,シュートまで至らない展開が続いたが,24分,永山はCKのこぼれ球を串田が押し込み追加点をあげる。後半も永山南はディフェンスライン裏へのパスと,ミドルシュートを狙っていく。永山は右サイド土井を走らせてチャンスをつくる。47分,永山は右CKから西村柊のシュートをはじいたところを荒木がシュート,ダメ押しともいえる3点目をあげる。さらに永山は55分,交代した中村が持ち込みGKをかわしてラストパス,土井が詰めて4点目をあげる。さらに58分,右サイドが入れたセンタリングを永山南DFがクリアしきれずオウンゴール,5点目となる。永山南はアディッショナルタイム,菊地海が右サイドをドリブル突破しセンタリング,山口が頭で決め一矢をむくいる。しかしここでタイムアップ,地力に勝る永山が勝利をおさめ,6年ぶり8度目の準決勝進出を果たした。
広 陵4−0(1−0)附 属
得点者 高橋(23分),藤澤(39分),栗栖(44分,58分)(広)
広 陵 GK堀 DF河野,牛田,柄澤,井上 MF小笠原,藤澤,宮田,野澤,橋 FW栗須
附 属 GK櫻井 DF北野,角地,土谷,阿久津 MF山田,内田,齋藤,西川 FW山本
 雨の中,スリッピーなピッチコンディションでの上川代表決定戦の出場をかけての戦い。両チームとも1−4−2−3−1スターティングフォーメーションでの前半がスタートする。3ラインをコンパクトに守備ブロックを形成し,プレッシングをかけ中盤での攻防が繰り広げられる。開始早々,広陵は2分左サイドから小笠原が仕掛け,折り返しを宮田がフリーでシュートするがポストに阻まれる。続く7分,GKがペナルティボックス外に出たところを,広陵小笠原が無人のゴールを狙うが,おしくもゴール左にそれる。徐々に広陵がフィジカルとスピードの優位性を生かし,両サイドからの崩しからゴールへ向かう回数が増える。対する附属は,広陵の右アウトサイド宮田,1トップ栗須の推進力あるプレーに全体的に守備ブロックが下がり始め,ボールホルダーに対してのプレスがかからなくなる。18分藤澤からのスルーパスに栗須がダイアゴナルランでペナルティボックス内に侵入しシュートするが,附属GK櫻井のファインセーブでゴールには至らない。広陵は23分,河野のフリーキックを附属GK櫻井がファンブルしたボールを高橋が押し込み,待望の先制点を決める。前半を広陵リードで1対0で折り返す。 さらに雨が強くなり,後半がスタートする。1点のビハインドを追う附属は,ボールホルダーへのプレススピードをあげ,積極的にボールを奪いゴールへ向かう意識が高まる。附属は,38分齋藤のFKから混戦の中,広陵GK堀のファインプレーで附属の攻撃をしのぐ。39分,宮田が右サイドからのスピードある仕掛けからシュート。GKがファンブルをしたボールに,フリーになった藤澤が押し込み,追加点を決める。引き続き44分広陵宮田が再び右サイドでの仕掛けからのクロスに対して,ペナルティボックス内にパワーをもって侵入した13栗須がボレーで落ち着いて決め,3点目をあげる。附属も齋藤,内田を前線にポジションを上げて攻撃の枚数を増やし,パワープレーに出る。奪ったボールを早く前線につけ,ゴールを目指すが広陵DFラインも集中して守備をし,附属の攻撃を封じる。58分,広陵右サイド齋藤のクロスから再び栗須が冷静に決め,4点目をあげる。その後附属もあきらめずにゴールを目指すがタイムアップ。広陵が個の強さ・スピードのストロングポイントを発揮し,2年連続13度目の上代出場,準決勝に進出した。しかし敗れはしたが,最後まで粘り強くゴールに向かった附属イレブンに拍手を送りたい。
緑が丘4−0(1−0)北 門
得点者 高村(30+0分),阿部(33分),O・G(47分),杉浦(60+3分)(緑)
警 告 平林(緑)
緑が丘 GK山本 DF藤澤(田中),大村(河合),八島,平林(米澤) MF武田(渡部),西條(堀田),辻(松田),村(安部) FW野原(杉浦),阿部慧
北 門 GK金森 DF澤田,蔦森,佐々木,高取 MF村川,播多,水谷(船田),柏原(山岡) FW渕柳,影近
 降りしきる雨の中,上川代表決定戦へのキップをかけた緑が丘と北門の試合が始まった。緑が丘は北門DFの裏へのパスを狙いチャンスをうかがう。北門は淵柳のドリブルから中央突破をねらう。11分,緑が丘西條のドリブル突破から北門DFの裏へのスルーパスは惜しくもオフサイド。12分緑が丘西條からのパスを受けた阿部慧の強烈なシュートは,わずかにキーパーが触り,ゴールポストにあたってゴールならず。緑が丘の攻勢の時間が続くが,北門も体を張り得点を許さない。20分,緑が丘は左からのクロスを野原が受けシュートを放つがDFにあたり,コーナーキック。そのコーナーキックに藤澤が頭で合わせるもクロスバーにあたる。22分緑が丘阿部が右サイドへ斜めに走り込み,ゴールに迫ろうとすると,ゴールキーパーがたまらずファール。PKを得た緑が丘だが,西條のシュートはポスト左に当たり得点できず。前半のアディッショナルタイムは2分。その直後,緑が丘村の左サイドからのシュートはゴール右へ吸い込まれ,緑が丘が先制し,前半を終える。 後半スタート。31分緑が丘番大林のシュートはゴールポストの上に外れる。33分緑が丘番西條が右サイドをドリブルで崩し,GKを交わしゴール中央に待つ阿部にパス,それを阿部が冷静に決め,緑が丘が追加点をあげる。北門も前線に張っている渕柳,影近にボールをつなぎ攻め込もうとするが,緑が丘DFの素速い対応にあい,ボールを支配できない。47分O・Gで緑が丘に3点目が入る。51分,緑が丘阿部慧の右サイドからのシュートはゴール左に外れる。苦しい時間の続く北門だが,集中を切らすことなく,粘り強くDFを続ける。緑が丘,北門ともにフレッシュな選手を投入し,運動量を増やす。アディッショナルタイムは3分。互いに決定機を欠き,膠着状態が続く。試合終了間際,緑が丘杉浦が左サイドでパスを受け,ハーフウェイライン付近からドリブル突破。GKもかわして,無人のゴールにシュートを決めて4対0。緑が丘中学校が3年連続30度目の上川代表決定戦に駒を進めた。

忠 和1−0(1−0)神 楽
得点者 山崎(58分)(忠)
忠 和 GK小林 DF高橋,大高琳,内嶋,本間 MF中西(佐藤),土井,角田,森川,山崎 FW小坂 
神 楽 GK熊谷光 DF栗原,松本,柏木,大野 MF川田,藤本爽,藤本周,鈴木(熊谷),松田 FW内藤
 12時,両チーム上川代表かかけたこの試合。気迫のこもった戦いが始まる。 忠和は,降りしきる雨の中ポゼッションサッカー。開始早々,小坂から山崎を狙った裏へ狙うパスを出すがつながらず,しかし小坂,土井,山崎を中心に厚みのある攻撃を仕掛ける。一方神楽は中盤の藤本周を中心に藤本爽,内藤がドリブルで仕掛けながらラストパスを出すが決定機を作れない。開始9分,忠和の山崎が右サイドからのクロス上げ小坂がシュート,この日最初のシュートはゴールの枠をとらえることができない。11分神楽も反撃に入り,センターバックの柏木から川田に繋いだボールを内藤へのスルーパスを出しシュート。忠和の小林がセーブしコーナーキック。さらに18分内藤がドリブルで持ち込みシュート,忠和DFの本間がこれを凌ぐ。さらに柏木からのロングボールを出すも前線の選手と合わずにシュートまで行くことができない。25分忠和は,ヤマザキを中心に右サイドからえぐって攻撃を仕掛け,折り返しを土井がスルーし,小坂がシュート,しかしこれも枠を捉えることができない。さらに小坂右サイドからの折り返しを山崎がシュート,前半戦は0対0で終える。 両チーム気合いを入れ直し後半戦スタート。神楽が攻勢を強め,開始から右サイドの川田がドリブルで抜け出しチャンスを作る。39分川田,松本のワンツーから右サイドに抜け出しクロスボールを上げコーナーキックのチャンスを作るも,忠和のカウンター,柏木が全力で戻り凌ぐ。リズムをつかみたい忠和は,角田がドリブルで仕掛け中西,小坂に繋ぎシュート。これを神楽松田が凌ぎコーナー。徐々に忠和が流れをつかみだし,中西がドリブルシュート,神楽栗原が粘りのディフェンスで何とか凌ぐ。後半も折り返しを迎え神楽はこれまで献身的にディフェンスをしていた柏木をトップに上げ得点を狙いに行く。48分中盤でフリーキックを得た神楽は,柏木がロングシュート。決定とはならず。忠和が攻勢を強め神楽ゴールに迫るがセンターバックに下がった藤本爽,栗原が粘りのディフェンスを見せる。後半も残り10分を切って,柏木に繋ぎたい神楽だが忠和の好ディフェンスを崩すことができない。神楽の鈴木,途中出場の熊谷も小柄ながら身を呈した粘りのディフェンスを見せる。忠和サイドバックの橋が攻撃の起点となり,逆サイドに流れた角田へサイトチェンジ,山崎に繋いでこれをシュート。56分小坂から大高に繋ぎエリア内で混戦となったが粘る神楽のゴールネットを揺らすことができない。延長戦も覚悟の残り2分。ついに忠和がコーナーキックから弾かれたボールを山崎がミドルシュート。これが決勝点となり,熱い戦いが終わった。両チームとも,最後まであきらめない姿勢で戦う姿勢を見せてくれたが,忠和が3年ぶり6度目の上川代表決定戦出場を決めた。






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