平成25年度 上川代表決定戦


決勝 7月13日(土)
北門2−1(1−0)広陵
得点者 得永(20分,59分)(北)小林(58分)(広)
北 門 GK中村昴 DF森淳,中村宏,大西,能代 MF伊藤和,瀧川,高柳,畑,田中 FW得永 交代/FP石澤
広 陵 GK越田 DF坂牛,石橋,山中,藤田 MF西池,甲斐 FW熊谷,小原,小林,井上 交代/FP藤原,森本,星
 決勝は中連旭川大会の決勝と同一カードである広陵と北門の再戦となった。気温の高い中での2戦目となり両チームとも体力を消耗した中でのスタミナがポイントとなると予想された。広陵は甲斐が中盤の底でボールを拾い,西池にボールを集めて展開を図る。一方の北門は得永,伊藤のホットラインからDFのギャップに走り込み,チャンスをうかがう。2分には西池のスルーパスから井上がクロス,小林がヘッドで狙う。さらに5分には西池のショートパスから甲斐がミドルシュートで北門GK中村昴を脅かすなど,広陵ペースで試合は進む。北門も得永,伊藤の前線でのためから2列目がスペースに飛び出し,8分には得永の横パスを受けた瀧川の左足のシュートがゴールバーをたたくなど,隙あらば得点できるチャンスを常にうかがう。中盤で西池にボールが集まると,広陵は自在な攻撃を開始する。小林のポストプレーから甲斐,西池が前を向いて,両サイドの井上,熊谷を自由に動かし,北門守備陣を崩しにかかる。北門は広陵のビルドアップのボールを前で奪い,ショートカウンターかゴールを脅かす。20分北門はその狙い通りに伊藤が相手のボールを奪って得永にスルーパス。絶妙のタッチで前に抜け出した得永が縦に抜け出しGKの横を左足で破って先制点を奪った。前線と最終ラインが間延びし始めリズムをつかめなくなった広陵は西池を高い位置にあげ、ゴールに近いところでプレーさせ局面の打開を図る。26分広陵は小原の逆サイドへのロングパスに井上が抜け出してGKと1対1となるが,GK中村昴が判断よく位置取りしCKに逃れる。西池のパスワークに苦しみながらも,ゴール前で中村宏が最後に広陵の攻撃を弾き返し、前半は1対0で北門がリードを奪って終えた。 後半に入り序盤は広陵がリズムをつかむ。前半はプレー機会の少なかった小原にボールが集まり始め,西池とのコンビネーションから細かなパスワークで北門守備陣をゆさぶる。しかし,最後のハイクロスには中村宏がヘディングで弾き返す。1点のアドバンテージを握る北門は重心を後ろに下げてややディフェンシブな戦い方をとる。そのため攻撃を得永,石澤の単発なしかけに限定され,広陵として注意を払うまでには至らない。攻撃時でもGKも含めて7人が守備に重きをおく北門に対して広陵の攻撃が崩し切れるか,中連で追加タイムに2点を奪われたセットプレーに北門がどうしのぐかに飲水タイム後の試合のポイントは移っていった。50分,これまで最終ラインで奮闘してた中村宏が負傷で退場。その直後高柳が右サイドをドリブルで突破し北門に勇気を与えるプレーを見せる。北門は得永を最終ラインに下げ,広陵の攻撃にそなえる。52分広陵は小林が負傷退場で退く。53分広陵は西池のパスから小原が受けて中へカットインし強烈なシュートを放つが中村昴が足でブロックする。58分またしても広陵は,西池のCKを交代で再出場したばかりの小林がヘッドで合わせて同点に追いつく。追加タイム北門はDFラインから森淳の前線へのロングフィードを得永が競り合いながら前に抜け出し、そのまま強烈なシュートを叩き込み全道への決勝ゴールを叩き込んだ。苦しみながらの全員の力で粘り強く戦った北門が2年ぶりの全道大会出場を決めた。




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