平成３０年度中体連サッカー大会決勝。曇り空，微風の中，永山対忠和の試合は，忠和のキックオフでスタートした。互いにサイドからの攻撃で様子をうかがう。ファーストシュートは忠和。ゴール上に高く外れる。７分，忠和は，小坂がセンターサークル付近から左サイドをドリブルで駆け上がり，右サイドにクロスを上げるが味方の足に合わず，スルーとなる。１０分，永山は中央でボールを受けた串田から右サイドの土井にパスが通り，土井がシュートを放つがゴール左に外れる。永山は，平山・荒木・串田が中心となり攻撃を展開するも忠和のプレスが速く，忠和陣内深くまで持ち込めない。忠和は小坂の足を生かしながらサイド展開を繰り返し，永山ゴールへと迫る。２０分を過ぎ，互いに決定的チャンスは生まれず，０－０のまま緊迫した状況が続く。２５分永山は平山がドリブルで右サイドの突破から中へ折り返すが，荒木にうまく合わず，，忠和ＤＦにクリアされる。直後のコーナーキックもうまく頭に合わず，ゴールを脅かすことはできない。２８分永山は右サイドで得たＦＫを串田がゴール左にいる金子に合わせる。しかし，うまくボールコントロールできず，シュートできずに終わる。前半０－０で折り返す。後半開始，３１分，忠和の左からのＣＫ。土井の高いボールはゴールラインを割り，ゴールキックとなる。３３分永山のＦＫは忠和ＤＦが大きくクリア。３６分永山は左サイドからパスを受けた荒木が忠和ＤＦを中央で引きつけ，右サイドで待つ串田にラストパス。串田が冷静にキーパーの頭を越えるループシュートを決め，先制する。リズムをつかんだ永山は攻勢に出る。しかし，忠和も体を張った守備で追加点を許さない。４４分右サイドでボールを持った土井がクロスを上げる。西村（空）があわせに行くが，入らず。４６分忠和は小坂が相手ＤＦと１対１になり，ドリブル突破を仕掛け，シュートするがゴール左にそれる。５４分永山は右から荒木がシュート性のクロス。これがニアサイド吸い込まれ，永山がリードを２点に広げる。忠和も最後まであきらめず攻撃を仕掛けるが，永山ゴールはこじ開けられず，このまま終了のホイッスル。永山が6年ぶり5度目の優勝を飾った。  |
