決勝 9月16日(月)カムイの杜サッカー場 | |
北 門2−1(0−1)永 山 | |
得点者 | 伊藤(36分),石澤(45分)(北)幸田(12分)(永) |
警 告 | 佐々木,山崎(永) |
北 門 | GK中村昴 DF森淳,中村宏,大西,釜土(田中) MF瀧川,能代,畑,伊藤和,高柳(石澤) FW得永 |
永 山 | GK大沼 DF堂谷,山崎,鈴木佑,増子 MF森,北川,幸田,鈴木祥(布施) FW佐々木,板橋 |
ブロックカブスの2位3位が順当に勝ち上がった決勝。雨のためスリッピーなピッチコンディションだが,両チームともシンプルにボールを動かし,DFラインの背後のスペースを狙う。北門は能代,高柳の両アウトサイドからのクロスに対し,ワントップの得永がダイアゴナルに侵入しチャンスをつくる。永山は幸田と佐々木のホットラインからシュートチャンスを作る。ゲームが動いたのは12分,北門陣内でボールを奪った佐々木の絶妙のスルーパスにタイミングよく走り込んだ幸田がドリブルから先制点を決める。その後も永山は幸田を中心に攻撃を進め,佐々木のヘッドなどで北門ゴールを再々脅かすが,GK中村昴の好セーブと,ブロックを形成した集中した守備で追加点を与えない。後半立ち上がり,激しいプレスをしかけ,攻勢に出る。この気迫から得たFKを伊藤が地を這うような強烈なシュートで直接決めて開始1分で同点に追いつく。この1点で北門がペースを握り始め,永山陣内で攻め込む。45分,中盤で田中が左サイドのスペースに飛び出した伊藤にスルーパス。伊藤が折り返すと無人のゴールに石澤が流し込み逆転に成功する。その後も北門は67分にPKのチャンスを得るなど,前がかりになった永山の背後を突いてカウンターからチャンスを得る。永山もCK,FKからチャンスをつかむが一歩及ばず。2対1で北門が勝ち,4年連続で高円宮杯北海道ユースへの出場権を獲得した。 |